私は、若い頃ちょっとした軽い事故が原因で、後にきちんとした病名がつくまで約5年以上もの間、病院を何度も変えて、その都度、原因はよく分からないとされながら「ストレスじゃないか」と言われ続けた経験があります。
そうじゃなくても、体の不調を訴えた時に、その原因を「ストレスですね」って言われた事ってありませんか?
ってなりません?
私はもう、そのうち「ストレス」っていう言葉自体がストレスになっていました。
だから今でも「ストレスですね」って言われる事が結構なストレスです。
でも、
って大声でトンチンカンな八つ当たりをわめき散らしていれば、自分のストレスは発散できるので、私は問題ありません。
でも、この子達…動物たちの事となったら話は別です。
私にとって何よりも大切なニョロリン達にかかる「ストレス」この4文字は大問題です。
※お医者様には随分お世話になりました。
ありがとうございました。
ストレスが原因で死んでしまうフェレットがいる
フェレットなど動物の体は
- 自律神経系
- 内分泌系
- 免疫系
という3つの機能でコントロールされ、守られています。
これらの機能は恒常性を維持しようとする体の働きによって保たれていますが、ストレスによる刺激があると、ストレス状態を克服しようとするために、かえって体のバランスがおかしくなってしまいます。
癌や寄生虫、細菌感染など、ストレスが原因といわれる病気は多々あります。
すぐに病気になるわけではないにしても、ストレスの多い暮らしはフェレットに負担をかけ、病気になりやすい状況を作ってしまいます。
フェレットがどんな動物なのかを理解し、フェレットに適した飼い方をすることで、フェレットをストレスから遠ざけてあげる事が必要です。
フェレットにかかるストレス
ストレスとは「ゴムボールに圧力をかけ、凹んでゆがむ」こと
ゴムボールが体、その圧力がストレスの原因、凹んだ歪みがストレスだとイメージすると分かりやすいと習いました。
どこが分かりやすいって?全然ピンときませんけど?…って本当は思っていたりもするのですが、この子達の体が見えない何かに圧されて凹んだり歪んだりだなんて、想像するだけでも恐ろしいです。
ちなみに、今日のアイキャッチ画像は凹んで歪んだゴムボールで遊ぶ可愛いうちのフェレっ娘、エルちゃんです。
よく分からなくても何でも良いから、とにかくそのストレスってやつを遠ざけてあげたい!!
体に加わるストレス
- 体調不良による不快感
- 気圧による変化(人間でいう低気圧症(気象症)⇒ドクターズガイド「低気圧と体調の関係」)
- 痛み、痒み
- 運動不足(自由に放牧させてあげたり、たくさん遊んであげて下さい)
- 等
環境によるストレス
- 不適切な温度、湿度(暑いのはダメです。かといって寒すぎるのもダメです。)
- 騒音(一日中点けっぱなしのテレビの横にケージを置いたりしないであげて下さい)
- 日照(陽当りの良すぎる場所にケージを置かないであげて下さい。夜型の生活をおくるあなたは、せめて夜ニョロリンが眠っている間はケージに布をかけるなどして暗くしてあげて下さい。)
- 広さ(狭すぎるのは問題外ですが、広すぎるケージにはハンモックなど安心して休める場所も必ず用意してあげて下さい。)
- 急な環境の変化(引っ越し、遺棄、等。お迎え症候群※もこの一つです。少しでも軽くしてあげるよう努めてあげて下さい⇒多頭飼育の準備)
- 等
※お迎え症候群には「心が感じるストレス」も、もちろんあります。
心が感じるストレス
- 恐怖
- 不安
- 怒り
- 警戒
- 等
取り除いてあげられるストレスは全部取り除くのが飼い主の務め
気圧による物はほぼどうしようもありません。
でも、飛行機に何度も乗せたりするのはニョロリンの為にやめてあげて下さい。
フェレットは気圧の変化に弱い事が、当たり前のように知られている今ではもう、そんな事をする飼い主さんはいないと思いますが、昔はイベントや何かに参加するために日帰り旅行に飛行機を使い、フェレットを同行させる飼い主さんが結構いたのです。
当時、それを知った獣医さんが
とブチ切れていました。
飼い主さん皆にそれぞれ色んな事情があるかとは思いますが、獣医さんのこの言葉をあえて記載しておこうと思います。
体調不良や痛みや痒みは、適切な処置で取り除いたり軽減させてあげられます。
そうやってストレスから少しでも遠ざけてあげて下さい。
環境の変化もあなたが少し気を付けてあげるだけで、そのストレスは随分軽減させてあげられます。
面倒臭がらずにきちんとその子の為に1つずつ丁寧に取り除いていってあげて下さい。
心が感じるストレスを取り除くにはやっぱり心と言葉しかないって思う…占い師だから
私はただの占い師です。
アニマルコミュニケーションはまだ勉強中です。
ここから先は私が「分かった」だけのお話しです。
その先のコミュニケーション(言い聞かせ)はあなたが直接してあげて下さい。
それでも不安な時、それが出来ないと思った時は、その道のプロ「アニマルコミュニケーター」さんに「アニマルコミュニケーション」をお願いしてみたりすると良いんじゃないかなって思います。
「お留守番」ちゃんと教えてあげていますか?
病院へ連れて行っても
「何も問題はない」と言われたけど続く下痢の症状。
「フードが合わないのかも」と色々試しているけどなかなかぷりぷりウンチにならない。
そんな時の原因の1つに
「心が感じるストレス」があるかもしれません。
- 仕事が変わってニョロリンと遊ぶ時間が少なくなってしまった。
- 残業続きで帰宅が遅い日が続いてしまう。
- いつもは一緒に過ごしていた休日、友達と遊びに行く機会が増えた。
- 等々
理由は色々あるかとは思いますが「お留守番の時間が長くなった事」が寂しかったり不安にさせてしまうストレスになる事があります。
そんな時はちゃんと「言ってきかせて」あげて下さい。
この子達はとても頭が良いから、ちゃんと聞かせれば分かるんです。
ちゃんと分かるように説明してあげていますか?
今までちょっとお話しさせてもらったニョロリンから、分かった(私が感じとった)事=私の勝手な解釈です
- 「いつ帰ってくるのか分からない」から「ずーっと待ってるのがイヤなの」
- 「トケイ(〇時)って何?」
- 「ちょっと出かけてくるね」の「ちょっとってどれくらい?」「どこに行くのかとか誰と遊ぶのかとかそういうのもちゃんと教えて欲しい」
- 「人間とおしゃべりするみたいにちゃんと話してほしい」
- 「何にも言ってくれないから分からないだけだよ」
- 等々
全部
「寂しくなっちゃう」=「不安」=「ストレス」
なんじゃないかと私は思いました。
時計の読めない子供に「7時に帰るからそれまで待っててね」と言ってもダメなのと同じです。
ちょっと面倒臭い彼女に「最近、全然会ってくれないじゃない、なんで何にも教えてくれないの?!」と詰め寄られている感覚になって下さい。
「説明」ってそういう事です。
この子達にも「分かるように教えて」あげて欲しいんです。
「そんな事言ったって分かるはずないじゃん」って思わないで下さい。
そんな事を言うあなたにぜひ聞きたいのは「どうして分からないなんて事が分かるんですか?」です。
プロのアニマルコミュニケーターさんが「コツ」を教えて下さいました。
「いつもより少し遅くなるよ」とか「かなーーり遅くなるよ」「夜遅くなってから帰ってくるよ」「よろしくね」みたいな事でも良いと思います。
ちゃんと対峙して「行ってきます。お留守番お願いね。」くらいは伝えてあげて下さい。もちろん帰ったら真っ先に「ただいま!お留守番ありがとう」
それだけでも全然違うと思いますよ。
って。
これ、意外とうっかりな方、多いです。
「出かける(帰った)時、いつも寝てるから」ってそういう方はおっしゃいます。
じゃあ、起きた時に「言ってますか?」って聞くと「あっ!!」って言います。
ねっ?そういう事だと思うんです。
「ちゃんと言ってあげて」みて下さい。
本当にそんな事?って思っても構わないです。
試しにで良いから「ちゃんと伝えて」あげてみて下さい。
私は直観系の占い師ですよ。
「ちゃんと伝わるから大丈夫!」ってあなたに言います。
「占い師だからそれも分かるんです」という自信があるんです…って、まあこれは、昭和のオカン的「根拠のない自信」かもしれませんけど(笑)
病院へ連れて行ってあげたり、フードを色々試してあげるのはとても大切な事です。
まずはそれです、これは絶対です。
そこは怠らないであげて下さい。
ただ、その時にこういった内面のちょっとした事にも気を付けてあげてみたら、もっと良いんじゃないかなって思ったりします。
おしまいに
ストレスからくる症状は下痢に限った事ではありません。
上記のように、病気になったり(かかりやすくなったり)、脱毛したりしてしまうフェレットのお話しを聞いた事があります。
今日は「原因不明…それはストレスじゃないか。」と思われる事に「こういうのはどうだろうか?」というお話しを書かせて頂きました。
後半はあくまでも勝手な私の話しです。
フェレットはよく下痢をする生き物です
だから、そんなに気にすることは無いという意見もあります。
昔、その言葉通りに下痢を軽く考えた私のせいで検査が遅れ、治療が間に合わなくて死なせてしまったフェレットがいます。
だからどうしても神経質になってしまいます。
私は「たかが下痢くらい」で大騒ぎしすぎなのかもしれません。
一回二回の下痢なら本当に気にする事は無いと思います。
あなたが心配し過ぎる事がニョロリンのストレスになってしまいますから、気を付けてあげて下さいね。
でも、数日に渡って続く場合。
その原因を早期に突き止めてあげる事は大切な事だと思うんです。
「原因はなんであれ、下痢が数日続き脱水を起こし、重度の脱水状態で心臓が萎縮して死んでしまうことだって珍しいことじゃない」と獣医さんから聞きました。
これは「下痢が原因で死んでしまうフェレットがいる」という事です。
「だから」だなんて大きな声でするような話ではないのかもしれないけれど、、、
獣医さんの指示を仰ぎ、適切な環境で健やかに一緒に暮らしてあげているなかで、「ちょっとこういう風にもお話ししてあげてみて欲しいな」っていう、ちょっとした「あなたにしてあげてみて欲しい事」のお話しです。
下痢が病気のサインだと分からずに死なせてしまった「いたぞう君」のお話し
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フェレット今昔物語と占い師の手相〜タウンページからTwitter〜ツイッターは最新情報の宝庫
私は仏眼相もソロモンの環も神秘十字線も聖職紋も常時あり「霊感が強い」と言われている手相の持ち主です。 ※手相は変わります ...