遺棄されてたフェレット

ぱぴちゃん

拾得物(届出)ではなく動物の遺棄事件(犯罪の通報)所有権はどうなるのか保護フェレットぱぴちゃんのお話

2025年7月15日

アイキャッチの可愛いおピメ様フェレット今日のこの子は多くの皆さんが心配されていた❝あの子❞です。

『その後どうなったのか』をずっと気にかけて下さっている方も多いと思います。

なのに今日までずっと何の報告も出来なかったのは、報告できる状況にまでなかなか事が進められなかった、進まなかったからで、今、やっと「こういう形でならお話しても良いですよ」の形になったからこの記事を書き始めたわけなのですが、いかんせん内容が内容なので、全てをつまびらかにお話しすることはどうしても出来ないことをご了承ください。

というのも、私が詳しく書いたことにヒントを得て模倣犯を生んでしまっては本末転倒になってしまうから。

なのでただただ、「結局あの子はどうなったのかしら?」って皆さんの中で「?」の状態のままずっとお待たせしてしまっているこの子の事について、そのご報告になります。

拾得物としての届出ではなく動物の遺棄事件(犯罪行為)として通報しました

覚えておられる方も多いと思いますが、こちらがこの子の第一報時の写真です。

捨てられてたフェレット

フェレットと一緒に捨てられてたケージ

発見者さんが急いでその場で捕獲してくださり病院へも連れて行ってくれたりして、その後そのまま、いたちのおうちへ引き継いでくださったのですが、誰が見ても、どう見ても、この状況は脱走迷子なんかではなく明らかに遺棄ですから、責任をもって『動物の遺棄(犯罪行為)』として通報をしました。

所有権はどうなるのか問題について

冒頭でお伝えしたように、あまり詳しいことを書いて、動物を遺棄しようと考えている犯罪者予備軍に余計な知識を与えてしまうのは本末転倒ですので、これより先は思いっきり色々なことをぼかしますし省きます。

語彙力に乏しいくせに「ぼかす」だなんて高等テクを使おうとするからゴニョゴニョしちゃって分かりづらかったりするかもしれませんが、コメント欄に「それはこういう事ですか?」とか書かないで下さい。

また、「こうしたら良いのに」とか「こうした例がありますよ」みたいな書き込みもお控え下さい。

多分、考えらえる全てのことは専門的な知識のある方たちの力を借りてやってきました。してもらいました。ただ、書か(け)ないだけですのでどうぞご理解下さいね。

その書き込みが模倣犯へのヒントになってしまう事だけは本当に絶対に避けたいので、コメントで頂いても承認できませんので、くれぐれもよろしくお願いします。

まず、結論からお話すると…

この子の所有権は今も購入された方(元の飼い主さん)にあります。

所有権がそのままな理由

皆さんご存じの通り、お財布でも傘でも何でも落し物というのは拾った人が拾得物として届けを警察署へ出した後、一定の期間のうちに落とし主が現れなかったらその所有権を拾得者(拾い主)が取得できるようになります。

それはこの子たち動物でも同じなのですが、長くなるので詳細はこちらで

参考
フェレットを保護したら【そのまま飼える(預かれる)としてもトラブル回避『まず』すべきこと】迷子か遺棄か分からないから
フェレットを保護したら【そのまま飼える(預かれる)としてもトラブル回避『まず』すべきこと】迷子か遺棄か分からないから

街中にポツンとフェレットがいたとします。 その子は100%、誰かの所有物(ペット)です。 例えばそれが街中ではなく、山の ...

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これまでずっと、いたちのおうちをお読みくださってきている皆さまにはもうここでわざわざその説明をする必要はないかと思いますが、今日は『報告』ですので改めて…

脱走迷子か遺棄か分からない場合には、どの子も皆『拾得物』としての届けをだして、保管期間内は大切にこちらでお預かりして、飼い主さんが現れないまま期間が明けたら里親さんの募集をして新しい幸せにお繋ぎする…のがいたちのおうちの通常です。が、先ほどお伝えした通り、この子は明らかに遺棄だと分かる状況だったので「拾得物としての届出」ではなく、「動物の遺棄(犯罪行為)として通報」をしました。

言葉を選ばずにそのまま法律上での表現を使うとこの子は『拾得物』ではなく、『犯罪の証拠物(現場に残された遺留品)』という扱いになります。

だから、所有権が移るとかそういう話ではないのです。

これまでにも、動物の遺棄(犯罪行為)としての通報を何度かした事がありますが、警察署によってその後のこと(受理してもらえるかとか受理された後にその子の扱いがどうなるのか等)はそれぞれの警察署によってまったく違いますので、あくまでもこれは『今回の件』『一つの例』として留めて下さい。

過去の例
「捨てられていたフェレット」お引き受けの経緯と現状報告

「そちらで3匹、お引き受けをお願いできますか?」とボラ仲間から連絡がありました。 いたちのおうちはフェレット専用のペット ...

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所有権とは

所有権について詳しくはこちらでご確認頂きたいのですが、ざっくり言うと、所有権を持っている人に「返してください」と言われたら私たちは返さなければいけません。

また、記事内「めぐちゃん」のお話にあるように、現行では『拾得物としての扱いによって移ったはずの所有権』は簡単にひっくり返されてしまいます。

重要
保護フェレット
所有権の壁とは?虐待や遺棄に見えても「うちのフェレットです」と言われたら保護活動者は返すしかない

前回のお話し、「まとめは皆さんにお任せします」と〆たからだと思いますが、今日までに結構な反響を頂いています。 多い順に ...

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なので、所有権をこちらのものにしてもらうための手続きに切り替えることはせず「いたちのおうちは絶対に許しません」という断固とした意思表示のためこの先もずっと『犯罪行為として通報を受けた案件』として警察署でそのまま扱い続けてもらう事を選択しました。

ポイント

一つの事件に対しては原則として一つの届出しか受け付けてもらえないのです

もちろん、このブログ内でだけそんな威勢のいい啖呵を切ってはいおしまい!なんて話ではなく、きっちりやる事はやってありますので、お読み頂いてる皆さんには安心して欲しいし、動物の遺棄を簡単に考えてる誰かのストッパーなれますよう…

この子の飼い主さんへ

改めてになりますが、模倣犯を避けるために詳しいことはここには書きませんが、今後あなたがこの子の所有権を主張するような事があったとしてもその「返して欲しい」はストレートには通らないです。当たり前に。

そのために今日まで時間をかけて動いてきたわけですから。

そして、警察署とのお約束があるのでこれ以上のことは言えませんが、もし万が一、所有権を放棄する旨のご連絡を頂けるのであれば、その時には警察署へはこちらからきちんと本人同士で解決済みとして相談内容の取り下げ手続きをとりますので直接私に連絡してきて下さい。

何か理由があったのならそのお話しもちゃんと聞きます。

お電話でもお問合せフォームからでもどこからでも構いませんのでいつでもいつまででもご連絡をお待ちしています。

名前は「ぱぴ」ちゃんです

上記のように法律上(書類上)では特殊な扱いではありますが、そういう扱いなのはあくまでもただ単に書類上だけのこと。

この子はもういたちのおうちの一員です。

所有権の問題で里子として扱う(譲渡する)事も、私の子としてどこかへ登録したり保険に入ったり、そういう事は一切何も出来ませんが、いたちのおうちの家族として大切に大切に。ずっとここに居てもらいます。

※これまでもずっと最初から病気である事が明らかな子など保険に入れない子たちを私の子として何ニョロもお迎えしてきているので、そういう心配はなさらないで下さいね。これまでの子達、今いる子達同様、何かあればすぐに病院へ行くし必ず適切な治療をお願いする事を約束します。愛情だってたっぷり注ぎます。それはどの子達とも何も変わらない、変わることなんてあるわけない!です。
アタチはなこ
アタチはなこ

Twitter(現X)ではもう皆さんへのお披露目は済んでいますが、もうすっかりちゃんと我が家の娘「ぱぴ」ちゃん。

ちなみに、ぱぴちゃんというこの名前は保護主さんの息子さんが付けてくれたものです。

キャピキャピしたこの子にとってもよく似合う、名前を呼ぶたびにハッピーオーラで包まれるような可愛い名前♡

そんなとっても素敵な保護主さんご家族のお話しもいつか聞いて欲しいなって思っていますが今日は取り急ぎのご報告だけ。

いたちのおうちの一員ぱぴちゃんをこれからもどうぞよろしくお願いします。

1匹、1匹、全てのフェレットの幸せのために…健やかなニョロニョロ生活を☆彡

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