「チェ・ゲバラ」って皆さんの中で、どういうカテゴリーですか?
テロリスト?革命家?ファッションアイコン?
何をした人って認識ですか?
ゲリラの主導者?カストロさん※のお友達?医学の人?写真家?
好き?嫌い?
…とか何とか聞いといてあれなんだけど、他の人の意見なんてどーでも良いぃぃー!!
私、チェ・ゲバラという「人」に惚れていました。
もう何年も前、彼を初めて知ったあの日、魂を揺さぶられる惚れ方をしました。
本もそれなりに読みました。
彼を扱う動画や何か、そのレビューなんかもたくさん見ました。
そうしたら分からなくなっちゃったんです。
扱う人(情報提供元)によって、「彼」が変わってしまうから…
素晴らしい革命家(ヒーロー)みたいな彼から、とんでも無いテロリスト、敗北した惨めな彼、
中には「ただのファッションアイコン」としてだけしか紹介されてなかった彼もいました。
小説や何かでは無く「歴史書」に近いものでさえ、やっぱり「チェ・ゲバラ」は色んな「彼」でした。
彼を知ったきっかけはもう忘れてしまったけれど、私が惚れた彼はそのどれでも無かったんです。
それならばもう「私の中のチェ・ゲバラ」であり続けてもらおうと、「本当の彼はきっとこうのはず」と思った、最初に私が惚れた、私の中にある彼のイメージを壊してしまう事が無いように…と、私は彼に興味を持つ事自体から遠ざかっていました。
だから、もちろん、彼が好きだという話を自分から誰かにした事は一度だってありません。
そんな私が、この「エルネスト」という映画を撮った監督さんのお話しを直接お聞き出来る機会に恵まれる所までとんとん拍子にお話しが進んでいったのは数日前の事でした。
※フィデル・アレハンドロ・カストロ・ルス=キューバの元国家評議会議長(国家元首)兼元閣僚評議会議長(首相)
没後50年 日本・キューバ合作 オダギリジョー主演 ERNESTO
ここから先、いっくら読み進めて頂いても、タイトル通りに映画のネタバレはありませんのでご安心下さい。
だって、書けないよ。
チェの事、「あなた」にちゃんと知って欲しいから。
「私が伝える彼」じゃなくて、「あなたが知った彼」を「あなたがどう思うか」を大切にして欲しいって思うんです。
それくらい、私の中で本当に大切な気持ちで想っていたい人なのです。
この映画は、それにすごく合ってると思いました。
チェの事ってより、「フレディ前村(役:オダギリジョー)」さんのお話しなんですけれども、描かれ方がすごく良い。
監督が思うそれを「押し付けて来ない」
派手なドンパチ戦争映画じゃない、大袈裟な美談でもない…
真実に基づいた、ただ「そこにあったお話し」なんです。
その真実を手にするまでにどれだけ丁寧に時間を費やしたかとか、それがどのくらい事実に基づいているかとか、どうやってその事実に近づけようと苦労されたか…って、そういうお話しを聞かせてもらってきました。
阪本順治監督という人
お酒をグイグイ飲んでらっしゃいました。
ご覧の通り、偉ぶったところが欠片も無い、どちらかと言うとちょっとシャイな方でした。
私、阪本監督の作品は「ビリケン」と「闇の子供たち」しか知りません。
っていうか、監督を意識して作品に触れるという感性が無かったので、これを機会に調べてみて「あ、この作品の監督だったんだ」って知りました。
私が知ってる阪本順治監督の作品
失礼ながら、阪本監督自体の事は、「辰吉丈`一郎のドキュメンタリーを撮ってた人」くらいにしか知りませんでした※私は辰吉丈`一郎が「今でも一番好きなボクサー」です。
そっこら辺に転がってる情報通ぶった、それ系の書き手さん方、よく聞いて…
耳の穴かっぽじって…いや、目ん玉見開いてよく見てね!
良い?
ついでに言うと「吉」も違うからね。
彼の名前は
ですからっ!
これ、ずーーーーーーっと言いたかったんだぁ。
本当にイライラしてたの。
何が「辰吉丈一郎の現在を調べてみた」(※仮題です)だよ、バカヤロウ!姓も名も違うじゃねーか。そんなんだから、アホリエイターって言われんだっつうの。
パソコンで常用漢字として出ない事は私も今知りました。
だから「打てない」のは仕方無いにしたってさ、注釈くらい付けなさいよ!って思わない?
ご本人に失礼だとか思わないんだろうか…?
少なくてもそれをネタにして飯食ってるんだろ?!えっ!ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!
ここを読んでくれてるあなたもさ、自分の好きな人の名前を堂々と情報として間違えられたら、腹立ってくれるよね?
私の気持ち、分かってくれるよね?
若い皆さまにはあんまりピンと来ないかもしれないけど、素晴らしいボクサーがいるんだよ。これを機に覚えてね。
「浪速のJoe」と呼ばれる彼の正式表記。
私、当時、カッティングシートでめちゃくちゃこの名前作ったから、絶対に間違ってないから安心して覚えて下さいね。
話を戻しますけど…
ビリケンって、あの杉本哲太がビリケンさんだからね。夜中に走り回っておばあちゃんの看病したり猫探しをするビリケン哲太を想像してみて!ウケるでしょ!!
そこから、闇の子供たち(タイで横行する人身売買や幼児買春のお話し)だよ?ウケるどころか超重たいお話し。
このふり幅!同じ人が撮ったって、想像できなくない?
でもって、辰吉丈`一郎だもの…もうさ、阪本順治って人の「世界観」にハマっちゃうじゃない?どう考えても、これは。
阪本順治という人の世界観が知りたくなった
大変な苦労話をたくさん教えてくれました。
んーーーーー、
「これは外で言わないでね」って仰ってたのが、どこからどこまでだったか忘れちゃったから、何にも書かないでおくけど、
とにかく、話が面白かった!!!
もちろん、「ぶっちゃけ裏話」の会だから、そういうお話しはあって然るべきなのだけれど、そういうんじゃ無くて、監督自身がすごく奥が深くて面白い方なんだと思いました。
骨っぽくて真っすぐで、でもシャイで…何て言うのかギャップにメロメロになりました。
これオフショット
ちょっとした隙に「じゃあ、一緒に写真を撮ってもらっても良いですか?」って言ったら、
「はいはい」って気軽に応えて下さいました。
今思えば「じゃあ」って何だよ?って思いますけど、私は本当にそう言いました。
私ってば対人スキルがちょっとあれで、人と話すのが苦手だから…緊張しちゃって、話しかけ方から間違っちゃいました←
この写真は…身長が無駄にデカい私が、その前のお話しで監督にすっかりメロメロキュンキュン♡になってしまったので、ちょっとでも小さく(可愛らしい感じに)写りたいという乙女心を丸だしにした結果、空気イス状態になってる様子がそのまま写っていたので下半身はぶった切って掲載しています。
たまたま、その場にいて、「私がシャッター押しましょうか?」って撮ってくれた方は監督のファンなのだと思います。
サインしてもらいたてのパンフレットを大切そうに抱えていました。
お陰で、何枚か撮って頂いた写真はこれ以外全てブレブレでした(笑)
でも、カメラマンを買って出て頂いてありがとうございました。「インカメラで撮るより画素数がなんちゃかんちゃら」(←説明してくれたけど「画素数」が何かよく分かっていないので理解出来ませんでした。)な思い出の写真になりました。
そんな超気さくで「普通のあんちゃん」みたいな阪本監督…作品に込められた熱い想いが
あっ、やばい。
今更、何だか泣きそうになってきました…
すっげー人(フィルムコミッション最優秀賞の方)と「お友達」になりました
どうして、滝川だけ顔隠してんだよ?って思うでしょ?
個人情報どうなってんだよ!って思うでしょ?
…この方は隠さなくて良いんです。美人だから!
いや、美人なのもそうなんですけど、隠さなくて良い理由はそれだけじゃないんです。
たまたま私が隣に座らせてもらっていただけなのですけど、
壇上から監督もそうおっしゃっていた通り、「この映画に欠かせない」方で
どんっ!!
新聞に載ってらっしゃる!!
知らずに私、「監督って面白い人ですね」とか「なんかワクワクしますね」とか普通に話しかけちゃってました。
トンチンカンな私の言動をずっとニコニコ受け流して頂きありがとうございました。
facebookでお友達になりました♡
画像クリックで、写真をお借りした該当ページ(Facebook)です。
こちらの彼女が「いなければ成立しなかったシーンなどがたくさんあったんだ」って事しか分かりませんけど、とにかくすごい方なのです。
でも、そんな事を自分からは何にも言わない。だから、家に帰ってきてからその色々を知りました。
かつて私が目指してなれなかった「謙虚で慎ましやかな女性」そのまんまの本当に素敵な方でした。
ありがとうございました。
ご本人からコメントを頂きました
ねっ?素敵でしょ?
(*´艸`*)ユーモアもあって、本当に「憧れる大人の女性」なのです。
こちらこそ!楽しい時間をありがとうございました!!
「エルネスト」という映画
私、映画って、ただ観るだけで、その世界の事とかよく知らないんですけど
今回、監督のお話しを聞いて「脚本・監督」って職業を少しだけ知れたような気がします。
例えていうなら
提供するお料理を考えて作る…その「食材を作る」作業から命懸けなお仕事なんだって思いました。
でもって、
最初から最後までそうやって、こだわりだけで作り上げられたようなそのお料理なのに、自分の手を離れた瞬間からのそれには「何も口を出さない」
「美味しいだろ?俺のこだわりは~」って押し付けない。
みたいな…なんか、すごい男前な仕事だなぁって感じました。
あの場でも「あのシーンはどういう思いで撮ったんですか?」みたいな質問があったのですけど
「それを…僕が今ここで話す事が正解みたいになってしまうのは嫌なんだけど…」っておっしゃっていました。
私ならベッラベラ言っちゃうね、きっと。
待ってました!ってなもんですよ、そんなもん。
お料理褒めて!でもって、こんなに頑張った私を評価して!みたいにさ。おばちゃんってば、すぐに自分の価値観を押し付けようとする生き物じゃん?
そんなの全然、男前じゃないよね、今度からは阪本監督を見習おうっと♪
そこを見習うかどうかは皆さんそれぞれの自由かと思いますけど、
この映画は本当…一人でも多くの方に観て頂きたいって思います。
何も押し付けてこない阪本監督のこだわりがいっぱい詰まった「本当のお話し」
俳優・オダギリジョー♡
実は、この会に誘って下さったのは私が尊敬してやまないアニマルコミュニケーターの前田理子さんです。
前田理子さんのお話し
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アニマルコミュニケーション(前田理子さん)×保護猫カフェMiagolare(ミャゴラーレ)フェレット「えるたんって呼んで良いよ♡」の巻
プロのアニマルコミュニケーターである「前田理子さん」が 「アニマルコミュニケーションをもっと身近に!」 「アニマルコミュニケーションを知ってもらいたい!」 ってお気持ちで、時々、開催して下さるイベント ...
最近ちょっと、色々ウダウダしていた私を見かねて「気晴らしにご飯でも食べませんか?」って誘って下さいました。
理子さんのチェに対する想いはコッソリ知っていました。
その理子さんが、この映画の舞台挨拶を観に行かれてた事までは知らなかったのですが
「普段まったくテレビを見ないから、オダギリジョーさんって奇抜なお洋服とかヘアースタイルの方としてしか知らなかったけど、素晴らしい役者さんでした。」と仰っていて、
「あの方、若いのにかなり常識があって、優しくて思慮深い方で…あの抑えた演技は見事です。本当に素敵な方でした」と、べた褒めされていました。
私は、オダギリジョーの素敵な役者っぷりはNHKの大河ドラマ「新撰組!」から知っていました♡
けど、今回「エルネスト」のメイキング映像を少し見せて頂きましたが…
「本当にすごい役者さん」って改めて思いました。
私は語学はまったくあれなんで、よく分からないのですが、フレディ前村が使っていた本当の言葉(ボリビアのベニ州訛りのあるスペイン語)を完全に操っているそうです。
スペイン語に長けてる方がそう言っていました。
監督も「オダギリは台本にカタカナを振らないんだよ。全部耳で覚えるんだよ」って、その様子もメイキング映像にありました。
すごく格好良いなって思います。
下北沢 ボデギータ
早めに入店して、本格キューバ料理を頂きました。
キャッサバ芋、お肉、豆ごはん
写真の撮り方が下手で申し訳ありません…
その詳細はこちら(Bar Bodeguitaホームページ)でご確認頂ければと思います。
Barなのでお酒が美味しいんだとは思いますが、私はアルコールの摂取を断っている(断酒中です)ので、ジンジャーエールを頂きました。が、それもすごく美味しかったです。
今日のアイキャッチ画像と理子さん
チェのクリアファイルと資料を理子さんから頂きました。
記事に貼る写真を撮ろうと思ったところにスンスン♪えるちゃん
ちょっ…大事な物だから
エルちゃん、踏まないで!
立て掛けて撮れば良いのか!
いや、だから!踏まないでってば!
「これなぁに?」スンスン♪
興味津々すぎて、可愛すぎて
もう本当に可愛すぎるのですけど、まともな写真が一枚も撮れず…
理子さんにも、この写真を見せたら
って仰ってくれました。
誘い出して頂いて、ありがとうございました。
私の熱い気持ちを再燃させて頂き、ありがとうございました。
本当に有意義な時間をありがとうございました。
エルちゃんもチェを好きになってくれたのかな…?
こうして咥えて持って行こうとしてたけど
それはダメだよ。返してね。ハナコの大事な物だから。
えるちゃんは、お気に入りの物は何でも宝物置き場に運んで行く、とってもオシャマで本当に可愛い女の子なのです♡
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