いやぁ、もう4月も終盤ですね。
皆さん、キラキラの新生活を満喫されていますか?
アタチはなこは、久しぶりに、超勉強モードです。
みたいな、やり取りが増えまして…
自分でも「あ、そう言えば」って思い立って過去記事を漁る時、どこに何が書いてあるのか「分からない」みたいな事がぶっちゃけ多くなってきてまして…
ちょっと「1回整理しよう」って思っていたんです。
そのタイミングでレンタルサーバーのサポートセンターに付きっきりでアレコレしてもらえる機会がありまして…
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ロリポップだから出来ないのかなって詰んでる初心者さんへ某サーバーとはここが違うから
ようこそ。 とある事情であれこれしてたら、「この人、ちゃんと解決させられたのかぁ」って心配になるようなお悩みをいくつも目 ...
もう1つサイトを作る準備は出来ている事が分かったので、「じゃあ、ここにもう1つサイトを作ってみたいです」までを電話で完了させてもらったタイミングで
AFFINGER(現在使用しているこのブログのテーマ(テンプレート)です)が「バージョンアップのお知らせ」
期間限定でのご案内とかもありまして、手にしたは良いけど、安定の「使い方が分からない」
そもそもから理解していないのだから、いくら説明を読んだところで「その先」について書かれている内容なんか分かるはずも無く、そのまま入れ替えれば良いのか、何をしたら良いのかサッパリ分からないから
「じゃあもう1から新しいサイトを作っちゃえ!!」となって、着手しました。
ド☆ノマールで使っても、見栄えの良い(←私にとってこれが最重要項目です)格好良いサイトが作れるようになっているから、AFFINGERお勧めですよ。
「お勧め」ったって、そのやり方が私には分からないので、それについては、今日までずっと、1から10までこのサイトのカスタマイズ全てでお世話になってきているこちらのサイト『Kanamii』さんを参考にして頂けたらと思います。
そこにある「使用中のWordPressテーマ」がそれです。
でもって、冒頭の「超勉強モード」
私が何を一生懸命に勉強しているかと言いますと、日本語!!(読解力)
自分が書いてきた事を「まとめる」って作業で、改めて
ってイライラしたりしています。
先日も
はじめまして。
フェレットに魅せられてしまった1人です(笑)
これから飼おうとしているので色々とお勉強させて頂いております。
質問とかではないのですが
動物好きな1人として活動に感謝と応援していますとお伝えしたくメール致しました。
またフェレットを飼った時にはTwitterなりでお話出来たらと思います。
こんな嬉しいメールを頂きました。
ねぇ?本当にお勉強のお役に立ててる?このサイト…本当に大丈夫かな?超分かりづらくてゴメンね。
お勉強だなんて、そんな…本当は「フェレット可愛い!!」って事だけを朝から晩まで年間通してずっとニヤニヤしながら言ってるだけのサイトなんだよ、ここ。
ニョロリンお迎えしたら教えてね!
「うちの子超可愛い♡」って私に自慢してきてね!!待ってるからね!
後日談
見せに来てくれました!
Twitterとかfacebookとかでもたまに「勉強になりました」とか言ってくれる人がいたりしてさ…
勉強だなんて、そんなつもりは無いんだけども、こうやって、有り難い言葉を頂戴すると、やっぱり、「その気」になるわけで…
「フェレット超可愛い!!」って親バカしてるだけじゃなくて、
「そんな超可愛いフェレットってこんな生き物なんですよ」って事くらいまではさ、もう少し分かりやすくお伝え出来たら良いなって思って、「分かりやすさ」に特化した事を目指した、いたちのおうちのこれまでをまとめるサイトを作っています。
チラ見せドン!!
こんな感じで、全然、作業が進まない中で1つ超重要な「最初に言っとくべきだったんじゃね?」に気が付いたのです。
それを今日ここで今更ながら、ご説明させて頂こうかと思います。
「伝染と感染」・「伝染病と感染症」の違い
現在、法律上での「伝染病」は主に動物たち(家畜)の伝染病を指しています。
1999年に施行された「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律 (感染症新法) 」から、「伝染病」という名称を人間のそれの場合においては全て「感染症」と言う事になったのです。
「感染」と「伝染」では言葉の意味が少し違います。
だから、当然、「感染症」と「伝染病」とではまったくその意味合いが違ってきたりもするのですが、そもそも「人のそれには使わなくしよう」となる過程には「伝染病という名称が暗いイメージをもつことから」(コトバンク原文まま)という理由などがありますので、あまりしつこくその事について言及するのは止めておきます。
が、最近では(私もそうだったりしますが)ペットを「動物扱い」するとお叱りを受けたりします。
「ペットフードは「餌」ではなく「ごはん」だ!」みたいな事から始まるそれは、最終的には「自分の子(ペット)を愛してないから、そんな風に言えるんだ!」くらいまで、ぶっ飛んだ感情論に発展したりするから、本当もう面倒くさいです。
だから、そういう方達を刺激しないように、多くの(愛玩動物たちの事について書く)人たちが、「伝染って言ったら怒られるからゴニョニョ…」って、言葉を選び過ぎた結果が今の
初心者飼い主さんが「病気についての詳細はよく分かっていないけど、とりあえずなんか怖い」まんまになってしまう現状なんじゃないかなって思うんです。
病気について冷静にきちんと話しをしようとしている時、どこから飛んでくるかも分からない他人の感情を意識するなどした余計な事に気を遣ったり、変に濁したりすると「分かりづらく」なるのです。
それが拡がっていったら最終的には、「まったく分からない」に行きつくのは当然の事です。
自分が書いた記事を読み直していて、
これは「伝染」って意味の「感染」で、これは「感染症」の「感染」って「自分しか分かってないんじゃないか」って気付きました。
1999年以降に生まれた若い世代の方達には、よっぽど、そういう事に触れる機会でもなければ、その違いなんか、知ってるはずが無いんですよね、多分。
だから、今日は覚えて帰って下さい。
「感染症」と「伝染病」の違いをハッキリ知っておけば、「なんか怖い」が「じゃあ、どうしたら良いのか」に変わると思います。
病気について、「なんか怖い」って漠然と怖がる必要はないんだ!って知っておいて損は無いと思うんです。
伝染と感染の違い
病気以外の「感染」と「伝染」は、他者の性質がうつる・染まるという点で共通した意味を持っています。
ですが、「感染」がうつる・染まる性質の良し悪しをそれほど問わずに使うのに対して「伝染」は主に悪い性質がうつる・染まることを意味します。
小学館『新選国語辞典』より
【感染】
- 細菌やウィルスが体内に入ること。
- 他のものの影響を受けて、その性質の染まること。
【伝染】
- 悪いことがうつること。
- 病原菌による病気がうつって同じ症状をあらわすこと
この辺りが上記の「暗いイメージ」に繋がるんだと思います。
では、次に
病気に関する「感染と伝染」・「感染症と伝染病」の違い
細菌、ウィルス、寄生虫などの病原体が体内に入ることを「感染」といいます。
そしてそれら病原体によって病気が起きると「感染症」。
その感染症がうつることが「伝染」です。
さらにいうと、
体内に入った病原体(感染した病原体)がもとで起こった病気を「感染症」と呼び、「感染症」のうちで生物から生物へとうつるものを「伝染病」と呼びます。
分かりやすく、人間の例でいうと、
ウィルスや細菌による感染で起こる扁桃炎や虫垂炎は「感染症」です。
でも、他者にうつる病気ではないので「伝染病」ではありません。
昔はその「伝染病」と言われた「コレラ」なども、今では「感染症」と言います。
このあたりが、ややこしくなる原因です。
もともと「伝染病」と言われていた「人の病気」は現在、法律上では7種類の感染症に分類されていて、コレラはそのうちの「2類感染症」に属しています。
【感染】①病原体が体内に入ること②他者の性質に染まること
【伝染】①病原菌による病気がうつること②悪いことがうつること
【感染症】病原微生物が原因で起こる病気
【伝染病】感染症のうち、うつる病気
【法律:感染症】7分類で定義されている
【法律:伝染病】主に家畜に用いられる
出典:言葉の救急箱
フェレットの病気を例に考えてみよう!
ここまでで、「感染と伝染」「感染症と伝染病」の違いはお分かり頂けましたでしょうか?
お分かり頂けたところで、見も蓋も無いお話しをさせて頂くと…
この子達の「感染症」といわれる疾病はその9割が「伝染病」です。
ただ、上記であげた、巷にある「暗いイメージ」を持つ必要がない伝染性疾病の方が多いって事を知っておいて頂きたいのです。
例えば、メジャーどころの
グリーンウィルス
これはコロナウィルスというウィルスが体内に入る(感染する)事によって起こる「感染症」です。
ですが、感染しているだけでは他者にうつす事はありません。
伝染性の疾病ではありますが、「うつる」って事だけを過剰に意識する必要は微塵もない病気なのですよ。
※気を付けてあげて欲しい事は他にあります。
コクシジウム
こちらもコクシジウムという原虫に感染(消化管に寄生)して起こる「感染症」です。
とても強い感染力を持つ伝染性の疾病ではありますが、感染しただけでは何も問題はありません。
若くて健康なニョロリンなら発症さえしません。
伝染病だからと言って「うつる」という事だけに焦点をあてて怖がる必要は無いのです。
※気を付けてあげなければいけないのはそこではありません。
予防できる伝染病
今からの時期、蚊を媒介として伝染していくフィラリア症もフィラリアという原虫による感染症です。
ですが、予防駆虫薬を正しく投与してさえいれば何も怖いことはありません。
どんなに蚊がブンブン飛んでいても、予防さえしていればうつる(発症する)事は無いのです。
治療法が無いとされる伝染病のジステンパーもワクチンさえ接種していれば感染する事はありません。
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俗にいう「ジス」 これは「犬ジステンパーウイルス」の感染によって起こる病気ですが、イヌ科、イタチ科、アライグマ科、ネコ科 ...
まとめ
とまぁ、こんな具合に「感染」と「伝染」の違いを、なんとなくででも理解して頂けたら、「感染症」と呼ばれる病気を全部何でもかんでも一緒くたにして、
中盤にあるような「暗いイメージ」をその全部に持って、漠然と「うつる」「うつる」ってただ怖がっているだけのような事は少なくなると思うんです。
…なって欲しいです。
そもそも病気に対して「暗いイメージ」なんて持ったらダメなんです。
きちんとした知識を持って、いつでも前向きに考えてあげるのが飼い主の務めなのですからね。
今回、例に挙げたのは、この子達の「感染症」と呼ばれる病気のごく一部です。
まだまだ、他にもあるそれらの事を今後もし記事として書く時には、感染と伝染の違いなんかにも気を付けながら、「分かりやすい内容」になるように書いていけたらなって思っています。
これからも親バカは続けます!
今日のアイキャッチ画像はうちの子たち♡可愛いでしょう♡