今日は、9月9日にめでたく正式譲渡となった可愛い可愛いこもねちゃんのお話を聞いて頂こうと思います。
こもねちゃんは、7月の頭に保管期間満了となったのですが、そこから二ヶ月なかなかご縁のお話がなくて…あ、でも、その間とくに「どうしてだろう…」だなんてネガティブな感情になった事は1秒もなく、むしろ、「こんなにも可愛いこもねちゃんだから絶対とびきり良いご縁に繋がる」って変に自信満々でもありました。
フワフワ女子の可愛い可愛いこもねちゃんも「このママが来るから大丈夫」って分かってたのかな?なんて今思えばそんな風にも思います。
ここへ至るまでの、こもねちゃんについてはこちら
フェレット【里親募集】お知らせ※終了※
※現在、お話中です。幸せになりましたのご報告までもう少しお待ちください※ 里親さん募集の記事になります。 新しい家族にこ ...
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今日はそんな可愛い可愛いこもねちゃんのシンデレラストーリーです。
保護フェレットこもねちゃん正式譲渡のお話
いたちのおうちに来た時、こもねちゃんは1人ではありませんでした。
一緒にいた子は、保管期間中に急な体調の変化があり、警察署、動物病院、関係各所それぞれと相談して、期間明け前に保護っ子の状態のまま里親さんのお家へ行くというイレギュラー対応で一足お先にずっとのお家へ行けていました。
その里親さんは、あの子のお母さんになる事を決めてくれた時から二人の保管期間が切れる時まで毎日ずっと本当にずっと「うちで2人を一緒に暮らさせてあげる事はできないだろうか」って、こもねちゃんの事を考えてくれていました。
1人で闘病中の子を2人抱えるということについて、こちらからそういう話をするよりもずっと前から真剣に考えて下さっていました。
だから、「例えば二人が順番に体調を崩してしまった時、会社を休むこと一つをとっても、どちらにも同じようにしてあげられない時が出来てしまうかもしれない。どちらかには休んで付きっ切りで看病してあげられたのに、どちらかには(もう休めないから)ついていてあげる事すら出来なかったら…。そんな不憫な思いをさせてしまう可能性が少しでもある以上、我が家では…」って。
お迎えしてくれた子の事も、こもねちゃんの事も、同じように大切に思ってくれているからこそ、大切だから、だからこその「我が家では…」です。
これは、こもねちゃんが愛されてるってお話で、全然、ネガティブな話ではないです。
ありがたいなって涙がでました。
こもねちゃんの事がずっと気になってる
「こもねちゃんのずっとのお父さん/お母さんはどこにいるんだろうねぇ」って、里親募集を開始して2ヶ月が経つか経たないかくらいのある時、「こもねちゃんの事をずっと気にかけてる人がいる」と小耳にはさんで、えぇぇぇっ!!!!どうして応募してきてくれないのかしら?ってそんな事より、「ちょっとだけでもお話させてもらいたいです。繋げて下さい!」と、すぐにお話をさせて頂く機会を作ってもらいました。
これまで、あまり具体的な事をお話しした事はありませんが、皆さまのイメージ通り、巷でいわれている通り、いたちのおうちの誓約書はかなり厳ついです。
(こちらからお話しさせて下さいと言ったご縁だからといって、その内容を曲げることは1ミリもないです。それはいつ何時でも、どなたであっても、今後も変わりませんし変えません)
応募してきて下さらなかった理由が、もし、いたちのおうちのそういう事に何かあっての事だったとしたらあれですので、最初にきちんと「確認させて頂きたいことがありあます」って、お時間を作って頂きました。
「どうして気にかけてくださっていたのにご応募頂けなかったんですか?」
「あの…私では…そんな…いたちのおうちさんの熱量に達していないかなって…」
「熱量?…ですか?」
これは後から分かった事なのですが、里親募集記事の『「こもねちゃん可愛い!!」「うちの子にぜひ!!」ってビビビッと運命を感じて下さっている方!ぜひぜひご応募お待ちしております!!』のこの、ビックリマークを多用した圧の強い体育会系丸出しみたいな文言にちょっと尻込みしてしまっていた。と。
そんなこんなで、お話はとんとん拍子に進んで、あっという間に正式譲渡決定です。
何が気になっていたのか、可愛いからだけじゃなかった…
正式譲渡からいく日もしないで、「少し気になる事があるので、仕事の後、病院へ行ってきます」と里親さんから連絡がありました。
「何かあったのですか?」
「(略)ちょっと元気がなくて、取り急ぎ、酸素室に入ってもらっています」
酸素室があるだなんて随分と頼もしいお家だ!こもねちゃん良かった♪となったのも束の間、報告をもらったこもねちゃんの検査結果は「…えっ?」となるものでした。
譲渡の際、投薬治療が始まっているこもねちゃんの診察の引継ぎが次の病院へスムーズに行ってもらえるようにって、預かりさんはわざわざ臨床経過報告書を先生に書いてもらいに行ってくれていました。
それくらい大切に慎重に行われた譲渡です。
だから報告をした時、預かりさんも「え…」って、大変にショックを受けていました。
譲渡の際にお伝えした内容と実際の生体の状態が違っているということは、たまにあります。
わざとだとしたら何の目的でそんな事をするのかまったく理解に苦しみますが、故意ではない場合がほとんどなんですってそのお話はまた別の機会にして、とにかく、昔、所属していた団体でも同じような事があったのですが、末端ボラだった私の耳にそれが入ってきた時には既に大変な騒ぎになってからでした。
「こんな大変な子だとは聞いてない!最初から分かってたらお迎えなんかしていない!」って、そりゃそうだよなって、それが故意にであろうと例えば病気の進行が獣医さんの見立てよりもずっと早かったという致し方のない事情であったとしても、その日を待ち望んで待ち望んで希望に満ち溢れた気持ちでお迎えをしてくださったご家族さまからしたら、やるせない気持ちになるのは当然のことですからね…
なので、里親さんを紹介してくれた知人にも「せっかくご紹介頂いたのですが、これこれこういう事情ですので、今回のご縁は無かったことになるかもしれません、申し訳ありません。」と、連絡をいれさせて頂きました。
「え?譲渡不成立になるって事ですか?それはいたちのおうちさんの決まり事ですか?」
「いや、そんな決まりはないですが~(ってここからのお話はちょっと長くなるし、別テーマできちんと書きたいから省略します)」
そのお話の中で「あの人だから気が付いたんだよ。あの人だから気が付いて、この検査とあの検査とあれとあれとってして徹底的に確かめようってなったから分かっただけだよ。むしろ良かったじゃん!良い事だよ!」って、とても心強くてありがたい言葉がありました。
ですが先ほどもお伝えしたように、それに甘えて「なーんだそっか!それなら良かった!!」だなんて済ませて良い事ではありませんから、誤解がないよう、預かりさんはきちんと病院へ通って大切に大切にお世話をしてきて下さっていたことを最初にお伝えしたうえで、正式譲渡の書類を交わした後にこういうお話をするのはあれだけれど、このままお迎えして頂いて良いのかhogehogeとお話しをさせて頂いたら、
「(譲渡の前)動画を送って頂いた時からちょっと気になっていたんです。うちの子と同じ症状があるんじゃないかなって。酸素室がある我が家に来たのもご縁かなと思ってます。」
(えっ?えっ?他にも病気があるかもしれないと思いながら里親さんになってくれた?え?どういう事…んん?)こちらは譲渡不成立になる覚悟でお話をさせて頂いているわけですから全く想像していなかった言葉たちがすんなり頭に入ってくるはずもなくちょっと混乱しました。
「いえ、そういう事ではなくて…譲渡の際のお話と状況が変わってしまっている事について~」って、ここからもまるでアンジャッシュのコントのように会話がかみ合っているようであっていないやり取りで、今では笑い話ですが、その時はもう…腹をくくっていざの覚悟で「言葉を選ばず単刀直入に伺います」とハッキリそのままお伝えしました。
「うーん?もねちは家の子なので返しませんよ?」って、あっけらかーんと。
「先ほどもお伝えしましたが、動画を頂いた時から気になっていて検査は早めが良いかなと思ってたんです。」
ありがたくてスマホの文字がぼやけました。
こもねちゃんの医療費
譲渡後とはいえ、そういった事情ですから「その検査のお代はこちらでお支払いさせてください」と申し出ましたが、「分かっていてお迎えしたんだからそれは頂けません。他の保護っ子ちゃんや活動に回して下さい」とおっしゃって下さいました。
本当にありがたいです…
ので、譲渡前のもののみになります。
皆さまからのご支援をありがたく充てさせて頂きました。
皆さまから頂いたご支援のご報告(7.8.9月分)
いつも本当にありがとうございます。
現在、通院中の子たちがおりますので、その子達の医療費にも有難くあてさせて頂いています。
6月以前のご報告はこちらの記事でお知らせしております。
保護っ子達へのご支援4・5・6月分ご報告
皆さま、いつも温かいお気持ちをありがとうございます。 今年ももう半分が経過しましたが、その間、「保護っ子は0です」という ...
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ずっとの幸せ確定!
「これこれこういう子の預かりをお願いできますか?」の一言で、お仕事を早めに切り上げて急いでお迎えに来てくれた預かりさん。
その日からずっと「幸せになれますように」と願いをこめて大切に大切に毎日を過ごしてくださいました。
一緒にいた子の里親さんになってくださったあの子のママさんも毎日こもねちゃんの幸せを考えて過ごして下さっていました。
里親募集の記事を出してから定期的に「こもねちゃんはどんなですか?」と気にかけて下さっていた方々がいます。
こもねちゃんはあの日からずっと、最初からずっと多くの皆様に愛されていました。
焦らずのんびり待っていたご縁。
ずっとの幸せを確実に掴みとったおっとり女子のこもねちゃん。
投薬はもちろん、慎重な経過観察が必要とされるこれからについて「我が家でのんびり生活してもらいます」って、「💪マーク」と共に送ってくれたこもねちゃんママ。
ずっと続く幸せ!こもねちゃん、おめでとう!!
追記
幸せのご報告は少しでも早く皆さまにお伝えしたいと浮かれていたこと、投稿日(9月末日)が土曜日という事、で、確認を取らずに「9月のまとめ」として記事を出してしまいました。
毎月、ご支援を下さっています「凪(なぎ)さん」より、「末日のお振込み分が月曜日(10月2日)の反映になっているかもしれませんので、お手数ですがご確認をお願いできますでしょうか。」とご連絡を頂き、ハッとしました。
大変申し訳ございませんでした。
今後、このようなことを起こさないよう、気を引き締めて参ります。
「凪(なぎ)さん」【HEXA】につきましては、こちらの記事でご説明させて頂いていますので、
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お時間ございます時、ご一読頂けたらと思います。
皆さま、いつもありがとうございます。
健やかなニョロニョロ生活を☆彡