10年前の今日、Acid Black Cherry(通称ABC)というアーティストがデビューしました。
ABCは「バンド」という形式をとっていますが、あくまでもyasu(ヤス)のソロプロジェクトです。
だから、その、yasuが「一番合うと思ったミュージシャンを選抜してる」と言われるバンドの(サポート)メンバーは流動的で、毎回のライブやCD(DVD)では、それも楽しみだったりします。
「毎回」とか言っちゃう私は何気に「Team ABC」の一員です。

10年前の今日は代々木にいました
このお話しは、ただの初老の個人的な長い長い昔話です。
7月18日はAcid Black Cherryとエルちゃんの日
その昔、関西に住んでる彼氏がバンドを組んでいるという友達に1本のカセットテープをもらいました。
「対バン形式(ミュージシャンやバンド(主にロックやポップ)やアイドルなどの歌手が、ライブを行う際に、単独名義ではなく、複数のグループと共演(競演)すること)のライブを録音した」というそれは、音割れもひどいし雑音だの何だのがひどくて、ちょっと正直あれだったのですが、「聞いてみて」と言われて、受け取った以上はきちんと聞くのが礼儀です。
聞かないのなら最初からそう言って受け取りません。(こういうところが私が人と衝突する原因なんだと分かっています。)
正確には、「聞いて」と言われたそのバンドが何組目のそれなのか聞いていなかったので、全部聞いてみるしかなかったってだけなんですけどね。
ライブというか学園祭みたいなのだったのか、はたまた、そういう「てい」にした彼女の趣味で作られた物だったのか
彼女とはすぐに疎遠になり、その詳細を知る事は出来なくなってしまったけれど、そのテープの中に彼がいました。
結膜炎の林くん
一目惚れならぬ、一耳惚れです。
声だけで「この人が好き」って感情を持ったのは、この時が初めてでした。
友達の彼氏の話しはそっちのけで、

バンドって言うかボーカルの人の事だけでも良いから!!
言っておくけど、知らないという回答は受け付けないからね!
彼氏に聞いてよ!本当に彼氏なんでしょ?
で聞き出せたのは、
- 結膜炎(けつまくえん)というバンドの林(名字)
- 今は違うバンド名かもしれない
- 私たちとタメ(同じ年)
- 通っていた(る?だったかな?)学校名
- 住んでる地区
…それだけでした。
Janne Da Arc(ジャンヌダルク)
元々ノイズだらけで、何を言ってるのかもよく分からないようなカセットテープから、その林くんという人が歌う曲(X-Japanの曲でした)だけをダビングして何度も聞きました。
MCは何を言ってるのか聞き取れなかったし、あまり興味も無く…
とにかく私は、その林という人の歌っている声が好きでした。
でもそこから先の詳細を調べる術もなく、時間とともに、少しずつその気持ちを忘れていく中で何故か、「この人、絶対メジャーデビューするから別に今、慌てて聞かなくても良いや。いつか会いに行ける。」って思っていた事だけは覚えています。
それから随分、月日が過ぎて
そのテープもいつの間にか失くしていて
でももう、そんな事さえ気付かない程、そんな事があった事さえ思い出しもしなくなっていたある時
「あの人の声だ!!」って彼の歌を耳にしました。
隠れファン時代
それは「Janne Da Arc」というバンドでした。
遠い昔に焦がれた結膜炎じゃなくてガッカリしたけど、それはそれです。
私の耳と記憶と恋心なんてそんなものだと開き直って、久しぶりに現れた人生で二度目の一耳惚れのその人に夢中になりました。
割とポップな業界で、こまっしゃくれた生活を背伸びしながら送っていたその当時の私(ただの職業柄です)には、インディーズバンドのライブに一緒に行って欲しいと言い出せる友達も、そこに1人で行く勇気もありませんでした。
ほんの一瞬かじった自分のバンギャ時代を思い出して、「あんな中にもう入っていけねーよ…怖えーよ」って、1人でCDを聞いているのが精一杯でした。
ダルカーvsジャンナー…?
そんな…彼らがメジャーデビューしてどんどん有名になっていく中で、私も少し、大人になったというか、見栄を張って精一杯いきがって格好付けて生活している自分が格好悪い事にやっと気付いた頃、当時の仕事の関係で出会った知人に、「Janne Da Arcのコンサート行かないか?」って誘われました。
自分を「ジャンナー」と称する彼いわく、自分が目をつけたモノは大体有名になるんだそうで、「デビュー当時から目を付けていたのは俺だ」という立場からの発言で
「最近のファンはなってない。無駄にチャラチャラしてて話にならない。
けどもっと気に入らないのは自分達を「ダルカー」と名乗るインディーズからのファン達!!」
って事でした。
新参を疎ましく思う古参の立場でありながら、自分よりも古い人達の事も疎ましがれるという、何とも器用な彼とは、仲良くなれそうも無いなって思うとともに、
「その理屈だけでそう称して良いなら私もそのダルカーって方だよ」ってな事は言わない方が良さそうだと判断して、それっきりになりました。
私は自分の好きな物を打ち明けて、それを「共感してもらう」という行為が子供の頃から苦手でした。
そして、それと同じくらい、同じ物が好きなはずなのに、それに対するベクトルというか価値観というか…そういうのが違う人と、「それについて語る」という行為がすごく苦手です。
というか、誰かや何かと張り合うように、その好きを語られると萎えるのです。
好きな物は同じでも、その気持ちを共有する事は出来ないんだなって。
…自分の好きな物くらい自分の価値観の中で好きでいさせて欲しいんです。
林くん=yasu
夫と出会った時にはJanne Da Arcは活動を休止していました。
年下の夫は私の好きなこのバンドを知りませんでした。
初めてCDを聞いてもらった時、「何でもっと早く知ってなかったんだろう…すごく良いね」って同じものを同じように好きになってくれました。
それから、彼はジャンヌについてたくさん調べていたようです。
何かの話のきっかけから、上記の「人生で2回あった一耳惚れのエピソード」を話した時、

って、いつの間にかファンとして超詳しくなっていた主人が教えてくれました。
私はただJanne Da Arcの曲とそのボーカルの声だけが、本当にただ、それだけが好きだっただけで、そういう事は一切調べたり知ろうとしてこなかったという事です。
CDはインディーズの頃の物からその全部を持っています。
でも、歌詞カードを見ることはありません。
送られてくるファンクラブの会報も今は主人が熱心に読んでいますが、私はそれに昔から全く興味が無いのです。
ずっとこんな感じだったので、某所にて「お前みたいなのはジャンヌのファンとは呼ばない!呼ばせない!!」と超お叱りを受け、とんでも無い恐ろしい目に遭った事があります。
先にも書いたように、元々誰かのファンだとかそういう話を自分からして回るような生活では無かったので、何も支障はありませんでしたが、気合いの入ったバンギャは「やっぱ…怖えなあ」って改めて再確認しました。
張り合うつもりなんか全く無いし、仲良くなんてなれそうには無くても…そういう、気合いの入った人の事は嫌いじゃ無かったりします。
むしろ好きだったりするのです。
Acid Black Cherry
そんなこんなな、若気の至り的なすったもんだを経て、初めて安心して「好き」を共有できた人が一番近くにいつもいてくれる家族だというのはすごく恵まれているなって思います。
やっと、コンサートに一緒に行ってくれる人が出来たうえ、その人のスケジュールを把握できているので遠慮なく誘えます。
具合が悪くなって途中で帰ることも多いけれど、嫌な顔しないで何度でも一緒に行ってもらえます。
コンサートを途中退席するお話しはこちらにも
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中でも、2015年のツアー「L-エル-」では、チケット運を惜しみなく発揮しました。

福岡にも行きました。
仙台にも行きました。
「今年はL-エル-で始まり、L-エル-で終わるって感じだね」って、その年が終わろうとする頃、可愛い可愛い女の子に出会いました。
L~える~ちゃん

偶然出会い、話しの流れというか、それが運命だったのか
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出会いは全て運命です「あなたと出会えて良かった」と全部に言える人生を 花いたち祭のお知らせ
エルちゃんが私たち夫婦の娘になってくれて1年と1週間が経ちました。 今日は結婚記念日でもあり私の誕生日です。 生まれ出た ...
いたちのおうちでは無く、私の自宅に直接届いたその子のお誕生日は

もちろん、これは後から気付いた事です。
色々な事が重なってるなあって気付いた時に「すごい運命」って思いました。
この子は、元の飼い主様の手を離れた瞬間から、私たち夫婦の娘「える」でしたから…
えるちゃん、生まれてきてくれてありがとう。
私たちの所に来てくれてありがとう。
ずっと一緒にいようね。
今日のアイキャッチ画像
突然、娘になった可愛い可愛いこの子をどう扱ったら良いのか、まだ分からなかったお迎え当初の夫。
「もう寝ようね」ってケージに入ってもらった後に、しばらくこうして、その前で寝っ転がって何やら話しかけていました。
不思議そうにそれをずっと聞いているエルちゃんが可愛くてたまらなかったです。
動物の写真を撮る時はフラッシュはオフでお願いします
この子達の目への負担と、その衝撃で受けるストレスは相当なものなのです。
強い光が直接目に当たらないように気を付けてあげて下さいね。
Acid Black Cherry デビュー10周年おめでとうございます
昔、ヘドバンし過ぎて患った頸椎ヘルニアがこの年になって疼くので、もう頭は振れません。
良い年して咲くのもちょっとあれかなっとか恥じらっちゃいます。
でも、楽しんでいます。
これからもずっとあなたのファンです。
欲を言うなら…
Janne Da Arc
一度で良いから夫と一緒にいつか観たいな…
思い出話し、おしまい。
追記:ABCが無期限で活動休止を発表
この記事からわずか半月後の2017年8月3日
ロックバンド「Janne Da Arc(ジャンヌダルク)」のボーカル・yasu(年齢非公表)が活動を休止することが3日、分かった。
バンドの公式サイトで発表されたもので、所属事務所はyasuのソロプロジェクト「Acid Black Cherry」の今月14日〜9月27日まで全国各地で予定されていたツアー全公演を中止する。
理由について「yasuの長年の活動から生じた頚椎の損傷、それに起因する身体各所への痛みなど、複合的な症状の併発により、すべての公演を中止させていただくこととなりました」と説明。ギリギリまで調整したが、「万全なパフォーマンスができる状態までの回復には至っていない」と、中止を決めたという。
yasuも直筆メッセージでファンへコメントを発表。中止の決断を「断腸の思いです」と明かし、「あまり心配しないで大丈夫です。どの先生もきっと治ると言ってくれています。だから僕も前向きにがんばって、精一杯、回復に努めます」と報告した。
みたいなニュースが飛び込んで来ました。
「あー、yasuも頸椎やってたのね…お大事にして下さい」って思っていたのですが、そのすぐ後に、こんな手紙が届きました。

そこには、こう書いてあります。
決して誤解して欲しくないのは”ヘドバンをしたからこうなった”のではなくて
”ヘドバンした後のケアを怠った”からこうなったという事です
「ヘドバンは良くない」みたいな印象が強くなるんじゃないかと懸念している事、彼の立場だからこそのそれだという事や、Liveで暴れたらちゃんと体を労うようになどが書かれています。
これを読んで、パフォーマーでも無いくせに、「頸椎やったからもう頭振れない」とか書いちゃってた自分が恥ずかしくなったので、追記として掲載しました。
何はともあれ、
一日も早く復帰できるよう、祈っております。


