人畜共通感染症について

動物取扱責任者として研修を受けてきた話(人獣共通感染症編)

2017年9月27日

「心を亡くす」と書いて「忙しい」と読む。

とか、

いつも「忙しい」って言ってる人って「自分は時間の管理も出来ない無能な人間です」ってアピールしてるみたいで滑稽よね。

みたいな、

誰かの言葉が私の中には、いつの頃からかずっとあって…

「忙しい」って言葉をなるべく使わないように気を付けています。

でも、私、今、超絶忙しいです。

忙しいっていうか、バタバタしていて頭がその処理に追いつかないんです。

ヒキヲタ生活が長すぎたせいで、完全に「一般社会に不適合になってやがるぜ」みたいな状態です。

この一ヶ月の間、インプットばっかりだったので、ここらでちょっとアウトプット的に、それらのお話しをさせて頂こうかと思います。

いや、ただ単に

「夏休みの宿題(絵日記)を、夏休み終了間際に慌ててやります」みたいな、後から日記ってだけのお話しです。

「動物取扱責任者」として

行ってきました。

どん!

動物取扱責任者研修の看板

これね、動物取扱業の責任者として届けを出してる人は、毎年一回必ず受けなきゃいけないんです。

第一種動物取扱業「いたちのおうち」登録証

「受けなかったらどうなるか?」とかは知りません。

私は単純で根が真面目なので、「受けなきゃいけないんですよ」って言われたら、その言葉に何の疑問も持たずに「あー、そうなんですね」って言っちゃう方だから。

動物取扱業においてその責任者としてのお話し

そんなことはどうでもよくて、当日はキッチリ3時間ほど研修を受けてきました。

今回は「動物の感染症について」と「災害時の危機管理について」でしたが、どちらも動物取扱業においてのお話しです。

動物取扱責任者研修スケジュール

もちろん、一般として知っておいた方が良い知識としてのお話しもありますけど、あくまでも、動物たちの事を扱う「業務」に就いてる「責任者が知っておかなければならない事」って方がメインです。

人獣共通感染症について(動物→人間)

「人獣(畜)共通感染症」については、こちらの記事の下の方にチョロっと書いてありますけど

プラスチックケースのフェレット
フェレットを水槽で展示する訳【盗撮・通報…はた迷惑な虐待厨】虫かごで連れ歩く人がいる理由、ペットにキスは虐待にならない?!

「フェレットを水槽で飼うのは虐待に等しい行為」だと言われています。 確かに通気性が悪く、蒸れやすいプラスチックやガラスの ...

そこにある文言からもお察し頂けるように、私…

それについてはどちらから(感染源がどっち)にしてもその原因は「全て人側にある」って思ってるんです。

しかもその、「100%こっち(人間側)のせい」っていう個人的な感情の根本の部分が、ものすごく強くてですね…

人に動物たちから感染した場合は「各々がきちんと気を付けておくべき事でしょ!それを怠ったのが悪いんじゃないの?!」って思っちゃうんです。

もちろん、どんなに気を付けていても、丁寧に「正しい」と言われている飼い方をしていても、感染症にかかっちゃう事はあります。

それは、仕方が無い事です。

「動物たちと暮らす」という事は、そういうリスクだって少なからずあるって事は、ペットと共に暮らされている皆さんのそのほとんどが承知している事だと思うんです。

正しい知識を持って、正しく動物たちと接していても、それでも病気になっちゃった時、

そういう時には、当たり前にすごく心配です。

たまたまそれがその人だったというだけの事で次は自分かもしれないとかそういう風にも考えるし、純粋にお体の事は心配になります。

だから本当に「大変でしたね。お大事になさって下さい。」って心から思います。

でもさ、、、

適当な思考で、そういう大切な事をろくすっぽ気にも留めずにメチャクチャな飼い方をしていて、「ペットの病気が移りました」とか言われても

「そりゃそうでしょうね。お大事に(棒)」しか言えなくないですか?

これだけ、色んな情報が手に入る世の中ですよ?

ちょっと知ろうと思ったら、何だって調べられるじゃないですか?

飼う前にある程度は調べて、知っておくのって当たり前の準備の1つじゃないですか?

飼い始めたら徹底的に調べるのって飼い主として当然の事じゃ無いですか?

…それが当たり前じゃ無い人がいるって事は知っています。

私がそうでしたから。

よく知りもしない生き物を「一目惚れ」で飼い始めた事があります。

そのお話しは今日のお話しから逸れるのでここまでにしますが、私は、その子を「知らないままだったから」死なせてしまいました。

その詳細はこちらです。

1993年フェレット元年から2016年のフェレット事情
1993年フェレット元年 私のフェレ飼いデビューの話

このブログサイトは可愛い可愛い愛娘「えるちゃん」の親バカをするために始めたと言っても過言ではないのですが、そういえば、そ ...

あの頃の私と同じように、「知らない飼い主さん」はたくさんいるんだと思います。

でも、SNSとかを見ていると、間違った飼い方や接し方をしている人には必ず誰かが親切に教えてあげてる様子が見られます。

後からだって勉強する機会は山ほどあるこの時代。

それはとても良い事だと思います。

だけど、それなのに、そういう忠告も何も聞きもしないで好き勝手な事をしていて「感染した」とか言われても、そんなの本人以外の誰のせいでもないって思うんですけど…違いますか?

ペットを飼う事に決めるのって本人の意思ですからね、「動物と接する」って自分で決めたその行動に対して「無知のままでいて良い」って考えがもう人として無責任だと思うんです。

小さな命を迎え入れる事に決めた自分のその命にさえ、何の責任も持とうともしないで勝手な欲望で気軽におっ始めておいて、周りからの忠告にさえ耳を貸さずに、ただ「やりたいから」だけでやりたいようにやってきたくせに、「ペットから感染して病気になった」ってその事だけを大袈裟に騒いで、誰かに責任をとらせようだなんて甘いんじゃねーの?って思うのは私だけでしょうか…

まぁ、もし仮に、このお話しに多くの方が「そうだ!そうだ!」って賛同して下さったとしても、

また逆に「それは違うんじゃないの?」って大多数の方に反感を抱かれ否定されたとしても、

「私」には「それ」どちらも関係無いです。

もっと言うなら、

私が個人的に思ってる事それ全部、「それ」すらでさえ「私」には関係無い事なんです。

それが「動物取扱責任者という立場」です。

私の個人的な気持ちや考え、ましてや周囲の感情等とは一切関係無く、いかなる状況であっても、そういう事が起きないようにきちんと責任を持ってその業務にあたらなければいけないのが、

私たち「責任者」の役割であって、その為の、動物取扱責任者「研修」なのです。

人獣共通感染症は、そのほとんどが簡単な事で予防できる病気です

上記のように、私がどんな風に思っていたって何だって、責任者という立場にあるわけですから、どんなに納得がいかない事だって「そんなの自業自得じゃないですか?」みたいに無責任な言葉で済ませるわけにはいかないのです。

色んな事をしなきゃいけない義務があって、その責任を負わなきゃいけない立場なのです。

動物取扱責任者研修修了書

「研修を修了しました」って都知事に印鑑もらっちゃったし…

だから、ここでもちゃんとお伝えしておきます。

各々がきちんと自覚を持って、節度あるペットちゃん達との生活をして下さい。

無節操で過剰なスキンシップと「うちの子は大丈夫」等という勝手な思い込みはダメです。

基本的なこと

動物を触ったら手を洗う

適切な頻度で適切な場所を欠かさず消毒する

キスとかしない

口移しで食べ物のやり取りをしない

基本だけど一番大切なこと、当たり前の事として、これくらいの事は徹底して下さい。

研修では、こちら(リンク切れ)の本を「参考にすると良い」って勧められました。

ご家庭にお子さんがいてもいなくても、是非、ご一読頂けたら良いんじゃないかと思います。

いたちのおうちのアタチはなこからのお話し

上記はさ、あくまでも「動物から人へ」感染させないためのウンチャラカンチャラな、動物取扱業務において、とっても重要な事です。

が、

「人獣共通感染症」っていうくらいだから、もちろんその逆もあるわけです。

人獣共通感染症について(人→動物)

こちらについては…

動物取扱業とか責任者とか全然関係無い(いや、ちょっとはある)んですけど、

私個人としてはこっちの方が重要で、こっちの方をガッツリ言っていたいんです!!

上記とほぼ同じこれ

  • その子に触れる前には手を洗う
  • 消毒する
  • キスとかしない
  • 口移しで食べ物のやり取りをしない

基本ですからね!

これだけやっとけば良いって事じゃないけど、最低限のこれだけは必ず徹底してあげて下さい。

これだけで、防いであげられる病気がたくさんあるんです。

大切なその子を守ってあげるために、節操の無い過剰なスキンシップ、間違った愛情表現は止めてあげて下さい。

「その子の為に」です。

人間が移してしまった病気のせいで、しんどい思いをするのは誰なのかって事をきちんと考えてあげて下さい。

あなたが防いであげられる病気は全て防いであげて下さい。

自身の手でその子を病気にしてしまうような事がないように、最低限の事だけは必ず、その子の為にしてあげて下さいね。

復習を兼ねて、こちらの記事なども参考にして頂けたらと思います。

フェレット多頭飼育の家
フェレットを飼い始めたらまずは病気にさせない環境作り【掃除の仕方・衛生管理の基本】

フェレットのお迎えラッシュが続いているようですね。 Twitterなどで見かけるお迎えベビニョロの可愛い写真や動画をコッ ...

追記:インフルエンザも人獣共通感染症です

これから、そのシーズンとなる「インフルエンザ」

これも人獣共通感染症の1つです。

特に、ニョロリン達は「かかりやすい病気」なのです。

こちらも参考にして頂けたらと思います。

人のインフルエンザはフェレットにうつるから
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