※里親募集の受付を終了します※
きちんと記事にしてお話させて頂きたい事がありますので少しお待ちください(2024/9/22
X(旧Twitter)ではチラッチラッと可愛さがこぼれ出てしまっていたので、今か今かと楽しみにして下さっていた方も多いのではないでしょうか。
はいちょっと道あけてくださーい!
吸い付くようなツルペト美尻が通りますよぉ🍑おはようございまぁす🌞 pic.twitter.com/PgP7DtfRxF
— 滝川🌏️いたちのおうちの中の人 (@MaikoTakigawa) August 3, 2024
今日のこちらの可愛いちゃん、いよいよ、里親さまを募集させて頂きます。
写真・動画でお分かり頂けるように、この子には少しだけ「これから一生にかけて注意してあげて欲しいこと」がいくつかあります。
新しい家族としてこの子のお迎えを考えてださる方は必ずこの記事を最後までしっかりお読みください。
早い物順ではありません。
これからお知らせする内容は「この子が健やかに過ごしていくために必要なこと」「この子が幸せになるために必要な項目」です。
必ず、全てをお読み頂き、ご理解頂いたうえで、よろしくお願いいたします。
里親募集フェレット女の子「まこちゃん」について
推定年齢4才前後
体重780g→860g→(800~860g前後がまこちゃんの適正体重じゃないかなと思われます)
人が好き、遊び好き、とっても元気な女の子
相性の問題があるのでこればっかりは当人同士を会わせてみない事には分かりませんが、まこちゃんは極端に他のフェレットが苦手というタイプではなく、
初めてもえちゃんと会いました
ブログ投稿用🍑 pic.twitter.com/2yCtAYoW6D
— 滝川🌏️いたちのおうちの中の人 (@MaikoTakigawa) September 7, 2024
また、自分より大きな動物を怖がるということも今のところありません。
おはようございます🍑🐾 pic.twitter.com/OG62GlyaYA
— 滝川🌏️いたちのおうちの中の人 (@MaikoTakigawa) September 4, 2024
動物病院ではワンちゃんにキャリーをのぞかれても、すぐ横で大きな鳴き声がしても全く動じることなく「スンスン♪」していました。
まこちゃんの性格
- 動画で分かる通り、ぴょんぴょん跳ねるように走り回って活発です
- が、女の子なので力は強くありません
- ケージはゆっくりする所と分かっているらしく「出せ!出せ!」しません
- ビックリし屋さんなので、急に抱き上げようとするとカプと噛みます(
慣れてきたら手加減してくれるので血が出るほどではありません) - 寝てるからと思ってトイレ掃除などで黙ってケージに手をいれるとビックリしちゃうのかハッと起きてカプっとくるのでビックリさせないよう気を付けてあげて下さい
- 生身の足は「遊ぼう♪」ってカプっと噛みます(お誘いの合図です、叱らないであげて下さい)
- トイレは決まった場所でちゃんとできます(砂でもシートでも大丈夫です)
- 噛んで遊ぶオモチャが好きで、ビタンビタンしたり、口に咥えて運んだり、楽しそうに遊びます
- 人の後ろをピョンピョンずっとついてきます(踏んだり蹴ったりしないようくれぐれも気をつけて下さい)
トイレはシートでも砂でも決まった場所でできますが、副腎腫瘍の影響か癖なのか、遊びながらちょっとハッスルおしっこが出ちゃうこともあります。
また、トイレに行こうと急いで走りながら出ちゃうこともあります。
フェレットあるあるです。
副腎腫瘍その他まこちゃんの体のこと
こちらは保護時のお写真で、痛々しいこの傷の理由は分かってあげられませんがこちらの傷に関してはもう問題なく回復傾向にあります。ご安心ください。
脱毛、陰部の腫れ、からお分かり頂ける通り、まこちゃんの副腎には腫瘍があります。

まこちゃん
写真には残していませんが、フケの症状もあります。
副腎腫瘍についてはまずこちらをお読みください。
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副腎疾患【フェレットの三大疾病】副腎腫瘍とは?
今日のアイキャッチ画像は「副腎腫瘍予備軍(グレー)」と診断された女の子の外陰部です。 すごく驚きました。 フェレットの三 ...
ferret.xn--n8jel7fkc2g.xyz
血管浸潤(しんじゅん)型の副腎腫瘍
診察の結果、まこちゃんの副腎にある腫瘍は、血管(大血管)を巻き込んで広がっている(浸潤している)状態だという事が分かりました。
いわゆる、「外科的手術が出来ないパターンの副腎腫瘍」なのですが、安心して下さいね。
初めて聞いた方にはちょっと不安になっちゃうような怖い印象を与えてしまう言葉かもしれませんが、ちっとも怖がることじゃありませんから、大丈夫です。
ぜひ、あなたの身近にいるニョロリスト達に聞いてみて下さい。
同じ経験をもつ先輩ニョロリスト達がたくさんいる事がきっとお分かり頂けると思います。
外科的治療はしてあげられなくても、多くの副腎疾患の子達と同じようにちゃんと上手く付き合っていってあげられる方法はありますから何も心配することはありません。
リュープリン投与開始しました
8/10(土)よりリュープリンの投与を開始しました。
2週間に1度×4~6回で1度様子を見て、最終的には1ヶ月に1度の投与になる事が望ましいかなというお話でした。
8/24(土)二回目の投与もバッチリしてもらってきました。
9/7(土)三回目の投与も終えました。
※これはあくまでも今のまこちゃんの体に対して「望ましいかな」と設定されたスケジュールです。副腎腫瘍の子みんなに当てはまる数字ではないのでお間違えなくお願いしますね!
※もちろん今後の体調によって変わることはありますので、お迎えして頂いた後のことは、かかりつけの先生と話あって決めていってあげて下さい。
抗血栓薬を服用しています
腫瘍そのものがそもそも血栓を作りやすい組織因子やその他諸々の物質を放出しているというのはもちろん多少はありますが、一般的なフェレットの副腎腫瘍でそこまで血栓に対して何かしらの対策を早急に考えましょうと慌てる事はあまりないかと思います。
が、まこちゃんの場合は腫瘍の位置や大きさ等々から「まずは血栓が一番怖い状態」と診断され、その日からすぐに抗血栓薬を処方されることになりました。
ココがポイント
血栓:血管の中にできた血のかたまりが血管を詰まらせてしまう病気
抗血栓薬:血液をサラサラにするお薬
血栓が脳や心臓に飛んだら「突然死」を起こします
なので、まこちゃんはずっと(一生です)抗血栓薬が欠かせません。
血が止まりにくいお薬ですので、出血させてしまう事がないようくれぐれも慎重に暮らさせてあげて下さい。
遊び好きのこの子達ですから、抗血栓薬を服用している子は「いつどこでぶつけたのかすら分からない」レベルで内出血は「とてもしやすい」です。
気を付けて遊ぶと言ってもそれは「防ぎきれない」そうですので、かかりつけの先生と、その許容範囲の相談をしてあげて下さい。
また、爪切りの際の深爪は絶対にNGですので、自信がない間は病院で先生に切ってもらうなどしてあげて下さい。
皮角(ひかく)
これ、何か分かりますか?

まこちゃん
猫や犬を飼ったことがある方にはお馴染みかもしれませんが、フェレットではあまり聞かない「皮角」
この記事に貼るために大急ぎでまとめた情報がこちらになります。
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フェレットの皮角 変なところから爪?血豆?(肉球爪状物質)角化上皮腫とは
※当記事の子は血豆のような見た目の症状ですが、体感として一番多いかなとは思うのは「変なところ(肉球)から爪が生えてきてい ...
ferret.xn--n8jel7fkc2g.xyz
まこちゃんのお迎えを考えてみようかなと思って下さっている方は必ずこちらもお読みください。
先ほどお伝えしたように、抗血栓薬を服用しているのでムリにとったりは出来ません。
自然にポロっととれるまで慎重に過ごすことを心掛けてあげて下さい。
その他
耳ダニの治療中です⇒退治成功しました!
8/10(土)より、副腎腫瘍の治療を始めます
※保護時から副腎腫瘍の診断はでていましたが、保管期間内のお約束事(その期間は飼い主さんがいる子を預かっている”だけ”という期間ですから、今すぐ処置をしないと命にかかわるという以外の治療を私たちが勝手に行うことができません)があり、また、まこちゃんは事情があって保管期間がとても短かったので「そのくらいの期間なら慎重な様子見で大丈夫でしょう」という先生の判断のもと様子見をしてきました。
里親様に希望すること
最優先事項となります
- フェレットと暮らした経験がある方
- かかりつけの動物病院がある方
- お引き渡し後すぐに病院へ行って先生と治療についてのお話しをして頂ける方
- 先住ちゃんがいる場合、他のペットがいる場合、小さな傷でもまこちゃんには大変なものとなってしまいますので、取っ組み合いのじゃれ合い等は絶対にさせないよう注意して見ていてあげられる方
- まこちゃんの「カプッ」はシツケでどうこうする類の「噛む」では多分ありませんので、「フェレットは噛んで感情表現をする生き物だから」と寛大な気持ちで受け入れて下さる方
お迎えして頂くと同時に闘病生活が始まりますので、その準備(環境、心構え、等)を先に整えておいて下さい。
副腎疾患での闘病経験は問いませんが、「闘病」の経験がある方を優先させて頂きます。
かかりつけの先生への引継ぎのために、一度、こちらの先生のお話を直接お聞きになりたいなどございましたら遠慮なく言って下さいね!
「噛む子」です
「噛む」についての許容は人それぞれ違うので表現がなんとも難しいのですが、フェレット歴が長く、それなりの匹頭数を知っている経験者数人にまこちゃんに会ってもらった結果、「噛むことに寛大な人じゃないと難しいかも」と冷静な意見をもらいました。
皮手袋がないとお世話ができないまでではないし、毎回、血が出るようなシャープな噛み方をするわけでも、興奮すると噛むとかでもなく、「ただ普通に噛む」です。
ヤンチャなフェレットに慣れてる、噛まれなれている多くのニョロリスト達にはこちらのお写真で「あーはいはい、こういうタイプね♡」とお分かり頂けるかなと思います。
慣れている人にはまったく問題ないレベルだとは思いますが、念のため、小さなお子様がいるご家庭、少しでも歯があたることが怖く思ってしまうご同居のご家族がおられる場合など、は予め今回のご縁はお見送りとさせて頂きます。
いたちのおうちが定める必要最低限の条件
- 先住ちゃんがいる場合、相性次第では完全別部屋飼育のご配慮をいただけること
- ペット可物件である事は当たり前ですが、ご同居されている方全員が「フェレットのお迎え」に賛成して下さっていること
- 副腎疾患について、及び、これからの「医療/医療費について」をご理解頂けていること
- 「フェレットの適正飼育」についての考え方や価値観がいたちのおうちと同じであること(例:ケージはフェレットを守るために必要で大切な個室、等)
- こちらからご自宅までお伺いして、飼養環境の確認をさせて頂きます
- 譲渡の際にかかる往復の交通費(東京都内からになります)のご負担をお願いします
有り難いことに、現在いたちのおうちは、多くの皆様からご支援を頂いております。
ので、まこちゃんにこれまでかかった医療費は全額そのご支援からお支払いさせて頂けていますので、里親様にご負担頂く医療費は0円です。
が、継続的な治療が必要ですので、「今後について」はくれぐれもご理解の程よろしくお願いいたします。
また、先生とご相談頂くことではありますが、(ジステンパー)ワクチンにつきましては「接種したよ」もしくは「しない方が良いという先生の判断で受けません」というご報告だけ(その一回限り)必須とさせて頂きます。
その他の詳細はこちらでもご確認下さい。
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里親条件が厳しすぎる里子の譲渡にウザいくらい条件がある理由
「ペットショップで買うなとか言ってるくせに、里親募集に応募したって偉そうに色々と条件を付けて断ってばっかでちっとも渡す気 ...
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- ご住所(ご応募時には市区町村までで構いません)
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- SNSのアカウント名(やっていない方、秘密のアカウントしかない等の場合は未記入で構いません)
- 年齢、ご職業 (平日、休日どのくらい遊んであげる時間がとれるか教えて下さい)
- お電話番号
- 同居ご家族について
- 先住フェレットの有無(匹頭数)
- 他にも ペットがいる場合は、種類と匹頭数をお知らせください
- かかりつけ(とする予定)の動物病院名
- 「副腎疾患」「噛むこと」について、簡単にで構いませんのでご自身の経験や考えなどを教えてください
- ご質問などあれば
※お返事が届くよう、迷惑メールの設定を先に済ませてから、お送りください。
※里親募集のご応募窓口を担ってくださるボラさん達は皆さん平日はお仕事をされています。皆さんで時間を合わせて慎重な話し合いをして下さってからのお返事となりますので、返信まで1週間程度のお時間を頂く場合がございます。
素敵なご縁がありますように

まこちゃん
皆さまご存じの通り、シニアになるとほとんどのニョロがグレー以上の診断とも言われている副腎疾患は、うまく付き合っていく方法を考えてあげられる病気です。
ちょっとだけ日常生活の中で注意してあげて欲しいことはありますが、何も怖がるようなことはありません。
もちろん、ベビでお迎えすることに比べたら、一緒にいられる時間は少し短いことは分かっておいて頂かなければいけませんが、まこちゃんは御覧の通りキャピキャピした元気モリモリの可愛い可愛い女の子です。
まこちゃんの姿がもっと見たい!という方は、私のXのアカウントより「桃の絵文字」で検索して頂くと、まこちゃんの可愛い姿をご覧頂けます。
「まこちゃん可愛い!!」「うちの子にぜひ!!」ってビビビッと運命を感じて下さっている方!ぜひぜひご応募お待ちしております!!