前々回の虎太ちゃんが繋いでくれた琥博ちゃんのお話に続き、今日も、虹の橋のたもとにはフェレット王国が絶対ある!というお話になります。
が、本題へ入る前に、私の大好きな「天国」のお話を…
人と一緒に暮らしていた子達は毎日可愛いと言われるから自分の名前を可愛いだと思っていて、だから天国には「可愛いちゃん」がたくさんいて神様が呼ぶ時に困るから「可愛いはミドルネームですよ」って1人ずつに説明してるって話しを聞いて朝からニヤニヤしてる。これは天国の滝川・可愛い・えるちゃん pic.twitter.com/6rtsFoVCqd
— 滝川🌏️いたちのおうちの中の人 (@MaikoTakigawa) May 19, 2023
虹の橋のたもとについたら、まずはフェレット王国(猫は猫王国、犬は犬王国)の住人になるための手続きをします。
その時、神様に名前をたずねられたら皆、
「僕は!
「私は!
~可愛いちゃんです!」と答えます。
だから、天国では神様が名前を呼ぶのにちょっと困ってる…
って、お話なのですけど、これ、どうして皆が自分を「可愛いちゃん」だと思ってるか分かりますか?
「可愛い」って言われた時の記憶にある飼い主さんは絶対に笑顔だからなんですって。
ついうっかりでも、名前を呼んで叱ってしまった事が一度や二度はどなたにでもあるかと思うんですけど、「可愛い」って言いながら叱った事なんて一度だって無いでしょう?
だから、みんな、大好きな飼い主さんがニコニ笑顔で呼んでくれた「可愛い」が自分の名前だと思ってるって(諸説あり)
成仏ネコ課 pic.twitter.com/PTXPUBRvud
— あらふじ ぺす (@rps0423_oekaki) March 30, 2021
本当に可愛いね。どの子もみんな永遠に愛おしい「可愛いちゃん」。
「虹の橋のたもとにいるあの子に会わせてってお願いしたんです」
とろろ君はSNSに目撃情報があがっていた子で「昔からいたちのおうちを読んでいたので、捜索に出るにあたっての心構えはバッチリ予習済みで行きました!」とおっしゃっていました。
その詳細はこちらなどをお読み頂くとして
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保護時の爪
いたちのおうちさんにも書いてあったし、「今日はもう切り上げようか…」と主人と話しながら、でも諦めきれずに「あと5分だけ」と、最後にもう一回あとここだけって足を踏み出すとき、お空にいる先代に「お願い!迷子になってる子がいるなら迎えに来たよって伝えて!お願い!会わせて!」って、お願いした瞬間にヒョコっとフェレットちゃんが出てきてくれたんです!無事保護することが出来ました!!
生きていてくれてありがとう。頑張ったね。偉かったね、もう大丈夫。本当によく頑張った。
って、捕獲時の様子を涙ながらに報告してくださいました。
私も泣いていました。
あるんですよ、虹の橋のたもとにはフェレット王国が絶対に。
あの子もあの子もみんなそこにいて、ずっとちゃんと見守ってくれているんだって、「涙は心からあふれ出る感情の結晶」というのは本当だなって、ぐしゅぐしゅ鼻をかみながらお話を聞かせて頂きました。
虹の橋のたもとフェレット王国から
「捜索に行く前、見つけたあとのこと…ずっといたちのおうちを読ませてもらって、頭に入れていたのですが、いざ保護したら頭が真っ白になってしまって…」って、先代ちゃんはそんな風にずっと前からいたちのおうちとのご縁も繋げてくれていたんだなって、いたちのおうちが誰かの役に立てていたんだって嬉しい気持ちでした。先代ちゃん、ありがとう。
基本的に保護した後のことは「警察署とのお約束」さえきちんとされていれば大きなトラブルになる事はあまり無いので、こちらからお話させて頂くことは特に無かったのですが、やはり、初めての事はどうしたって不安ですし、何よりも、「不安な気持ちで接することでこの子がいつまでも安心できないという状態は避けたいし、もし万が一にでも自分が至らないせいでこの子が宙ぶらりんになってしまうような事があってはいけないから、だから、いたちのおうちさんの一時預かりさんの心得みたいなものを教えて下さい」って…
先代ちゃん、聞こえてるかな?
あなたのお母さんはとっても真面目で優しくて繊細で素敵な人だね、そんなお母さんのサポートはいたちのおうちがしっかりさせてもらうから安心して見ていてね、とろろ君にも「もう安心していいよ」って伝えてね。
フェレット王国からの導きは最初からそこまで決まっていたんだね

とろろ君
保護時にいくつか少し気になる症状があったとろろ君。
症状のことや今後のことなど色々とご相談をお受けしている時に
「探しに行こうと決めたとき、例えどんな状態であっても元気になるまでは責任をもって我が家できちんとケアしようね。見つけて終わり、捕まえて終わりじゃなく、ちゃんとケアしてあげてから幸せにしてもらえる先へお繋ぎしようねって主人とそこまで決めて行ったんです。」
「そうだったんですね。もちろん、里親さん探しのご協力は全力でお手伝いさせて頂きますので、それまでじっくり、とろろ君の性格を見て、とろろ君が一番幸せになれるお家はどんなお家なのか見極めてあげて下さいね。」
という会話がありました。
それから少しずつ元気になっていくとろろ君の報告をもらう度、本来であればその先に私がお手伝いをさせてもらう事があるのですから、いつもなら気持ちはピリッと「準備だけでもしておこう」となっていくはずなのですが、なぜだかとろろ君に関しては、どんどん「どっしり構えて」×「落ち着いていく」自分の心境が不思議でした。
きっと、先代ちゃんの導きが最初からそこに決まってたって事なんだろうなと今から思えば全てが腑に落ちます。
ゆっくりと確実に「我が子」になっていった とろろ君
まだまだたくさん「これがご縁だったんですね」と言わざるを得ないような不思議な導きのエピソードがあるのですが、これ以上続けるのはちょっと野暮かなって思います。
なんて言いますか、最初からこうなるよう先代ちゃんに導かれてたんだなぁって、「私は先代ちゃんに呼ばれたのね」ってフフフっと誇らしい気持ちにもなるそれらのエピソードは、私と保護主さんの大切な宝物として心にこのまましまわせておいて欲しいなって…
代わりにといってはおかしいですが、正式に「そのままのお迎え」が決まったとき、「とろろ君のお話をブログで紹介させてもらっても良いですか?」に頂いたお返事の掲載の許可を頂きましたので
とろろくんの記事の件、とても嬉しいです!!
強い子!お外で1人きりでとてもとても頑張った子!!それだけで本当に本当に自慢のとろろくんです!!
必死で生きたとろろくんの事を知ってもらえること、本当に光栄です。
身体はボロボロで心もたくさん傷付いて……それでもこうやってまた笑顔を見せてくれて楽しそうな姿を見せてくれて……。
生きていてくれたこと、また人間と目を合わせてくれること、お水を飲んでご飯を食べてくれること、笑ってくれること、ぴょんぴょん飛び跳ねてくれること、ヘソ天で眠ってくれること、一つ一つ全部に感謝して過ごしています。
どんなに怖かっただろう……。
大雨で寒かっただろう……。
何度も人に近づいて助けを求めて……だけど簡単にはその想いが届かなくて、また背を向けて1人で歩く背中を想像するだけで涙が溢れてきます。
でも!!もう大丈夫!!
とろろくんは幸せになります!
ウザイほどの「大好き」をたくさん浴びせられながら毎日生きてます!!笑
だから、「可哀想」なんて1ミリも思いません🙌
「よかったね!!!」って、毎日笑顔のとろろくんに言ってます😁!!
今こうして読み返すと改めて、あの日からのことが鮮明に思い出されてウルルっときてしまいますが、ご本人は本当にこのままのお人柄です。
明るくて優しくて、毎日この子達に全力で。
素敵なご縁は最初からそこにあったんだね!
とろろ君、ずっとの幸せ!おめでとう!!!
先代ちゃん、温かい導きをありがとう!!!
フェレット王国にいる可愛いちゃん達!みんなに恥ずかしくない、みんなに心配をかけなくて済む、そんなペット社会を目指して、いたちのおうちは今もめちゃくちゃ頑張ってるから、もう少しだけ見守っていてくださいね。
みんな!みんな!健やかなニョロニョロ生活を☆彡