ビトンとフェレット

キーポルとえるちゃん

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いたち(フェレット)

「フェレットを保護しています」の詳細を公表しないのはなぜなのかその理由を分かりやすく解説

フェレットの保護情報をあげると

「保護フェレットの情報を出さないのはなんでなんだ!?」

「飼い主さんに繋がるようにもっと詳しく発表するべきじゃないですか?」

「写真くらい載せるべきだ!」

「色や性別すら書けないのは本当は保護なんかしてないからじゃないのか?」

等々のお声が届く事があります。

それらについては散々散々あっちこっちでお話ししてきているつもりなのですが、どうにも伝わっていないのは何故なのかを考えてみました。

…なるほどそうか

それらは全部「保護して下さった方」へ向けての記事だから、携わっていない方には「読まれていない」んですね?きっと。

なので今日はその辺りの事を現在保管期間中にある子を例にお話しさせて頂こうかと思います。

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フェレットを保護しています(=警察署への届け出は済んでいます=預かり委託を受けているだけです)

お読み頂いている皆さまの中で、お財布を拾って交番へ届けた事がある方ってどのくらいおられますかね?

その時と場合によって多少の違いがあるかもしれないので、「その場合は必ずこうだ」とするお話はしませんが、私が経験した何度かのそれでは、届けたその場で中身の確認をお巡りさんと一緒にしました。

目の前で一つ一つ確認をしながらお巡りさんが記入をした「何月何日の何時何分頃にここで拾ったお財布を何時何分にここへ届けました。中にはこれとこれとこれと…が入っているのをお巡りさんと一緒に確認しました。私はどこどこに住む某何兵衛です。」みたいなその書類にサインをし…たような記憶があります。

あの当時はまだSNSという文化に触れていなかったのであれなのですが、例えば今また同じような状況になったとして、それをSNSやブログでそのまま公開したら大変な事になるって事はお分かり頂けますでしょうか?

冒頭の「」に当てはめてみましょう。

「拾った財布の情報を出さないのはなんでなんだ!?」

→そんな事したら大変な事になるでしょうよ!きちんとした手続きは済ませてるんだしその必要は無いんです!

「落とし主さんに繋がるようにもっと詳しく発表するべきじゃないですか?」

→こちらから詳しく出さなくても「自分が落とした財布の情報」なんだから本人には分かるでしょ?

「写真くらい載せるべきだ!」

→中に個人の情報に繋がる物が無かった場合、見た特徴を持って「自分の財布です」と主張する人がいっぱい現れたらどうすんの?

「色や特徴すら書けないのは本当は財布なんて拾って無いからじゃないのか?」

→暇かよ

1つずつ詳しくお話させて頂きますね。

詳細な情報を公開しないのはペット泥棒を防ぐため

ニョロリストとしてどっぷりその世界に身を置かれている方々には、いまいち分かりづらい現実かと思いますけど、「フェレット」って、私たちが思っている程そこまでメジャーじゃないんですよ。

いや、「フェレット」は知っていても、個体の識別までは出来ない人の方が多いって言った方がここでは表現としてより適切かな。

例えば「フクロウ」は知っていても多くのフクロウさんの中からたった一羽の誰かちゃんを「この子がそうです」と見分けられるのって、フクロウさんを見慣れていて、フクロウさんをよく知っている方達だけじゃないですか?

少なくとも私は(またどこかからお叱りを受けるかも分かりませんが)「顔が全然違うじゃん!」とどんなに力説されたって(全員同じ顔に見える…)です。

それと同じで、フェレットによっぽど詳しいお巡りさんでも無い限り「この子は誰ちゃんである」は無理です。

そして私の経験上、そこまでフェレットに詳しいお巡りさんにはまだお会いした事はありません。

でも(?)だから(?)飼い主に成りすまして警察署からフェレットを連れ出そうとした事件に遭遇した事が何度かありました。

お巡りさんと一緒に泥棒対策

お財布を届けた時と同じで、お巡りさんは細かくその子の情報を書類に書きます。

その時、「これは秘密の質問にするので公示情報にしないで下さい」って、お願いをします。

公示(こうじ)とは、一定の事柄を周知させるため、公衆が知ることのできる状態に置くこと。公の機関が行う場合と、私人が行う場合がある。
わさび
える
つまり、こういう落とし物が届いてますよって警察署の掲示板に載せたりする事ね

「どこにも発表されていない飼い主さんしか知らない情報」を飼い主だと名乗り出てきた人に答えてもらう事で、なりすまし飼い主(ペット泥棒)を防ぐんです。

だからこれは脱走させちゃった子を探す時にもそうするようにと、うちでは飼い主さんにそう伝えます。

こちらがいくら秘密の情報としてお巡りさんとの約束を守っていても、飼い主さんがその情報を公にしてしまっていたら、もうぶっちゃけ残念ながら泥棒対策はできません。

一昔前までは確かに「全ての情報をポスターに書き出して捜索に協力して下さいとするのがベスト」ではあったのですが、悲しいかなネットの普及、ペット泥棒の増加、に伴い、そのやり方は「もう古い」「やってはダメな事」になってきているのですよ…

詳細はこちら
効果的な迷子捜索チラシとは?フェレットを探していますNGポスター…それペット泥棒ホイホイになってない?
効果的な迷子捜索チラシとは?フェレットを探していますNGポスター…それペット泥棒ホイホイになってない?

迷子捜索のポスターというのは、フェレット図鑑を作るわけでも、その子のプロフィールカードを作るわけでもありません。 その目的は (脱走・迷子)ペットの捜索に協力して下さい です。 これは、電車に乗って遠

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現金200万円のみが入ったキーポル(LOUIS VUITTON)だとして考えてみよう

「お財布」だと免許証やメンバーズカードで確実に持ち主さんが分かる場合が多いので、もっと分かりやすく、「バッグに現金のみ」を例にしてみます。

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何県何市何々町にある○○公園のすべり台に一番近いベンチの下にヴィトンのバッグを置き忘れた方いませんか?
××警察署に届けてあるので取りに行って下さい。
ちなみに中身は1万円札を10枚ずつ輪ゴムで留めたものが20束(だから丸まってましたw)他には何も入っていませんでした!スカスカww
モノグラムのキーポル45でファスナーを閉めた状態を上に見て左側に大きな傷がありました!
こちらがその写真です。参考にして下さい!
(左右上下から撮った全体像と傷の写真添付)

これで「落とし主さんに繋がる」と思いますか?

もし「えっ?これの何がいけないの?」って思われる方がいたとしたら…ちょっと、どう言ったら良いのか分からないけど、(ずっと今の環境から一歩も出ずに生きていける人生であって欲しいな)ってなんかそんな風に思います。

大半の方はこれを「えっ?ヤバくない?」って思うんです。

こんな、誰でもが「それは自分のです」って名乗り出られてしまうようにその情報を出してしまったら「大変な事になる」って想像ができるから。

まぁもっとも、こんな怪しさ満点な落とし物に嘘をついてまで名乗り出てもしも万が一のリスクを考えたら普通はやらないんですけどね、絶対バレない自信があるのか、つい魔が差すのか、案外あっさり堕ちる人間ってのは結構その「普通」の中にいるものなのですよ…

※誰しもが一度は見たことがあるモノグラムのキーポル。 「ヴィトンのボストンバッグ」という認識の方も多いそうなので(大黒屋店員さん談)写真を撮ってアイキャッチ画像にしてみました。
※サイズは45ではありません。
アタチはなこ

法律上は(落とし)「物」です

こうやって、他の物で考えたら分かる当たり前の事が「生き物」だと突然、自分勝手な解釈になる人がいるけど、ダメですよ。

法律上では拾得物はその名の通り全て「物」です。

でも「生き物だから」、「警察署では適切な管理ができないから」、だから、私たち保護活動者がその期間中の「お預かり」をするだけなんです。

他人様からお預かりしているだけのモノを勝手にSNSに載せたり、その子の事を教えろとくるDM(問い合わせ)に事細かに返事をして良いわけが無いって、これでお分かり頂けましたね?

だから、「私たちは個人的なご質問にはお答え出来ません」だし「飼い主さんなら直接、警察署にご連絡下さい」だし、「飼い主さん以外の方は警察署へのお問合せはしないで下さい(しても無駄だし、他のお仕事の邪魔になるから止めて下さい)」なんです。

そして、いたちのおうちを通さずに預かりボラさんと個人的にコンタクトを取ろうとする方がたまにおられるのですが、それが例え良かれと思っての事だったとしても、例えそんなに深い意味は無い単なる会話の延長のつもりだったとしても、そういった事情からそれはボラさんの負担になる事があるかもしれないという事を少し分かっておいて頂けたらなと思います。

保護活動者であろうとなかろうと「預かりさんの立場」というのはものすごく神経を使うのですよ…

詳細はこちら
フェレットを保護したら【そのまま飼える(預かれる)としてもトラブル回避『まず』すべきこと】迷子か遺棄か分からないから
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街中にポツンとフェレットがいたとします。 その子は100%、誰かの所有物(ペット)です。 例えばそれが街中ではなく、山の中や公園など自然が豊かな場所だったとしましょう。 それでも、その子が誰かの所有物

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さて、ずいぶんと長くなって参りましたが「現在保管期間中にある子を例に」するまでも無く、もうここまででお分かり頂けたんじゃないかなと思うんですけど、どうです?

もう良いかなって思うので、ここで一回、「猫のお金」のご報告させて頂きますね。

いたちのおうちが募った

猫のご支援へのご報告

一度目は6月27日の記事で「ご支援頂ける方へ」として呼びかけさせて頂きました。

二度目は8月20日の記事の「里親募集&ご支援のお願い」でです。

寄付金の使い道

6/28と7/2にお振込み頂いた「ネコ」募金は9/14に引き出して現金書留にてお約束通り、お世話になった保護猫カフェさんにお送りさせて頂きました。

現金書留にて募金

前回の記事でチラっとお話しさせて頂いたのですが、パソコンが壊れましてそれまでのやり取りを含む全てのデータが吹っ飛んで「もう一回お振込先を教えて下さい」だなんてとても言いだす事ができなくて…だから現金書留です。

宛先を隠している(お名前を伏せている)理由は該当記事でご説明していますので、そちらでご理解下さい。

9/1にお振込み頂いた「ネコ」募金はお約束通り、該当記事にあります黒猫くんの手術代の足しにして頂くべく、9/14に12000円としてお振込みいたしました。

この1万円は前回の終盤でチラっとお話しさせて頂いた「取り急ぎの医療費」です。

そう、ここからは少しややこしくなるので、今後の更新で順を追ってご説明させて頂きます。

なので、今日はこの辺で…

健やかなニョロニョロ生活を☆彡

-いたち(フェレット)
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