気になるフェレット
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動物たちの言葉

ペットの亡骸(死体)は宅急便(クール便だろうと)では送れません。「どうせ死んじゃうなら安楽死で良い」は違うと思う。

投稿日:2017年4月11日 更新日:

今日のお話しはフェレットの生体その他に関する事ではありません。

こういうお話しが嫌いな人もいるんじゃないかなって分かっています。

考え方が違えば、その感じ方も違います。

今日はそういうお話しです。

安楽死(あんらくし、英語:euthanasia)とは、人または動物に苦痛を与えずに死に至らせることである。一般的に終末期患者に対する医療上の処遇を意味して表現されるが、本質的には、死刑の執行、動物の殺処分など、対象や目的は限定されない。安楽死に至る方法として、積極的安楽死(英語:positive euthanasia , active euthanasia)と、消極的安楽死(英語:negative euthanasia , passive euthanasia)の二種類がある。安楽死の別表現として、尊厳死(英語:dignified death , death with dignity)という言葉がある。これは、積極的安楽死と消極的安楽死の両方を表現する場合と、消極的安楽死に限定して尊厳死と表現する場合があるが、世界保健機関、世界医師会、国際連合人権理事会、国家の法律、医療行政機関、医師会などの公的な機関による、明確または統一的な定義は確認されていない。

引用:Wikipedia「安楽死」

私はそれまでずっと

「安楽死」という物を否定的に考えていました。

どんなお話しを聞いても

「私なら絶対にそうしない」と、そういう風にしか思っていませんでした。

それは、これまで私の所へ来てくれたニョロリン達がみんな大きな病気をする事なく、いてくれたからでしか無いって事は頭では分かっていました。

分かってはいたけれど、どうしても

気持ちの中にその選択肢を持つ事が出来ないでいました。

ペットで子供の情操教育って「ペットが死んで悲しい」「でも…」ってちゃんと考えるまでを言うんじゃないかと思うんです。

「ペットが弟(妹)の代わりとなる事でお子様が優しい子に育つ。」 といったお話しはたくさん聞かせて頂きます。 私はペット業界の人間でも何でもありませんが動物好きの一占い師としてすごく嬉しいお話しです。 ...

今でもやっぱり基本的には反対派ではありますが、頑なに「何が何でもそれだけは絶対に…」とは、もう言わないかなって少しそう思います。

そういう風にも考えられる人に私がなれるように…って、

こういう風な考え方もあるんだよ…って、

私にそれを教えに来てくれたんじゃないかなって思うフェレットのお話しです。

私には

「知ったような気になっていただけの事」

「私の常識なんて、そのうちの一部でしかなかった」って事がまだまだたくさんあるんだという事を

たくさんたくさん教えてくれたフェレットのお話しです。

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「安楽死」させてその亡骸を「クール便かなにか」で送って欲しいと頼まれた

「引越し先はペット禁止だから」という理由で一時的に預かる事になったニョロリン。

飼い主さんが

「里親はちゃんと見付けてある」との事でしたが、

「話しの折り合いがまだ付いていないから、とりあえず預かっていて欲しい」と言われました。

いつも通り交通費に5,000円をお渡しして「お引渡しの時には15,000円を頂きます。その旨は、きちんと里親様とお話合い下さいね。」の書類にサインを頂きました。

※そのお金はいたちのおうちへの寄付金という事でもペットホテルの宿泊費としてでも、どう解釈して頂いても構いません。(いたちのおうちは第一種動物取扱業登録済みの施設です)

※事務所の引っ越しに伴い、現在はこのシステムではありません(2019年)
アタチはなこ

預かり当日の健康診断で耳ダニがいました。

他にも少し問題はあったけれど、きちんと付き合っていけば大丈夫と診断された可愛い可愛いニョロリンです。

その結果を飼い主さんに報告した時

「それは里親に言わないで欲しい」と言われました。

いた家はお引渡しの際に、その子に携わる

「全ての情報(医療費の明細等)」をお渡しします。

それが嫌ならあなたが引き出しに来て里親様にお引渡しすれば良いんじゃないですか?と不本意ながら1つの妥協案を提案したら、

「でもそれじゃあ、15,000円は私が払わなきゃいけなくなるって事ですよね?」との答えが返ってきました。

その子の様子はどうだとか医療費の事などについての質問は一切されませんでした。(※いた家では医療費の請求はしないので、それは別に良いのですが)

その子が突然、体調を崩しました。

その子が抱えていた治る病気ではないその症状の1つです。

私の中でその病気は、発作が起きても適切な対処をすれば死なせてしまうような病気ではないという認識でした。

薬が効かないのか、他にも何か原因があるからこうなっているのかは調べてみないと分からないと説明を受けている最中にも、容態はドンドン悪化しているように見えました。

私はその場からすぐに飼い主さんに電話をかけました。

獣医さんに代わってもらい、直接その説明をしてもらいました。

飼い主さんが出した答えは

「安楽死で良いです。(それで亡骸を)着払いで良いんでクール便か何かで送って欲しい。」

と言われました。

「安楽死で良い」という言葉はおかしいと思う。個人的に、今でもそれはそう思う。

曲がりなりにも、いたちのおうちは「愛護施設」です。

いくら飼い主さんがそう言ったからといって「はい分かりました」なんて絶対に言える事ではありません。

愛護施設なんかやっていなくたって私は個人的に…個人としてそれだけは了承出来ないのです。

これは別に、その選択に対して否定的に何かを言いたいのではなく、あくまでも「私にはその選択肢はありません」と言う意味です。

「どうせ死んじゃうのに生かしておく必要がありますか?」

そう言われても、目の前のこの子はまだ生きています。

せめて一度会いに来てこの子の顔を見てからにして欲しい、その決断はこの子を見て、ちゃんと考えてからにして欲しいと頼みました。

「それまでずっと苦しめておくなんて可哀想だと思わないんですか?」と言われました。

歩いて15分もかからない場所にいるのだから、すぐに来てくれれば良いじゃないかと言ったら

「安楽死で良いって言ってるのに、生きてる今、会う必要がありますか?そんな状態のその子に会えだなんてひどい事言うんですね」と言われました。

いたちのおうちの子としてお世話をさせて欲しい。この子の所有権を放棄して欲しいとお願いをしたら

「ペットがダメなマンションだから生きてるうちは引き取れないってだけで、死んだら大丈夫なんだから安楽死させて返すのが常識じゃないんですか?そこ(いた家)で面倒みるとかそういう話じゃない。安楽死させて返さないんだったら、5,000円でその子を買い取ったって事になる!それは法律違反じゃないんですか?」って言われました。

※今回の場合はこれには当てはまりませんが、正式な登録をしていない人同士が金銭目的で生体の取引きをしてはいけません。

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その間ずっと

お願いだから、いた家へいったん連れて帰れるくらいまで…頼むから、本当にお願いだから少しで良いから回復して!

そしたら他の病院へも行ってみよう!飼い主さんの気持ちも変わるかもしれない!

だからもう少しだけ頑張ってニョロリンの体!!って

そう思いながら、祈りながら、お願いだからと思いながら、私は病院の外で飼い主さんと何度も電話でやり取りをしました。

「もう良いんだよ」って聞こえた気がしました

「また大きい発作がきた」って、病院内に呼び戻された時にはもう発作が治まってるかのように見えて安心したのに、フェレットが寝入りばなによく言うあの…

「プスン♪」が確かに聞こえたのに、聴診器を外しながら「頑張ったね」って獣医さんがその子に言いました。

何が起きたのか分かりませんでした。

ずっと付きっきりだったスタッフがとっていたメモ

13:58 エクセグラン

投薬メモ

最後の治療(投薬)です

いつまでも

「安楽死なんて絶対にさせない」と意地になっている私の目の前で

「プスン♪」って眠るように逝ってしまいました。

こうしてその時の事を思い返して書いている今、私はあの子に何を頑張らせたかったんだろう…

何に向かって頑張って欲しいと思っていたんだろうか…って、分からなくなっています。

愛情があるからこその「安楽死」という選択

電話でやり取りをしている間、私はずっと飼い主さんはもうこの子に愛情が無いんじゃないかって思っていました。

だから会いにも来ないし、「安楽死で良い」なんて簡単に言えるんだって、心のどこかでそう決めつけていました。

病院で死因を調べるための詳しい検査を勧められているけど、どうしますか?と電話をしたら「絶対、止めて」と言われました。

「そんな事したって生き返るわけでも元気になるわけでも無いのに、体を切り刻むなんて考えられない。絶対に嫌だ」と泣いておられました。

切り刻むという表現が適切かどうかは別として、その気持ちはすごくよく分かります。

私もそう考えるかもしれないなって思いました。

ただ、

「だからすぐにクール便か何かで送って下さい」は、

「だからそれは出来ません」とお断りしましたけど…

死んだ動物、動物の死骸を宅配便で送る事について

「徒歩圏内にいるのだから」とかそういう事情じゃなかったとしても、私は亡くなった子を

「クール便か何かで送る」なんて、気持ち的に出来ません。

こちら⇒ヤマト運輸株式会社「宅配便利用約款」には

第六条 当社は、次の各号の一に該当する場合には、運送の引受けを拒絶することがあります。

(2)生きた動物(魚類を含む)

(3)遺体、遺骨

とあります。

この「遺体」の中に動物のそれが入るかどうかは分かりません。

死体と遺体の違いは、死者の体を物体として表現するか、人格を認めた表現にするかの違いである。
死体は「死んだ体」という、ひとつの物体として扱った客観的表現であるのに対し、遺体は「魂が去って遺された体」という、一個人の人格を含めた主観的表現であるため、「死体」よりも丁寧で、死者や遺族への哀悼の意を込めた言い方となる。

報道では、身元不明な場合に「死体」、身元が判明している場合に「遺体」といった使い分けもされていたが、「死体」では物として扱う印象を与えるため、現在は基本的に「遺体」を使い、「死体」を使うのは、対象が動物、「死体遺棄罪」「死体損壊罪」などの法律用語、生死の情報が内容の中心となる場合に限って使うことが多くなっている。

一般の会話であれば、「死体」は人や人以外の動物にも使い、「遺体」は人に対してのみという使い分けもできる。
ただし、地質学や生態学などの学術用語では、動植物全般に「遺体」が使われる。

「死体」や「遺体」以外にも、死んだものの体を表す言葉には、「死骸(しがい)」「亡骸(なきがら)」「遺骸(いがい)」「屍(しかばね・かばね)」「死屍(しし)」「骸・躯(むくろ)」など多くある。

死骸は動物に対して使うことが多いため、人に対して使う場合は、「野外に放置された野ざらしの死体」という印象を与える。

亡骸や遺骸は、遺体と同様に敬意を込めた表現である。
亡骸は会話の中でも使われるが、文学的な表現となる。
遺骸は文章語で、会話で使われるのは特に改まった場合に限られる。

しかばね、かばね、死屍、むくろは、死者に対する敬意は含まれない表現。
日常会話で使われることは少なく、主に文学で使われる。

引用:違いが分かる事典「死体」と「遺体」の違いより

また、広辞苑によると

死骸・屍骸:人や動物の死後の肉体、死体。なきがら
死体・屍体:死んだ人や動物のからだ。死者の肉体。

なので…

結局のところよく分かりません。

運送会社に直接、電話で聞いてみた

そんな事をするつもりは無いけれど、ネットで「送れる」と書いてあるのを見付けました。

食品(餌なども含む)のあれだって動物の死体じゃないか!それが送れるんだから送れないはずがないだろうというような記述でした。

「送らない。そんな風に亡骸を扱ったりできない」という、私の個人的な感情で片付けてはいけない事実があるのかもしれないと思い、

上記で約款を掲載させて頂いたヤマト運輸株式会社(俗に言うクロネコヤマト)さんのコールセンターへ直接電話で聞いてみました。

今回のような例に限らず、猟などで仕留めた猪を送りたいなどの問い合わせもたまにあるそうですが、

「弊社ではその一切を承りません。お断りしております。」

との事でした。それは「クール便でも通常便でもです」とキッパリ言い切って下さいました。

※生きている生体についてはその為のサービスがちゃんと別にあるそうです。

なんだかグジグジ弱音のような事を織り交ぜながらのお電話でしたのに、心強いお言葉で回答を下さいましたイトウさん。

ありがとうございました。

偽装してまでする事じゃない

送り状に食品だとか「適当に」書けば大丈夫だなどという意見もありましたが、それについてはもう何かを言うのも嫌です。

用途によってその感情は様々でしょうが、少なくても今回は「ペット」です。

その発想…止めませんか?

「亡くなったペットを宅配便で送る」というのは

「一般的には」、色々な方面から多角的に考えて、どう解釈してみたとしても

「普通ではない」という事だけ知っておいて頂けたらなって思います。

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まだ一緒に遊ばせてあげれなくても、もう少し近くでスンスン♪し合わせてあげれば良かったな…って思っています。

お別れの日がこんなに早くきてしまうなんて思わなくて…ごめんね。

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