フェレット

本文とは関係ありません

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ペットと暮らす

フェレットのアレルギー検査についての返信と獣医はこう言ってたけどあなたはどう思う?って素人に聞くのは危ないよってお話し

このようなお問合せがありました

(略)
フェレットのアレルギーについてのこちらの記事を拝読し、ご連絡させていただきます。
https://xn--n8jel7fkc2g.xyz/8755.html

上記の記事の最後のほうでアレルギー検査の可能性について示唆されていましたが、どこの会社でどのような検査が可能なのか、情報をお持ちでしたら教えていただけませんでしょうか。フェレット用の検査はないと聞いていますので、犬用の検査でもかまいません。

うちの子は現在IBDの治療をしています。IBDの背景にアレルギーの可能性がありますが、特に思い当たるものがありません。血液検査によるアレルギー検査は、フェレットの場合「不可能」とかかりつけは言い切り、それ以上は自分で調べないと情報は得られません。セカンドのお医者さんにも質問してみますが、種が違う(犬用など)検査キットなどだと結果に責任が取れないので、あまり検査をすすめない獣医師が多いと感じています。

うちの子はお迎え症候群をきっかけに下痢をしだして2ヶ月の間さまざまな治療を試みて治らず、その間に糞便検査(マルピーライフテックのもの)で全身性コロナウィルス陽性が出たので、かかりつけは(はっきりは言わないのですが)治療をあきらめてしまったようです。セカンドオピニオンの病院では、コロナと言うより症状はIBDとの見立てで高容量ステロイドによる治療に踏み切りました。プレドニゾロンへの反応はあり、ひとまず下痢は止まったのですが、便が良くなったにもかかわらず異常に頻繁で(おそらく大腸の炎症、サラゾピリンで対応しています)、脱肛も起こっています。ステロイドの副作用(血糖値、GPTがともに400以上)も激しく、体重も落ち、かなり厳しい状態です。

ステロイドは減量局面に入っているのでこの治療を続けますが、もしアレルギーが原因であるのなら、アレルゲンが除去されない限り同じ問題が繰り返されることになるので、アレルギー検査ができるならしたいです。除去食は以前試して、結果として下痢が悪化したので、体力が落ちている現在はあまりやりたくありません(体重が回復したら、別の食材で行えるよう準備はしています)。IBDの見立てで実はリンパ腫である場合も多いですが、血液染色の結果では怪しいリンパ球はありませんでした。

健康相談には応じられない旨は理解しております。アレルギーの血液検査の情報のみ、ご迷惑でなければご教示いただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

記載されていました記事を読み返してみて、私の書き方が悪かったのかなと反省して文言を修正しました。

ので、こちらへの返信としては

  • 犬用の検査でもかまわないとありますが、検査機関は複数ありますので、それはそのままかかりつけ医に「犬用の検査でも良いからして下さい」とご相談されてみると良いかと思います。
  • また、アレルギーの血液検査の情報のみとありますが、それについては「動物アレルギー検査株式会社」でお調べになってみて下さい。

以上となります。

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獣医の意見を否定するような「アドバイス」をする人間(ど素人)は信用しない方が良い

こういうお問合せが届くことは実に多いのですが、皆さんのお気持ちは大変によく分かります。

私に何を求めておられるのかも分かっているつもりです。

健康相談には応じない旨ご理解頂けているのにも関わらず、それでも、このようなお問合せをしてこられるという事は、そういう心境なのだと痛いほど分かるんです。

ですが、毎回、どなたにも申し上げていますが、「私はそれにはお応えできません

その子の事を見たことも、あなたの事を知りもしない私には、どんなに詳しい話をされても、何も答える事はできません

「医者にはこう言われたんだけど、あなたはどう思う?」って、身内でも友達でもない全く知らない人から急に意見を求められて「私はこう思います」とか答えられる人間なんていないですよね?

それと全く同じなのですよ。

百歩譲って私が医者や獣医師であったとしても、「見たこともない」対象についての相談には「答えられない」です。

ネットの普及で簡単にそれが出来るようになったと錯覚されている方を時々見かけますが、ネットで出来るのは、そこにある情報を「ただ拾う」だけです。

インターネットというのは、自分で判断する材料を拾い集める場でしかないのですよ。

「これは何ですか?誰か教えてください」はSNSの便利な使い方として合っていると思います。

私もよくやります。

が、それが、命に係わるような大事なお話しだったら話しは別です。

ずぶずぶの素人でしかない私が「それについてはこうですね」だなんて、そんな無責任な事は言えるはずがないのですよ。

それだけは分かっておいて下さいね。

例えば、今回のメールにありますような

「フェレット用の検査はない」

「種が違う(犬用など)検査キットなどだと結果に責任が取れないので、あまり検査をすすめない獣医師が多い」

と、もうそうやって「答えが出ている」お話しについて、何か助言ができる素人がいたら、そういう人にはむしろ気を付けて下さいって私は言います。

「そういう時はガンでもケガでも何でも治しちゃうこれを飲めば良いですよ」って、変なサプリとか水とか売りつけられないようにご注意下さいねって、これは実際にあるお話しなのですよ。

私は獣医の紹介もしないです

一時期「フェレットを診てくれる病院が分からない」というご相談が多かったので、当サイトでは「フェレットを診てもらっている」と実際に通っている飼い主さん達のお声を反映させただけのページを作りました。

だから、「ここがお勧め」だとか「ここは名医です」などとは一切言っていません。

ただ、「ここの病院はフェレットを診てくれますよ。通院されてる方から聞いた確かな情報です。」って載せているだけです。

リアルで「どこか良い病院知らない?」と聞かれても、ここでの姿勢とまったく同じに「うちはこの先生に診てもらっています。こことここの病院にも行った事があります。」と、そういう風にしかお話ししません。

聞かれた「良い病院」の「良い」が、何をもってそうだと判断しようとしているのかが私には分からないからです。

何をもって「良い医者」とするのか

すごく極端な表現を使いますが、その子が元気にさえなれば、それがどんなに適当な処置であろうと(そんな事はどこの病院でもありえないかとは思いますがここでは言葉のあれでそう言います)、飼い主からしたら「良いお医者さん」です。

でも逆に、手術は成功しても、いわゆる完璧な処置であったとしても、その子が回復しなければ、不信感に繋がる事があります。

「先生がこちらの意見を聞き入れてくれた」が

「話しを聞いてくれる良い先生」って思う飼い主もいるし、「こっちの言いなりになるって事は何かがあった時に責任を取る気がない証拠だ」と思う飼い主もいます。

そうなってくるともうそれは先生との「相性」でしかありません。

患畜を「どう呼んだか」で「動物を金稼ぎにしか見てない悪い医者だ」と悪い評価を付けている口コミを見た事もあります。

良かれと思ったそれでも下手な紹介は一番の迷惑行為だと言われた事があるから

「悪評をどこかに書き込んだりするのは総じて最初に変な風にハードルを上げて来院される方たち」と、とある獣医さんが言っていました。

「腕が良いと聞いてきたのに大した事ないじゃないか。これじゃあ前の病院と変わらない。」と直接、言われる事もあるそうです。

私はいつも「月に一度でも年に一度でも構わないから健康診断には必ず行って下さい」と言っています。

それは「先生との信頼関係を築くためでもあるのです」と、きちんとそう言っています。

その子の普段の状態を診てもらって、知ってもらって、大きな病気や何かの時に「備えましょう」って、それはとても大切な事なのですよ。

だから、そういうのが無く「誰かから聞いた」だけで、過剰な何かを期待して緊急時に来院して、その期待に応えられなかったら良くない医者だと評判が広まるのは勘弁して欲しいと言ったその獣医さんの言っている意味はとてもよく分かりました。

本来であればそれ以上の数があるはずの「普通」の評価って、あまりしないですもんね。

自分や周りの行動を振り返ってみても、ネット上にあるありとあらゆるショップや何かの口コミを参考にするのはそれを利用する前だけで、それが「普通~良い」だった場合、わざわざまた書き込む場所を探しに行って「普通に良かった評価」なんて書きこまないですもんね。

まぁ、別に低評価だったとしても、わざわざそれを書き込むためにネットを繋いだりとかそんな面倒な事をする人の方が少ないとは思いますけど。

「獣医は接客サービス業じゃない。最初から変な風にハードルを上げて来ないで欲しい。普通に受診して欲しい。」って事でした。

だから私は「ここの病院もフェレットを診てくれますよ」しか言わない

少し前にとある動物病院にあったポスター(病気に関するその病院での見解書みたいなもの)を「いたちのおうちに載せても良いですか」と問合せしてもらった事がありました。

その返答は「ネットにそれだけが載って情報が一人歩きしては困るから」でした。

先生がネットに出している「一般論」と、病院が「来院されている方へ向けて」お話ししている事は全くの別物ですものね。

分かります。

だから「勝手な解釈をしたり前評判で評価を気にして躊躇する前にとにかく一度は来院して下さい」なんですよね。

とてもよく分かります。

その勝手な解釈の種になるような事も前評判と受け取られかねないような発言も私は慎みます。

私はこの先もずっと「個人的なご質問にはお答えしません。病院の先生と相談して下さい。」しか言いません。

獣医以上の知識を持って、その子を診れる素人なんていないから

たった一つの治療方針を聞いただけで「そんな提案をする先生はダメだ」とか言う人たまにいますけど、それは「その子には」その方法が良いと判断してその提案をしているだけの場合があります。

それは、こちらのお話しでも書きましたからもうここではこれ以上やかましくは言いませんけど

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獣医さんより詳しくその子の体について分かる素人なんていないんですよ。

※誤解を招く文章でした。ごめんなさい。

メールには「フェレットの場合「不可能」とかかりつけは言い切り、それ以上は自分で調べないと情報は得られません。セカンドのお医者さんにも質問してみますが、種が違う(犬用など)検査キットなどだと結果に責任が取れないので、あまり検査をすすめない獣医師が多いと感じています。」とあります。

これは、獣医さんのおっしゃってる事以外の正解はありません。

フェレットのアレルギー検査は「無い」んです。

種が違う動物用のそれでアレルギー検査をしてもその検査に責任がとれないのは当然の事です。

元々そのアレルギー検査自体に「かなりの誤差があるから無駄じゃないか」とする獣医さんもいます。

従来通り、問診から大まかなアレルゲン物質を推測して細かく一つ一つその可能性を潰していく方法が一番「確実」だからです。

そして、元記事にあった『今あるアレルギー検査というのは、「これに対するアレルゲンがあるんじゃないか?」という、あくまでも、疑わしい物質に対して、アレルギー反応を起こすか否かを判定する検査でしかありません。』は「人間用」のお話しです。(誤解がないよう、少しでも分かりやすくなるよう、私なりに文章の修正をしました。)

紛らわしく分かりづらい書き方になっていて本当に申し訳なかったです。

フェレットのアレルギー検査の実例

上記にある犬のアレルギー検査にフェレットのそれを「一か八かで出してもらった」という話があります。

一か八かどころか「結果には何の正確性もないけど」と念を押されたうえで「7万円ちょっとだった気がする」と飼い主さんが言っていました。

また、「アレルギーの検査をしたフェレット」では、「血液検査」でリンパ球の比率に異常を見つけ、アレルギーの疑いがでたから、食物アレルゲンか環境アレルゲンかまずは大まかなアレルゲン物質の特定を問診から推測して、そこから「一種類ずつ、その可能性を潰していった」というお話しがあります。

アレルゲン除去食は正しい食事療法の一つです

「除去食は以前試して、結果として下痢が悪化したので、体力が落ちている現在はあまりやりたくありません」とありますが、「除去食を試したから下痢が悪化」ではなく、食事内容を変えて下痢をするかなどの変化(アレルギー反応が出るか)を繰り返し繰り返し確認していくのが、そのアレルゲン物質の特定(除去すべき食材を見つけてあげる)方法ですから、「結果として下痢をした」それでアレルゲン物質の特定となるはずなのですけども…

ただ、体力が落ちるほど、悪化するまで下痢をさせておくというのは、私が知っている方法とは違うのかなとも思いますので何とも言えないのですが、お読みいただいた記事にも「一気に切り替える事が肝心です」と書いてある通り、その方法では、下痢を継続しません(させないようにするのがその方法です)

これは、「FRD(食事反応性下痢)の調査ついては、食餌のタンパク質を全く違うものに変更する方法を推奨している」というペット栄養学会からのきちんとした発表にも基づいています。

ペット栄養管理士の友達が「これは例えば、カリカリご飯だと「鶏」が反応してる可能性あるから、「ターキー」や「鹿」などに「一気に変えることをペット栄養学会では推奨してる」という意味だよ」と補足説明をしてくれました。

もしもそうして正しい方法を試されているのに、いつまでも下痢が治まらない、悪化していく一方であった場合、その下痢はもう食物アレルギーとは関係無い、何か他に原因があると考えなければいけない症状になるかもと思いますので、いずれにしても獣医さんともう一度、なぜ特定に至れなかったのかなどの点も踏まえて、詳しく相談されてみてはどうかなと思います。

まとめ

相手が本当に医者なのかは分からなくてもネットなんかでは簡単に医療相談みたいな事ができるようになったその弊害なのかも分かりませんが、「かかりつけ医の判断を赤の他人からのアドバイスで疑ってかかる」みたいな傾向が最近(人のそれでもペットたちのでも)ものすごく多くなったような気がします。

それは、あまり良くない状態であればあるほどその傾向が強くあるように見て取れるので、きっと「これまで言う通りに治療を受けてきたのに良くならないじゃないか」みたいな多分そんな風な不安や焦りが「何か他にも特別な治療方法があるんじゃないか」とか「もっと優れた別の治療方法があるんじゃないか」って、スペシャルな裏技みたいなものを求めてしまいたくなるんだろうなって思うんです。

だって、私がそうだから。

私がそうだから、もう、そうなっちゃうのは本当に痛いほど分かるんですけど、そんなものは無いのです。

っていうか、少なくても私はそういうスペシャルみたいな何かを知りません。

私は少しだけフェレットに詳しい方だとそれは確かに自負していますが、獣医学的な情報は、資格取得時にちょっと勉強した程度の一般的なもの、公開されている文献から探してきて得たもの、そして、獣医さんに直接聞いて教えてもらった事しか持っていないんです。

「獣医さんはこう言っていました。あなたはどう考えますか?」と聞かれても、私にはそれに答えられるほどの知識がそもそも無いんです。

だから、それに答えられない代わりにただ一つ、

先生を疑うなとは言いません、ただ、そこに何の根拠もなく漠然と「ほかに何かあるんじゃないか」だけで疑っていると「いつまでも治療方針が定まらない」という、あんまり良くはない状況を招く事になったりしますから…

無責任な他人の中には何の根拠もないのにどっかにあった情報だけでよく知りもしないのにドヤ顔でアドバイスをしたがる人もいるのです。

そういう無責任に背中を押されて判断を誤るような事になるのは絶対に避けて欲しいって思うんです。

だから、私は「その質問は先生にして下さい」ってこれからもずっとそう言っていきます。

おしまいに

今回のメール主さんのお宅の子だけではなく、現在、闘病中のニョロ達がみんな少しでも穏やかな毎日を過ごせますように…

健やかなニョロニョロ生活を☆彡

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