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動物たちの言葉

フェレットお迎えの経緯【思い込みでも良い】わさびが残してくれたもの繋いでくれた縁

投稿日:2018年7月25日 更新日:

「看取ってあげられなかった事をずっと後悔してたんです」

「あの時、ほんの数分だったけど、わたしが席を外さなければちゃんと見送ってあげられたのに…って、後悔してたんです」

「家族が誰も看取ってあげれなくて可哀想な事したんじゃないかって思ってたから」

等々として、

だから、

「飼い主として自信を持とうと思いました」

「わさび君のお陰で、やっと前を向いて生きていけそうです」

「わさび君にありがとうって伝えて下さい」

というような、メールを何通か頂きました。

私自身が「死なせてしまった」経験があり「だからもう飼えない。生き物を飼う資格が私には無い。」ってずっと後ろ向きな気持ちで何年も過ごしてきた時間があるので…とてもよく分かります。

「看取ってあげられなかった」って言葉は胸が締め付けられるほど痛いです。

飼い主として「してあげられなかった」って、これほどまでに悔いが残る事は無いですもんね…

スタッフと全部のメールを拝読させて頂き、全方のメールに涙が出ました。

「わさびって本当にすごい子だったんだね。」

「皆がわさびのお陰で前向きになれたって、言ってくれてる。」

「わさびは本当にすごい。」

それまでも、闘病中であるわさびを見て、わさびの事を「希望だ」と言って頂く事が何度もありました。

それが…

旅立ってもなお、こんな風に多くの方に、わさびをそんな風に思って頂けて、わさびは本当にすごい子なんだって思います。

私たちが皆様からのその言葉で救われてもいます。

本当にありがとうございます。

7/22㈰「わさびに」と頂いたお花

今日は、そんなわさびが繋いでくれたんじゃないかって思う不思議なご縁のお話しを聞いて頂こうと思います。

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自然の流れに委ねたら…「繋がっていた」…そう思ってる

6月24日㈰  いたちのおうちでお引き受けしてそのまま保護活動者さんへお繋ぎ(お願い)するニョロがいました。

「引き取って下さい」というお話しはその数日前に決まっていたのですが、わさびの体調の事、エルが大きな手術を間近に控えていた事などから、

いたちのおうちでも自宅でも今は無理だと私が判断し、親しくお付き合いをさせて頂いている信頼できる保護活動者さんのうちの一人に「丸投げ」という形でお願いをしていました。

もちろん、飼い主さんには事情を説明して、「その後のご希望があれば伝える事だけは出来ますが、いたちのおうちでお引き受けするわけではないので、お約束は出来ません。それでも良いですか?」とご了承頂いたうえでの事です。

ここでいう「その後の希望」というのは「月に一度は写真を送って下さい」や「放牧時間はこうしてあげて下さい」等の事なのですが、その時は特にそういう希望のようなものは無く、「信用しているので」と、こちらへ「全てをお任せします」という事でした。

夕方過ぎ、無事にお引き受けが終わり、わさびにその報告をして

「わさびにお父ちゃん(おっちゃん)ができたように、この子にも素敵なパパやママへのご縁が繋げられるよう、わさびの力を貸してね!頼むよ!!」って、声を掛けてから、私は預かり保護主さんのお家へそのまま向かいました。

取り急ぎその子にかかる病院代や当面の飼育費用をお渡しして、「足りなくなったら、その都度また請求して下さい。あとはよろしくお願いします。」と言って、その子を託しました。

何度も言ってきましたが「保護活動者」というだけで、特に私たちのように法人(NPO)化しているわけでも、どこかと提携してる等があるわけでもなんでも無い個人のそれには何の特権も融通もありません。

病院へ行けば正規の病院代がかかります。

その子を育てていくためのお金は「お願いします」と言った人間が負担するのが当然の事なのですよ。

「お願いします」と命を軽々しくお願いしている人をあっちこっちで見かけますが、その辺の事はどうなってるのかしら?って余計な事を心配したりしなかったりしています。

…話しを戻しますが、先ほど書いた通りに今回の件は「丸投げ」です。

お金をお渡ししたのは「お願いする側の立場として当然の事」なだけで、今回、いたちのおうちは「保護活動者さんに繋いだだけ」という立場になります。

そこから先は「その方のやり方に協力させて頂くだけ」の立場なのです。

ここで注意喚起を1つ

いたちのおうちは「里子の譲渡」に中途半端にかかわる事は一切ありません。

いたちのおうちの活動の時はきちんと事業所の登録証を見せてそう名乗っています。

最近、「いたちのおうちから委託された個人ボラ」だと名乗ったり、また、さも、いたちのおうちと関係があるかのような事を匂わせて、里親募集に問い合わせしたり、引き出しをしている人がいるそうです。

里親に立候補している時も警察署からの引き出しの時も、聞いた限りでは正式な手順を踏んでいるようなので、それ自体には何も問題が無いように思われますが、いたちのおうちを名乗るという身分の詐称が行われている事は大問題です。

もし仮に「身分を詐称した方が有利に事が進められる」などの意図があるとしたら、それは「詐欺罪」にあたります。

別にボラを名乗らなくてもできる事でボラを名乗り、身分を偽ってまでのそれ…そうする事によって何を得ようとしているのかは知りませんが、少なくてもそれは「保護活動」ではなく、一歩間違えれば、ただの「犯罪」ですからね。

現時点では、まだ被害届を出すような事でも法的手段に訴えるような事でも無いとの判断を弁護士さんとの相談のうえで出していますが、念のために里子クレクレ里親詐欺の類として、発覚しているものについては全てを調べ上げて、都内で活動をしているニョロボラ仲間達、及び関係機関各所にその情報を共有させてもらいました。

今回のこのお話しでもお分かり頂けるように、いたちのおうちが他者様へお願いをする時には「全て」を託しますので、いたちのおうちが協力の立場から飛び出して途中からしゃしゃり出る事は無いです。

託した子の件や託される子の件で、いたちのおうちが「主」では無い場合、その名前が出る事はありません。

保護活動者という括りだけ無く、「フェレ飼い同士」というのは仲間意識が強いんですよ。

「フェレットのため」の目を持って、皆が見てますからね!!

だいぶ、脱線しましたが、これからも、どうか「おかしな事をしている人」にはお気を付け下さい。

←注意喚起!以上!!

わさびが…したの?

その夜が明けた翌日…

6月25日㈪  朝方、わさびは旅立ちました。

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2018年6月25日 (月) 朝 わさびが旅立ちました 今はまだ、こうしてパソコンに向かってわさびを思う度に画面がボヤけてしまいます。 でもそれは、悲しいとか悔しいとかそういう感情では少しも無くて、 ...

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伝えるや否や、すぐに、取るものもとりあえず、真っ先に会いに来てくれた友人が火葬の手配をしてくれました。

最短の日にちでお願いをして、翌々日に決まりました。

当日はさすがに仕事へ行くことが出来なかったおっちゃんですが、翌日は、ちゃんと「お父ちゃんは大丈夫だ」ってわさびと約束した通り仕事へ行きました。

その間の線香守は私が担いました。

※お線香は焚いていません。「亡き骸を一人ぼっちにしておけない」って何となくな昭和人の感覚です。
アタチはなこ

仕事から戻ったおっちゃん…

隠し撮りなんて、あまり良い趣味ではありませんが、なぜか「撮っておかなきゃ」と思いました。

何枚かありますが、撮った私の位置が変わっただけで、その全部は同じような写真です…

おっちゃんは、こうして、何時間も…一晩中、わさびの体と向き合っていました。

涙声でよく聞き取れませんでしたが、

「今度またフェレットに生まれ変わったらもう一度お父ちゃんと一緒に暮らしてくれるか…?」

「今度はもう少し長く一緒にいたいなぁ…だからもう少し早くお父ちゃんの所へ帰ってきて欲しいなぁ…」

「今度はもっとヤンチャなフェレットでも良いんだぞ…わさびは良い子すぎたから…元気いっぱいヤンチャヤンチャで良いぞ…」

みたいな事をずっとずーっと言っていました。

ベビちゃんだから里親さんはすぐ決まる…はずだった

6月27日㈬ わさびの御霊を天に還し、ひと段落つく間もなく、私はその後すぐに控えていたエルちゃんの手術の準備に取り掛からなければいけませんでした。

いたちのおうちがそんなこんなな時間を送る間中、預かり主さんは託したその子のお世話をしてくれていました。

病院へ行き健康診断、ワクチン接種、その子の性格を見極め、里親さん探し…

「お願いしますと託したんだから」と言ってしまうのは簡単ですが、ぶっちゃけてしまうと、「保護活動」において、それは「一番大切な時期の一番大変な事」といえる作業です。

もちろん、長く活動されている方ですからそういう事は全部、分かったうえで「頼って良い」と言ってもらえて本当にありがたかったです。

引き受けて下さった時、「ベビちゃんだから里親さんはすぐに見つけてあげられると思う」って言ってくれていました。

ベビだけど…

その後も、個人的にきちんとその都度、ご連絡を下さるので、その子の状況は常に把握して気にかけてあげる事が出来ていました。

もちろん、SNS上で見かけた時には全力で協力させて頂きました。

とてもヤンチャなお姫様です。

ですがこれは、いたちのおうち的には「分かる。分かる。そうだろうね。」です。

いたちのおうちにベビーで持ち込まれる子の大半、9割以上の子がこれをやります。

もちろん、飼い主さんからの持ち込みで、その理由は

45%:引っ越し

45%:アレルギー

10%:その他(ご家族や同居人に反対された、他)

ですが、「ベビー」で持ち込まれる子は、100%の確率で決まって同じ特徴があります。

いたちのおうちでお引き受けするベビーの特徴
  • トイレがフリーダム過ぎる
  • メッチャ噛む
  • ケージのガチャガチャが尋常じゃない

どれか一つは必ずあります。

もちろん、トリプルコンボも珍しくありません。

うがった見方をしたら「飼いづらいって思われちゃったのかな」…です。

ちゃんとシツケてあげれば大丈夫!…なはず

上記の特徴は、もちろん「一生涯に渡ってそのまま」という子も中にはいますが、それは稀です。

大体は、「きちんと」教えてあげれば、ある程度までは分かるようになるものなのです。

ヤンチャ過ぎるせいなのか、この子は「ベビなのに圧倒的に問い合わせが少ない」のが心配でしたが、預かり保護主さんも「もう少し慣れてくれれば落ち着いてくれると思う」って言ってくれていたので、安心して見守っていました。

素敵な出会いがありますように☆彡

って。

その後、何件か応募があったと連絡は頂きましたが、どれも「お見合いまでに至らない」という結果でした…

いつまでも「里親さんが決まったそうだよ」って報告をしない私に痺れを切らしたのか、いた家スタッフに「あの子はどうなったの?」って聞かれる回数が増えました。

「こればっかりはご縁の事だから…」

ご縁はここにあったのかな…?

6月30日㈯ エルの手術が無事に終わり、あとは抜糸の時を待つばかりになってはじめて私の気持ちがちゃんと落ち着きました。

覚悟していた、「入院」の必要が無いと言われた事は、とても大きかったと思います。

だから、思っていたよりだいぶ早く「それ以外の事」に「ちゃんと」向き合う時間が持てるようになりました。

あの日から、10日くらい経った頃、急にスタッフが「もしかしてさ、わさびは、あの時、この子にオッちゃんを任せようって自分の後釜を託して逝ったんじゃない?」とか言い出しました。

確かにタイミングだけ見たらドンピシャではありますが…

私たちが一番、避けたかった「(何か理由があって)わさびが旅立っていった」みたいな発言…本人も後から「どうしてあの時あんな風に思ったかは分からないけど」って言っていました。

おっちゃんはあまりそれは気にならなかったようで「そんな事はないと思うけど…でも、もし、わさびが

わさび
ボクのお父ちゃんの所へおいでよ

って、あの子に言ってたんだとしたら、わさびに認められたみたいで嬉しい」ってのんきな事を言っていました。

「そのせいで逝っちゃった」とかは絶対に無いと思う!その上で、でも、どっちもありそう♡スン♪
える

同じ頃、保護主さん宅のお子さんがあの子に噛まれてケガをしたと聞きました。

実は、その前にもご主人が流血するほど強く噛まれていた事も知りました。

ご主人がご在宅時やお子さんが起きている時には放牧は出来ないと判断して、保護主さんが自身の睡眠時間をだいぶ削っておられると…

それに加えて、毎晩~早朝にかけて行われる激しめのケージガジャンガジャン…

あれもこれも、正直「大変でしかない」それを、里親さんが決まらないままいつまでも負担してもらい続ける事が心苦しくありました。

なので、「エルの事も落ち着いてきたので、里親さん探しは続行してもらいつつ、お世話はこちら(いたちのおうち)で引き受けます」と、申し出ました。

けど、それについては「何度もお家を変わるのは可哀想。」って、即、断られました。

「次にお家を変わる時は、そこがこの子が一生住むお家になるように!その為に私がいるんです!!」って言われました。

アタチはなこ
あぁ、もう最高かよ。

十分に分かっていた事だけれど、そういう信念を持って活動されている方だからこそ、いつでも安心して全てを託せるんです。

この人にお願いして良かった。

仲間にしてもらえて本当に有り難いって、この話をそのままいたちのおうちスタッフに持ち帰ったら、おっちゃんが突然、「ずっと考えてたんだけど、俺が里親になる事は出来ないのかな?いたちのおうちとしてとかじゃ無くて…」って言いだしました。

アタチはなこ
無理じゃね?(即答)

「フェレット」に慣れてる人が、お世話に手を焼いているのに、わさびしか知らないオッちゃんにあの子のお世話は無理だって本気で思いました。

だからそう言ったのですが、おっちゃんはその言葉を「お前みたいなモンが里親になれるわけ無いだろ!何を寝ぼけてんだ!」くらいに言われていると解釈していたそうです(笑)

そんなこんなな誤解やすれ違いのすったもんだがありながら、

7月7日㈯ オッちゃんの里親トライアル開始

報告メール(初日の夜)より

お涙頂戴の感動話には程遠い幕開け

このように、初日の時点で傷だらけになったおっちゃん、その後も順調に生傷を増やしながらアタフタアタフタ楽しそうに小さなヤンチャ姫に朝から晩まで振り回され続け、あっという間に迎えた一週間後、

7月14日㈯ 正式譲渡が決定しました。

今日のアイキャッチ画像でもあるこの子です。

里親決定
フェレット【里親決定済】飼育経験がある方のみとさせて頂きます

トライアル中につき、現在は受け付け停止中です 6月に入ってから、いたちのおうちは、事業所としての全ての営業をお休みさせて頂いています。 ブログをお読み頂いてる方には、お察し頂けているかとは思いますが… ...

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いたちのおうちスタッフのオッちゃんがお迎えして「ゆん」ちゃんと名付けました。

「わさびが繋いでくれたご縁です」とホッコリ〆させて頂きたいところですが、

一ヵ月後
噛み癖+ケージガッチャマン【フェレット譲渡1か月経過報告】ゆんは言えば分かる子!…?

あれから2か月※経った、いたちのおうちスタッフ通称「おっちゃん」の本当のお誕生日の数日後の事です。 私:遅ればせながら…お誕生日おめでとう! スタッフA(以下ス):ところで何歳になったの? おっちゃん ...

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相変わらずのヤンチャ姫。

皆様から頂いたゆったりとした「わさびのお陰で」「前向き」とは程遠い、なんだかドタバタワチャワチャした毎日ですが、いたちのおうちもいたちのおうちらしく前向きにあります。

これからも、わさびの事を時々は思いだしてあげて下さい。

そして、新メンバー「ゆんちゃん」共々どうぞよろしくお願いいたします。

 

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