この頃、少し、イライラした記事が続いてしまったので、今日はその理由を…そんな事は大体の皆さまにはお分かり頂いているとは思いますが、今一度、自分の感情を整理するためにも、きちんと冷静に書いてみたいと思います。
世の中には、無責任な噂話にして面白がって良い事と、いけない事があります。
それが例えば有名人のそれだったとしても、「ネタにされた」「有名税だ」とご本人が受け取れるものと、仕事にマイナスな影響を与えるだけのそれがあるのはご存知かと思います。
サイト内に一度その仕組みさえ作ってしまえば、あとは誰が何を書いても、それは、価値がある(お金になる)情報という扱いなのが今の時代です。
例え何も知らなくても、ウィキペディアかどこかで拾ってきた少しの真実に、適当な肉付けをしただけの「芸能ニュース」が、どれも似たような記事なのはその為です。
今それと同じことが「ペットの飼育サイト」で横行しているこの現状が私のイライラの原因です。
似たような間違った情報がそれらに載っているその現状が恐ろしくてたまらないのです。
私は過去に、収容犬の事をメインに活動していた保護団体から派生した
- 保護しなきゃいけない「ペットから外れた子達」がいる現実を知って欲しい
という主旨で作られたサイトのライターのお手伝いをした事があります。
「動物ものは金になる」という認識が憎い!!
サイト「運営」ですから、それなりの経費が掛かります。
あの頃はそういう知識が全く無く、その仕組みはよく分かりませんでしたが、「これが軌道に乗れば、団体の運営資金に繋がる。」という説明を聞いて、
母体である保護団体の活動資金になるのなら!と、私は喜んで、保護活動のお手伝いに協力させて頂きました。
真実が正しく伝わるよう、全ての記事に、一切の個人的な感情は込めず、ただ事実だけ、自分がそれまでしてきた保護活動の中で実際に目にした事だけを淡々と書きました。
「私の記事に目を留めてくれたそれぞれが、その先をきちんと各々で考えて欲しい」
その「一歩目」が自分で考えたそれと、他人から言われて考え始めたそれとでは、その後が全然違ってくる事は身をもって知っているから、だから、その一歩目が一番大切な事だと、これは今でもそう思っている事です。
が、ある時から、私が書いたいくつかの記事が大幅にリライトされ、大袈裟な脚色をされた形で世に出回っているのを目にするようになりました。
「ライターのお手伝い」なので、私の書いた事を基にして「リライト(書き直す)した記事をライターさんが発表する」事自体には何も問題はありません。
お金の為なら真実が噂話になっても良い…?
でも、私が書いたその記事に、私が見て来たものとはまるで違う写真が「その現場」かのように貼ってありました。
私が動物たちの為にしてきた事が、まるで、それが誰かのせいでそうせざるを得ない、それに対して「こうあるべきなのだ」と強烈なアピールをしているかのように書かれていました。
それらの作られた記事達は、「保護団体を名乗るサイトに書いてあるのだから真実だろう」という軽い認識でだと思いますが、個人さん達のブログなどにも引用されて、
いつの間にか、色んなそれが、色んな想像で肉付けされた噂話みたいな形で四方に広がっていました。
それはもう、私が世間に知って欲しかった「本当の事」では無く、私がしていたはずの「保護活動」とは全然違うものになっていました。
保護団体という名の元で、ライターと名乗る人間がその素性を明かす事なく「~らしい」「~らしい」って、大袈裟に無責任な話を広めるそれは、結局、閲覧稼ぎ(お金稼ぎ)目的に、多くのあの子達の「命を利用している」だけに見えました。
もちろん、抗議のつもりで問い合わせもしましたが、「まずは話題になら(注目を集め)なきゃいけない!掲載記事にはインパクトが大事なんだ」と逆ギレ気味に説明された後、
「誰がリライトしたのかは分からない。ライターの素性なんかいちいち把握していない。」と言われました。
私が団体の活動資金に充てて欲しいと言って受け取らなかったお金は全て、その素性の分からないライター達に渡されていた事もその時に知りました。
私は一体、何のお手伝いをしていたのでしょうか…
動物たちの為になんか全くなれていなかった事を知って、根本からその意義を失ったので、その電話をもって、その場でその活動に協力するのを辞めました。
その団体が無くなった(名前を変えた?)ため、そのサイトはもうありません。
でも、そこから引用されて脚色された「~らしい話」は、あっちこっちでいまだに目にします。
「私が伝えたい」事は「私が」「私の話」として話さなければダメなんだって、あの時に分かりました。
「情報が金になる」その情報は間違っていても構わないのがネットでの稼ぎ方
動物たちの事を「語る」のに、ネット上では特に資格や何かは必要ありません。
その時、「○○の飼育サイト」と、自分が専門家であるかのように振る舞ったり、勝手にそう名乗っても全然、問題無いのです。
そこに専門知識も経験も何も無くても、その動物に触れた事さえ無くっても、それが出来てしまうのが、インターネットの世界です。
写真をどこかから借りてきて、既存のサイトから適当に文言だけコピペして「飼育サイトです」と名乗っただけで、「専門サイト」の出来上がりです。
そのコピペされた元のサイトも、同じく誰が書いてるのか分からない、そう名乗ってるだけの専門風サイトなだけだったりするから、質が悪いのです…
専門サイトのようにして扱われている、大手のまとめサイトなんかは、その大半が、そうやって何も知らない素人がお小遣い稼ぎに軽い気持ちで投稿した記事を「まとめただけ」だったりします。
こちらの記事では、実際に「フェレットの事を何も知らない人が書いたフェレットの記事」が動物を扱う大手ペットのまとめサイトに掲載されていたお話しをさせて頂いています。
フェレットと猫の相性、同居する時の注意点を実際の飼い主さんに聞いてみた
いたちのおうちに、とある動物たち(ペット)に関する大手まとめサイトの記事が送られてきました。 「こんな勝手な事を言ってる ...
その1つ1つの「ん?」自体は、取るに足らないような小さな「知ったかぶり」だったりします。
でも、それが、その1つ先、またその1つ先…と進んでいくうちに、「完全な間違い」となって、多くのこの子達の命が危うくなる話にまでなってしまった事だってありました。
こちらなどがその一例です。
フェレットの犬歯が折れたらどうなる?【お口のトラブル】歯髄炎は怖い歯の病気
その昔、「フェレットは、口腔内のトラブルが多いペット」と言われた時期があります。 そのほとんどは、間違った情報によって、 ...
フェレットがペットとして日本へ来てくれてから、もう20年以上が経ちます。
この子達はもう「飼い方が分からない珍しい生き物」ではありません。
ある程度の常識的な飼い方の本当の事、初めの一歩の基本的な事は、正しい情報として誰でもが手にする事が出来るのです。
「飼い主同士の輪」でも、それが十分に可能な世の中になっているのです。
フェレット今昔物語と占い師の手相〜タウンページからTwitter〜ツイッターは最新情報の宝庫
私は仏眼相もソロモンの環も神秘十字線も聖職紋も常時あり「霊感が強い」と言われている手相の持ち主です。 ※手相は変わります ...
フェレットが専門風サイトのターゲットにされる理由
SNSを駆使すれば、ある程度の情報は手に出来ます。
専門店や本当に詳しい人がその「情報を掲載するために作ったサイト」は既にたくさんあります。
ですが、今流行りの「手軽な副業」の1つとして、お金を稼ぐためのサイトをまず作って、そこへ後から、集客できそうなそれっぽい情報を探して記事を書いていくだけという物があります。
だから、それに乗っかって、気軽にサイト運営を始める人がたくさんいるのです。
それ自体は何も悪い事では無いのですが、その中に、知ったかぶった誤情報を平気で垂れ流すアフィリエイターがいるから困るのです。
そういう人が作る「専門風なサイト」が乱立すればするほど、「本当の専門サイト」が見つけにくくなってしまいます。
犬や猫ほどペットとしての歴史があるわけではまだ無い「フェレット」
でも、ワンちゃんやニャンコス達と同じように人気がある「フェレット」
これから飼い始めようとする飼い主さん達…まだフェレットの事をよく知らない、そういう人達をターゲットにして食い物にするには打って付けな題材がこの子達「フェレット」なのです。
その証拠に、そういう適当な情報に振り回された、「どうしたら良いですか?」のお問い合わせは後を絶ちません。
最近増えた【フェレットに関する質問】調べればすぐに分かる事を丸投げで聞く飼い主さんに伝えたい事
私はよく人に物を尋ねます。 特に、自分より若い子達には「これってどうなの?」ってすぐ聞きます。 皆、すぐに教えてくれるか ...
いっぱい調べた結果が、いつまでもその「まちがった情報」だったりするのにも理由があります。
お金を稼ぐ事を目的に作られたサイトというのは集客の術(閲覧数稼ぎ)に長けています。
自分のサイトが検索上位になるように、その仕組みばかりを追求しているそういうサイトが後から後から作られているので、そういう対策をしていない「本当の情報を載せているだけのサイト」達が、どんどん埋もれていってしまうんです。
だから、その子の事を真剣に考えて悩んで一生懸命になればなるほど振り回されて、飼い主さんが「分からなくなっちゃう」んですよ…
初心者フェレ飼いさんがベビーフェレットの飼い始めに悩むのは当然!いたちのおうちの家庭訪問(飼育指導?)記録【きなこちゃん】
Q. 日本の首都はどこですか? A. 東京 Q. 可愛い生き物は何ですか? A. フェレット って、この2つは同じくらい ...
「いたちのおうちというサイト」もアフィリエイターに誤解を招いてるなら、ハッキリ言おう!
ただの親バカブログではありますが、ここも一応は個人が「運営」しているサイトです。
フェレット専門のペットホテルやペットシッターを事業としてやっていこうかとか、そういう話になっていたあの時、大手の傘下に入れば、大体どこも、フランチャイズ契約またはグループ傘下の1つとして専用のサイトを用意してもらえるって事は知っていました。
だけど、その契約(事業としての経営)を止めてしまったら、そのサイトは無くなってしまいます。
見ての通り、いたちのおうちは何年経っても全然、稼働していません。
もともと、そういう「ザ・経営」みたいな事には、興味が無かったし、最初からこうなる予定ではありました。
だから最初から、だったら、自分でサーバーを借りて、ドメインを取得して、お金を出してでも、自分で起ち上げた方が良いなって思いで作ったのが、このサイトです。
そういう事にお金がかかっているから、このサイトにも広告を貼っているってだけなのです。
広告収入が目当てで作られた、その辺のペットブログや動物サイトとは「入り口から」違うのです。
だから、「ペットブログは金になる」を鵜呑みにして、「いたちのおうちが継続出来ているって事は、本当に金になるんだな」なんて思っていたら大間違いですよ。
その辺の「お金にならない事が分かったらすぐに消えてなくなるサイト」と一緒にされては困るんです。
それらとは、入口も違えば、「目的」も違うのだから。
いたちのおうちにある記事はその全てを、「私」が責任を持って書いています。
色んな皆に教えてもらったり、協力してもらったりしながら、間違わないように細心の注意を払いながら、一記事書き上げるのに数十時間~数日かける事だってあります。
全然、「手軽な作業」なんかではありませんよ。
そして、お金の事も…
フェレット達がこんなに可愛い事をただ「フェレットが可愛い」って言っていたいがための「経費」。
それを払い続けてまで、このサイトを継続しているのは、それが、私がしたい事をしているその責任を自分で負えるようにする為です。
記事内で「私は有資格者です」と毎回、必要以上にアピールしているのはその為です。
適当な事を好き勝手に書いておいて、そのライターが何者なのかも分からないなんていい加減な事をしたくないから、そうしているだけなのです。
継続しているというだけで、勝手に「それは稼げてるからだ」なんて思い込んで「ペットブログは稼げる」という噂と結び付けないで下さいね。
読者さんはいつまでも初心者じゃないから、下手な飼育サイトでは稼げないよ!
巷に溢れる「ペットブログは金になる」「副業(サイトを作って)で稼ごう」に踊らされているサイトはすぐに分かります。
最初はそれを鵜呑みにしちゃってた初心者飼い主さんだって、三ヶ月もしたら、それなりに知識をつけた立派な「飼い主さん」です。
振り回されて泣いちゃってた飼い主さんから
「このサイトやばくないですか?嘘ですよね?」って確認のお問合せがきたりします。
それらは、慣れてるニョロリスト仲間の間では「秒でそっ閉じサイトリスト」にもれなく入っているものです。
「いつの間にか無くなるパターンのやつ」か「更新されないままほったらかし」
中には「いつの間にかフェレット関係無くなってる迷走系」として、他に「稼げそうな題材」にシフトチェンジしているものもあります。
いたちのおうちは、お金を稼ぐ事を目的に作ったサイトじゃ無いから、広告収入があっても無くても、そんな理由で閉鎖する事はありません。
ずーーーっと、フェレットの事ばっかり書いていきます。
私はフェレットが大好きなんです。
この子達の可愛さを多くの人に知って欲しいんです。
皆のお家にいるニョロ達を見ていたいし、その可愛いさをたくさん自慢して欲しいのです。
今日の写真は二枚とも「little patch」さんに、イースター用に撮って頂いた、うちの可愛いエルちゃんとしゃしゅけ(さすけ)です。
どう?
可愛いでしょう?
little patchさんとは
撮影で動物にかかる負担は?フェレット飼いのlittle patchさんなら安心!いたちのおうちで鉄腕!DASH!!
いたちのおうちで撮影会をしてもらう事になったのですが、 私もその準備を手伝わせてもらいました。 いくら「信用できる」とは ...
いたちのおうちは「フェレットのための活動」がメインの場所です
こんなに可愛いこの子達と同じ命が保護されなきゃいけない現実がある事を知って欲しいです。
その上で、いたちのおうちは、
って、これだけが目的です。
誰か人の手が無いと生きていけない、この子達を無責任に手放さないで欲しいって、ただそれだけなのです…
アフィリエイト目的のペットサイトの見抜き方
アフィリエイト目的のサイトというのは、お金稼ぎが目的なので、「ペットの事を知ってもらおう」というのは二の次です。
だから、情報が間違っていたり、誰でも知ってるような事をドヤ顔で語ってたりしてペラペラな割に広告だけはしっかりしています。
別に大した事が書いてあるわけでも無いのに、広告だけは一丁前な「サイトとしては立派な作り」をしています。
写真も全てが写真集から切り取ってきたような綺麗な写真ばかりが使われていたりします。
もちろん、そういう綺麗な写真だけを掲載しているブロガーさんやサイト運営者さんもおられますが、それは「自分の子」「自分が撮影している」物がほとんどです。
そうやって、「自分の事を」「自分の口から」発言されているサイトやブログの情報は安心です。
「~らしい」「~と言われています」ばっかりで、「自分の話」があやふやだったりするのは、信用に値しないそれです。
大きな口を叩いてる割には自分の素性を必死でボカしているのも見なくて良いサイトです。
※個人のペットブログでそんなものを明かす必要はありません。これはあくまでも「大きくかまそうとしてるサイト」に限った事です。
今日のお話しで、間違って欲しくないのですが、新しいサイトがダメだと言ってる訳ではありません。
古くからあるけどずっと「間違った事を書いてる」サイトも現存しています。
だから、読まれている皆様は「見抜いて」下さい。
そして、
アフィリエイト目的でペットサイトを作ってる方は「命に責任を持って」記事を書いて下さい。
あなた達が発信した適当な情報のせいで、「ネットに書かれてる事と違うから、飼えない」って遺棄されてしまうフェレット達がいる事を知って下さい。
遺棄された子は誰にも見付けてもらえなくて、一人ぽっちで死んでいく事だってあるんです。
動物の遺棄は犯罪だからじゃない!フェレットをその辺に置いていかないで!捨てないで!野生では生きていけないからでもない!この子達は人の手が無いと死んでしまう生き物だから!
買い物に行く途中公園の中心に小さな小さなキャリーバックを見つけました。まさかと思い開けてみると小さなフェレットが亡くなっ ...