ファーファームフェレット

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フェレットの病気

フェレット【胃潰瘍・胃炎】原因やその症状。骨が詰まったつくね君で思う…ガリガリに痩せたフェレットの事

2017年6月12日

今日のお話しは

きちんとした獣医学に基づくものに私がアニマルコミュニケーションを勉強している中で

少しずつ教えてもらってきているこの子達の中にある大切なモノから

「こういう事もあるんじゃないか…」って

「私が」考えているだけの部分も混ざっています。

だから、お読み頂く皆さんの中で

「はあ?」って思う箇所はそのまま読み流して下さい。

病気についての事は、必ずかかりつけ獣医の先生に

「その子」をきちんと診てもらって、飼い主である、あなたがしっかりとその判断をしてあげて下さいね。

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フェレットにも胃潰瘍や胃炎がある

ニョロリンの多くはヘリコバクターという細菌を保菌しています。

ヘリコバクターは排泄物から経口感染するので、早ければ

生後二週間前後のベビニョロのうちにママニョロリンから感染します。

もしくはその後の環境の中で感染して、たいていのニョロリンは保菌したまま生涯を過ごすとされています。

フェレットのこのヘリコバクターという細菌は、人間の胃潰瘍や胃癌などの原因の1つとされるヘリコバクター・ピロリ菌とは異なる種類です

が、人間のそれと同じように

感染していても通常であれば何も問題はなく、特に症状があるわけでもありません。

ですが、某かのストレスを受けると

「胃潰瘍(消化性胃潰瘍)」や

「胃炎(慢性萎縮性胃炎)」などという症状を発症させる原因になるのではないかと考えられています。

胃潰瘍は特に腸に近いほう側の部分(幽門部)に起こりやすく、

胃炎は4歳以上の子が発症しやすいとも言われています。

また、ヘリコバクター以外にも

消化管内異物によって二次的に引き起こされる胃潰瘍の症例も珍しくはありませんし、

人間と同じように、胃酸過多の状態が続くことで胃潰瘍になる事も知られています。

胃酸過多については、人間とは違い「そういう体質の子がいる」という事ではなく

フェレットの胃酸というのは常に分泌されている状態なので、食欲不振などによってそれが起きるといった具合です。

症状や治療方法

こちらも人間のそれと同様に、軽度のものなら無症状で気付く事さえないまま完治している事が多く、

病理解剖して初めて

「それらしき物の自然治癒の形跡が認められた」という結果も多いと聞いています。

が、

食欲がない

元気がない

寝てばかりいる

体重が減る

嘔吐

黒い便やウンチに血が混じる

歯ぎしり

よだれ

等の症状が出ている時には、胃潰瘍を疑って、一度、医師の診察をきちんと受けてみるべきじゃないかなって思います。

治療方法

病院によって、その指示や対処はその時によっても違うようですが、これまで聞いてきたお話しを総合すると

抗生物質や抗菌薬、消化管を保護するお薬の投与、

薬
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体力を激しく消耗しているなどの場合は補液や栄養補給の点滴などが一般的な流れのようです。

お家での治療(看護)

お薬飲んだらすぐ完治!という類のものではないので、お家での予後の生活の方が大切だと私は考えています。

獣医さんの指示に従って正しく看護してあげて下さい。

例としては

乾燥しているフードや高繊維な食べ物を避けます。

なるべく繊維質を含まないフードを選び、フニャフニャにふやかしてあげるか、

または、ウエットフードに切り替えます。

フードの急な変更は難儀とされますが、こういう時の為にも

普段から時々はふやかしを与えたりして備えておいてあげると良いんじゃないかと思います。

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嘔吐の症状が出ている場合は

低血糖に注意しながら6~12時間くらい絶食させ、嘔吐の症状が治まってから

少量のふやかしを少しずつ食べさせてあげるのが一般的だと授業で習いました。

繊維質について

手作りフードを常食させている飼い主さん達の間では特に、

かなり重要なキーとされる事が多い「繊維質」

皆さんがすごくそれについて真面目に悩み、考え、皆で皆のお家のニョロリンについて話し合っている光景をたまにお見掛けいたします。

私は栄養学やそういう事には全く無知なので、その論議には入れませんが、

そういうお家のニョロリン達はもれなく幸せだなって思いながら見ています。

それが結果的に他の誰かから

「あんなんじゃダメだ」と言われるような事だったとしても

その子のためを思って一生懸命に考えてやってきた事は絶対にダメな事なんかじゃないんです。

好きそうだからと言って適当な事をしたり、明らかに間違っているダメな事ならいざ知らず、

そうじゃない、本当の気持ちを込めた一生懸命を、その子を見たことも無い

他の誰かからのそんな言葉であなたの中でまでダメな事にしてしまわないで下さいね。

キャベツは胃に悪い?!

私は以前、自分が病院(人間用)で

「食物繊維をもっと多く摂取するように」と食事の指導を受けた事があります。

キャベツや何やらを意識して(好きでもない野菜を)頑張って食べていました。

次に、病院で胃潰瘍だと診断を受けた時、今度は

「潰瘍の症状が出ている今はキャベツなどの繊維質を多く含む食べ物は避けるように」と指導を受けました。

「キャベツは食べる胃腸薬」という言葉があるように

「胃に良い食べ物」の代表格ですが、潰瘍などの症状が出ている時には、その食物繊維が胃の働きに負担をかけすぎるため

「避けた方が良い食べ物」になるのだというような説明だったと思います。

※生でボリボリ食べすぎるなという意味です。

「人間の胃に良い食べ物」である事実は変わりません。

人間の私と肉食のこの子達ではその比重や何やらその全てが違うので、フードとしての参考には全然なりませんが

これは、私が「食べ物について考える」時には、

こういう感じで良いんじゃないかなって思っているだけのお話しです。

「100%良い物が100%の確率で100%どの場合にも必ず100%常に当てはまる」なんて物は無いのです。

「その子」に「その時」合った良い物はあなたにしか選んであげられないって思うんです。

だから、信頼できるたくさんの正しい情報を基に、一生懸命あなたが「その子」を思って作ってあげたご飯に自信を持って下さいね。

市販の物でも何でもその都度、愛情をたっぷり込めて

「召し上がれ♡」が一番良いって思います。

最良の予防法

人間のヘリコバクターピロリ菌の除去(除菌)は近年よく聞かれますが、

フェレットのヘリコバクターの除菌という治療方法は今の所まだありません。

よって、それによる胃潰瘍や胃炎を予防する確実な方法もありません。

たいていのニョロリンがすでに保菌しているという事実と、ウンチと一緒に排泄されるという事実から、何度も感染します。

だから、

「発症しない・させない」ための予防をしてあげるのが飼い主として最大の努めという事になります。

とにかく、

少しでもストレスの少ない環境で過ごさせてあげるのが最良の予防法です。

そして、

消化管内異物による胃潰瘍を防ぐためには、当然、誤飲・誤食をさせない事です。

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そうなるような物では遊ばせないようにくれぐれも気を付けてあげて下さいね。

飼い主として気を付けてあげて欲しいこと

「人間関係のストレスで胃潰瘍になってガリガリに痩せてる」みたいな自覚がある人はいると思います。

※私は胃潰瘍でも別にまったく痩せませんでしたけど。

一度でも自分は胃潰瘍だと診断されたら

次また同じ症状がでた時には、自分で

「また胃に潰瘍が出来てる」って分かります。

「原因はストレスだ」と言われたら、

それが合っているかは自己判断でしかありませんが、当てはまるそれを自分で考えて、理解し、その対処までを自分で行えます。

この子達はどうでしょうか…

「どうしてこうなってるのか分からない」ってつくね君が教えてくれた事

少し前に友人から

「つくね何か言ってないかな?」って相談を受けました。

翌日、朝一番で病院へ連れて行く事は決めていたそうですが

「もし今、何かできる事があれば」って事だったんだと思います。

ファーファームフェレットつくね君

つっくん

私の拙いアニマルコミュニケーションでも何か、少しでも役に立てれば…と思い

話しかけさせてもらいました。

本物のプロのコミュニケーターさんや、すごい氣使いのその人だったら対象が動物であったとしてもその箇所がずばり分かったり、

お話しの中で聞き出したり出来るんだと思いますが、私にはそこまで出来ません。

それでも

アタチはなこ
アタチはなこ
つっくん、元気がないって聞いたよ。どうしたの?

大きく息を吸うような、

でもそれが吸いづらい…というような氣を感じました。

アタチはなこ
アタチはなこ
苦しいの?

やっぱり大きく息を吸って

でもそれが入っていかないような、何か、どこかが詰まっているような感じを受けました。

と同時に、

それが

「どうしてこうなっているのか分からないけど」と感じました。

痛いとか苦しいとか「どうにかしてくれ」という氣ではなく

本当にただ、それだけを伝えてきてくれていました。

つくね君は病院で

「元気いっぱい遊び過ぎて骨が詰まっている状態」だと診断されたそうです。

おじいちゃんが階段を上り下りしすぎて膝が痛くなるあの現象と同じだとの事ですが、

若いつくね君なので、安静にしていれば治るそうです。

良かったねって思います。一安心です。

この時、つくね君が私に教えてくれたこと

氣を扱う人間として、改めて実感した事があります。

ネガティブな飼い方はストレスなんじゃないかと思う

動物たちってすごいんです。

私たちの言葉をちゃんと聞いています。

氣を感じ取っています。

某かの事が起きた時、その原因を考えたり、それについて悩んだりするのではなく

その事をきちんと受け入れているのです。

「だから早く何とかしてくれ」では無く、先ず受け入れるのです。

そのお話しはこちらなどでもさせて頂きました。

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以前、

飼育方法に明らかな間違いがあるようには見えない環境で

まだ若いフェレットがわずか数ヶ月の間に立て続けて亡くなり、他にも危ない状態の子がいるというお家が

「飼っているフェレットがことごとくガリガリに痩せてしまっている」という多頭飼いさんだというお話しを聞きました。

飼育方法に問題があるわけでは無さそうだけれど、

フェレットたちの精神衛生面が心配されるような環境だったようです。

その詳細までは知りませんが、もし本当にそうなのだとしたら

もう少しだけ考えてあげて欲しいかなって思います。

そういうのって別に、私のように

「氣」がどうだこうだという人間じゃなくても分かる事だと思うんです。

例えば、

一緒に暮らしている相手がいつも怒っていたり泣いていたり、悪口や不平不満ばかりを言っているお家は

自分にとって決して居心地が良いとは思えません。

それがこの子達で

相手が大好きなパパやママだったらどうかなって…

ストレスを回避しようとも発散しようともしない…受け入れる

私たち人間は他人(例え家族であっても自分以外の人間という意味です)から与えられるストレスを回避する方法を知っています。

「聞かない」

「気にしない」

「相手にしない」

「割り切る」

などなど…

ストレスが溜まりきる前に発散する方法も知っています。

この子達…動物たちにはその方法がありません。

というより、その方法を選ばないんだと思います。

本当にそのままを全部受け入れて抱えて一生懸命

私たちに寄り添って生きてくれようとしているんじゃないかなって思うんです。

出来るだけストレスから遠ざけてあげたい

上記のつくね君は

「どうしてこうなっているのか分からないけど」と伝えて来てくれました。

でもだからどうだっていう要求や願望はありませんでした。

つくね君は、はっきりと原因が分かっている物理的な問題であって、

精神的なストレスとかそんな事ではありません。

だけど、

肉体的に物理的に考えて

「痛い(であろう)」という、私たち人間にとっては一番とも思える大きな問題を

動物たちはそうは思わず、ましてや

「だから治してくれ」だなんて思っていないのかもしれないという事が分かった私のアニマルコミュニケーションのお話しです。

フェレット ワサビ君
本物のアニマルコミュニケーションと私(ただのフェレット愛好家)のアニマルコミュニケーション

私は潜在意識を扱う占い師です。 今風に格好良く言うと「スピリチュアルカウンセラー」とか「エネルギーヒーラー」とかそういう類の人に近いかもしれません。 でも、昭和生まれの人間なので横文字がだいぶ苦手な年 ...

この事から、私はやっぱり

「ストレス」という目に見えない、分かりやすい原因もない物だからこそ

目一杯、飼い主として遠ざけてあげなきゃいけないって思うんです。

それが原因の多くだとされる胃潰瘍や胃炎の予防にはそれが一番重要なんじゃないかって考えています。

痩せているニョロリン達の皆がみんな胃潰瘍(病気)だという事ではありませんし、

もし仮にそうだとしても、胃潰瘍が直接的な死因とされる事はほぼありません。

でも、胃潰瘍から栄養不足になって衰弱死させてしまったり、

体力や免疫力が落ちてしまう事によって感染症にかかりやすくなる事は充分にその原因となり得ます。

だから、そういった精神面の事にも充分に気を配ってあげたり、

何かあったらすぐに病院で診察を受け

適切な治療を受けさせてあげて欲しいと思います。

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今日のアイキャッチ画像

「元気に遊ぶ」そのつくね君と弟分のたわら君です。

2人ともファーファームフェレットという事でフワフワです♡モチモチしてて可愛いです。

こうして見ると分かるように、弟分のたわら君の方が少し大きくてヤンチャ坊主なのです。

元気いっぱいの弟分と早くまた遊べるようになると良いね。

たわら君ももう少し待ってようね。

早く元気になあれ♡

心も体も健やかなニョロニョロ生活を皆みんなが送れますように☆彡

追記:外からでは分からない「余計なお世話」

私は他所のお家の事をとやかく思う事自体があまり好きではありません。

「本当のことを知らない」のだから…

上記のお話しは、本当の事の一部を知ったうえで

「そういう事は言わないであげて欲しいな…」

「病院へ連れて行ってあげれば良いのに…」

「こういう事もあるのにな…」って私が勝手にそう思ったというだけのお話しです。

時々、見かける光景ですが

そのたった一瞬しか見ていないのにあれこれと、よく知りもしない他人の環境やその奥にある色々を

勝手に決めつけて大きな騒ぎにするような事は、絶対に違うと思うし、

その子達からしたら

「余計なお世話」だって事もあるんじゃないかって思います。

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実はここだけの話ですが、いたちのおうちでは適正飼育の「相談」には乗りますが、適正飼育の「啓発」にはそんなに力をいれていません。 私が世でいうそれに準じていないんじゃないかと思われる杜撰な飼い主であると ...

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