これは花いたち祭の前夜から翌日にかけての、私の
「またやってしまった…」
な、お話です。
ご存知の方も多いかとは思いますが、
私は娘のエルちゃんが可愛すぎて、大事すぎて、
周りの皆からしたら多分ちょっと本当に面倒くさい飼い主なのです。
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病気かも?って思ったら、もうそうにしか見えない私が病気
いつものように
可愛い可愛いエルちゃんをこねくり回して遊んでいたら
ポコっとした何かを見付けました。
今日のアイキャッチ画像の矢印あたりです。
ちょうどこの辺りでしょうか…
※この画像の詳細はこちらで
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触ったらポコっとするのです。
いつも通りパクパクご飯を食べてくれていて、ウンチもプリプリだから
誤飲(誤食)の可能性は低い…
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じゃあ、何?
心臓…?
えっ…心臓がこんなポコってなっちゃってたらヤバくないか…?
どうしよう…
「可愛い♡」が急に…その全部が不安材料になる
そういえば今日は
ペタンが多かった気がする
シュワッチって、なっていたのは
苦しかったから…とか?
そういえば
お昼寝の時もハンモックから
こぼれちゃってたし…
全部、仕事中の主人に
「今日のエルちゃん♡」
「エルちゃん、なう♡」
って送っていた写真です。
![アタチはなこ](https://xn--n8jel7fkc2g.xyz/wp-content/uploads/2016/09/wp-1473066950874-e1475747881960.jpeg)
なんて言っていた、その仕草の全部が、
どこか…
何かの体調不良でそうなってるんじゃないかって不安に思えてきました。
そんな時に限って大事な用が…
エルちゃんのかかりつけ医は年中無休の野村獣医科Vセンターです。
でも、翌日は花いたち祭の当日でした。
フェレットレースのコースやカメラマンさんに頼まれた機材やその他の備品は我が家にあります。
当日の朝、主人に車で搬入を手伝ってもらわなければいけませんでした。
エルが少しでも調子が悪そうなら、話はまた別ですが、一先ずは
「何でもないように見える」に賭けて
「様子を見つつ、数日以内に病院へ行く」と我が家では決めました。
当日の朝、花いたちのスタッフ数人にだけ事情を話し
主人にも
![アタチはなこ](https://xn--n8jel7fkc2g.xyz/wp-content/uploads/2016/09/wp-1473066950874-e1475747881960.jpeg)
って、託しました。
数時間おきに
![夫氏](https://xn--n8jel7fkc2g.xyz/wp-content/uploads/2017/05/wp-1495068374273..jpeg)
![夫氏](https://xn--n8jel7fkc2g.xyz/wp-content/uploads/2017/05/wp-1495068374273..jpeg)
![夫氏](https://xn--n8jel7fkc2g.xyz/wp-content/uploads/2017/05/wp-1495068374273..jpeg)
![夫氏](https://xn--n8jel7fkc2g.xyz/wp-content/uploads/2017/05/wp-1495068374273..jpeg)
と写真付きで教えてくれる主人からのLINEに安心して、
「大丈夫なのかな」って
可愛い可愛いワサビ君をいた家のスタッフが急に連れて来てくれたりして(※ちゃんと当日券を購入して来ています)
私は途中からもう完全にイベントを楽しんで過ごしていました。
こんな風に…
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余談ですが
代表が抱っこするとなぜかほとんどのニョロはこのワサビ君のように
「どや」って顔になります。
ワサビ君は本当は
きょとん顔なのです
かわいいでしょう♡
ドヤ顔だってもちろん
極上に可愛いです!
こちらは、前回の開催時より大好評だった「ナルーズ!」さんの顔はめパネルです。
今回もナルーズ!さんが持ってきて下さいました。
写真撮影は今回も無料でした。
しかもカメラのシャッターを押してくださる(混雑時はダメですよ)という…
有り難いサービス付きなのです。
今回も撮り損ねてしまった…というニョロリストの皆さん!
次回、見かけたらすぐにハメさせて頂いて下さいね。
こういう機会って滅多に無いと思うんです。ぜひぜひ!!ですよ。
ナルーズ!さんの作品は遊び心いっぱいで、私は個人的に超ツボです。
今日のアイキャッチ画像で少し見えている
「ピタパン寝袋」もナルーズ!さんで購入させて頂いた商品です。
娘のエルちゃんは時々こうして使い方を間違えてしまいますが…
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ナルーズ!さんはこちらフェレット専科にてご紹介させて頂いております。
通信販売もされていますので、是非一度ご覧になってみて下さい。
何でも「そっち」に考えるネガティブ
イベント前に
「心配なら後で連れてきたら?」って、フェレットに詳しい仲間たちが言ってくれたから
持ち込んだ道具やゴミの撤収でまた車を出して迎えに来てくれる主人にエルちゃんを連れてきてもらいました。
![アタチはなこ](https://xn--n8jel7fkc2g.xyz/wp-content/uploads/2016/09/wp-1473066950874-e1475747881960.jpeg)
色々資格はあるけど、まったく頼りにならない私なんかより、よっぽど触診技術も知識もある友達たちに聞きました。
![友達](https://xn--n8jel7fkc2g.xyz/wp-content/uploads/2017/05/wp-1495715511025..jpeg)
心配ないとは思うけど、病院行くんでしょ?
![える](https://xn--n8jel7fkc2g.xyz/wp-content/uploads/2017/08/1498085641381-e1502244145740.jpg)
また別の友達も
![友達](https://xn--n8jel7fkc2g.xyz/wp-content/uploads/2017/05/wp-1495715511025..jpeg)
![える](https://xn--n8jel7fkc2g.xyz/wp-content/uploads/2017/08/1498085641381-e1502244145740.jpg)
![友達](https://xn--n8jel7fkc2g.xyz/wp-content/uploads/2017/05/wp-1495715511025..jpeg)
何かあって病院行くんだとしても早い方が良いね。
ずっと様子見ててご飯食べられなくなっちゃってからじゃ
遅いもんね。何でもないと良いね。
他の皆も
![友達](https://xn--n8jel7fkc2g.xyz/wp-content/uploads/2017/05/wp-1495715511025..jpeg)
って言ってくれました。
私は
「みんな…言いづらいのかも」って勘繰り始めました。
誰もハッキリ
「大丈夫だ」って言わないって事は、そういう事なんじゃないかって
また深刻に思い始めていました。
勘繰り始めたら底なんか無い
帰りの車内からその悶々とした不安はどんどん増幅していきました。
![アタチはなこ](https://xn--n8jel7fkc2g.xyz/wp-content/uploads/2016/09/wp-1473066950874-e1475747881960.jpeg)
![夫氏](https://xn--n8jel7fkc2g.xyz/wp-content/uploads/2017/05/wp-1495068374273..jpeg)
俺、明日は会議だから休めないし、半休も難しいんだよ。明後日か明々後日に半休とるから…
エルちゃんは本当に元気だし、本当は全然それで構わないんだと思ってはいても、
どうしても心配の虫が治まりません。
そうやって私の考えや気持ちを話して主人には
「それなら、気を付けて行くんだよ」って言ってもらいました。
前述の彼女に
「あなたのかかりつけの先生(彼女の家からすぐ近くなのです)に診てもらおうと思う。だから明日、一緒に来てくれないか?」って連絡をしました。
イベントは終わってからの方が、たくさん仕事がある事くらい知っています。
イベントの主催でその代表責任者である彼女は特にやらなければいけない仕事をいっぱい抱えているのは分かっています。
でも、一人で行くのが怖かったんです。
彼女は何にも言わずに
「良いよ」って言ってくれました。
頼れる友達の存在というのは本当に有り難いです。
それで、いったんは落ち着いて眠ったは良いけど…
翌朝4時前に夫婦ともに目が覚めました。
一緒にエルちゃんのプリプリウンチを確認した後、
![夫氏](https://xn--n8jel7fkc2g.xyz/wp-content/uploads/2017/05/wp-1495068374273..jpeg)
俺も最初からその診察に付いてて、先生の話しを直接聞きたいんだよね。
明日まで待ってくれないかな?
…そうだよね。私たち2人の娘だもんね。
って深刻な話しをしている側で、エルちゃんはご飯をバリバリ食べていました。
結局その日、少し早目に、病院の時間に間に合うように仕事を切り上げて主人が帰ってきてくれたので急いで
かかりつけ医の野村先生の所へ向かいました。
途中からすごい雷が鳴りだして嵐みたいな天候に私の不安は煽られまくりました。
野村潤一郎先生
エレベーターを降りたら野村先生がいました。
私は野村先生を数十年前、どこだったかのテレビ局の駐車場でスゲー車と共にお見掛けした事が一度あるだけで
野村獣医科Vセンターにお世話になり始めてからは、そこで初めて生野村先生を見ました。
「野村先生は今はもう古くからの患者さんしか診ていないらしい」という噂は聞いたことがあります。
私はいつもお世話になっている女医の先生をとても信用しているから、その噂は
「だから何だ?」としか思っていません。
ただ、
「重篤な患者や大きな手術の時しか降りてこないらしい」
この噂が急に頭の中で響きました。
エルちゃんは手術が必要な大きな病気なんじゃ…
もう半泣きでした。
いつもの女医の先生が、いつも通りエルちゃんを抱っこして落ち着いて診てくれました。
![お医者さん](https://xn--n8jel7fkc2g.xyz/wp-content/uploads/2017/07/wp-1500969521744..jpeg)
![アタチはなこ](https://xn--n8jel7fkc2g.xyz/wp-content/uploads/2016/09/wp-1473066950874-e1475747881960.jpeg)
![お医者さん](https://xn--n8jel7fkc2g.xyz/wp-content/uploads/2017/07/wp-1500969521744..jpeg)
![アタチはなこ](https://xn--n8jel7fkc2g.xyz/wp-content/uploads/2016/09/wp-1473066950874-e1475747881960.jpeg)
![お医者さん](https://xn--n8jel7fkc2g.xyz/wp-content/uploads/2017/07/wp-1500969521744..jpeg)
![アタチはなこ](https://xn--n8jel7fkc2g.xyz/wp-content/uploads/2016/09/wp-1473066950874-e1475747881960.jpeg)
勝手にアレコレ考え過ぎていた私の脳内では、耳から入った
「軟骨」という言葉をそのまま「軟骨」として処理できなくなっていたんです。
ベソベソ泣いていて、要領を全く得られない飼い主に若先生が困っている事だけは分かりました。
野村先生が「どれえ、はい、こんにちは~」ってエルちゃんに
そんな私を見かねてか、野村先生が若先生に
「ちょっと貸してみて」って、エルちゃんを受け取って
「こんにちは~」って
お鼻をチョンって手の甲に付けて
「お鼻もちゃんと濡れてるね」
「どれどれこれね。うん、軟骨です。」
「ここにね、人でもこのミゾオチの所に剣状突起っていう〜」
![アタチはなこ](https://xn--n8jel7fkc2g.xyz/wp-content/uploads/2016/09/wp-1473066950874-e1475747881960.jpeg)
思わず、超大きな声がでました。
大号泣しました。
今度は安心して泣きました。
ああ、軟骨か。
そうか軟骨なのか、剣状突起なのかそうなのか。
⇒剣状突起:野口内科(人間用のお話しです)
よくよく考えてみれば、
野村先生は最初からそこに居られたわけで、別にエルちゃんの容態を聞いて降りてきたわけでもなんでもなくて
私が勝手に全てを
「何か悪いこと」に結びつけてオタオタしていただけなわけで…
ああ、良かった。
本当に安心した。
野村先生は他にも色んな例をだしてお話しをしてくれました。
エルちゃんを見ただけで
「この子2歳でしょ?…あれ?2歳じゃない?」って言ってからカルテを確認されて
「ああ、やっぱり2歳だ。見た目年齢ってあるんですよ、この子達にも」って言いました。
エルちゃんは来月2才のお誕生日を迎える可愛いかわいい女の子なのです。
ずーっと昔のその昔、
![](https://xn--n8jel7fkc2g.xyz/wp-content/uploads/2018/01/d5a55e0d18853a87387565495431adc6-e1517014889380-60x60.jpg)
ってどこかで仰っていた事を思い出しました。
飼い主としてこれ以上安心出来る言葉は無いんじゃないかと思います。
この言葉を聞いた時、
この言葉を先に知っていたら、
「誰にも、診てももらえない」なんて理由で死なせちゃう事は無かったのに…って、いたぞう君を思って散々泣いたから覚えています。
いたぞう君のお話し
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若先生は笑っていました(苦笑いかな)
助手の方(スタッフの方?)がタオルを貸してくれようとしました。
こうして書いてみると本当に恥ずかしい…
軟骨で
いい大人が他人様からタオルを差し出されるほど…あんなに泣くか?普通???
あ、でもでも、人間だって
「ミゾオチにしこりができた⇒癌かも」
「ミゾオチに出来たしこりが痛い⇒何の病気?」
って、オタオタするみたいですよ!
ほら、これが証拠
フェレットの(胸骨)剣状突起
体型によって分かりやすい子、分かりにくい子
ポコっと出る子、出ない子
成長期で急に出る子など
色々いるそうです。
実際、エルちゃんは前はこんなにポコっとしていませんでした。
野村先生も
「1年に4人くらいかな?同じように慌てて来られる方いますよ」って仰っていました。
前述の友達たちにも連絡をしたら
![友達](https://xn--n8jel7fkc2g.xyz/wp-content/uploads/2017/05/wp-1495715511025..jpeg)
なら良かった
![友達](https://xn--n8jel7fkc2g.xyz/wp-content/uploads/2017/05/wp-1495715511025..jpeg)
![友達](https://xn--n8jel7fkc2g.xyz/wp-content/uploads/2017/05/wp-1495715511025..jpeg)
って言ってくれました。
誰もバカにしたり呆れたりしないで
「良かったね」って言ってくれました。
本当に有り難い事です。
ケホケホの理由(人間と同じです)
ミゾオチをグイっと押されたら
人間だってケホっとなります。
すごいケホってなる人とそんなにならない人がいます。
押し方によってだって違います。
ただ、それだけの事でした。
これは
人騒がせ代と
エルちゃんの健康を確認できた
安心代です
再診料 540円
診察料 540円
「エルちゃんは健康です」ってお墨付きの安心を買ったお買い物って考えたら、安いものです。
皆さまも、何かありましたら
すぐに病院へ連れて行ってあげて下さいね。
病院でも
「お騒がせしてスミマセン」って言ったら
「いえ、何かあったらまたすぐ来て下さいね」って笑って言ってもらいました。
野村先生はじめ、信頼できる友人・知人のかかりつけの獣医さんもこちら(フェレット専科)にてご紹介させて頂いております。
人騒がせでも大袈裟でも何でも良いんです。
その子の健康には代えられませんからね。
※私は娘の事になると急に心配性という病気を発症するのかもしれません。
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