私は「ペットショップでフェレットを購入した」経験が2回しかありません。
そのうち「選んだ」のは1度だけです。
それから今日まで「フェレット」が大好きで、ずっと何かしらの形で携わってはきたけれど「カラーにこだわってフェレットを見た」という記憶があまりありません。
これは多分、私の性格です。
ずっと昔のある日、大人になってから仲良くなった友達に、したたかに酔っぱらって「3軒目行くぞー」みたいなタイミングで
長くなるなら、とりあえずどっか店入ろうよ。
寒いしさ、続きはそこd
みたいなやり取りになった事があります。
彼女は泣いていました。
私は彼女がどうして泣き出したのか分かりませんでした。
後からじっくり話を聞いて、彼女がその事で大変な経験をしてきた事や、悔しい思いをしてきた事を知りました。
だけど、彼女が私に聞いて欲しいと言った「私に言えなかった大事な事」はそれじゃないって言っていました。
ただ「国籍が違う事」を言わなきゃって気持ちだけだったそうです。
そういう気持ちにさせてしまっていたのは日本で暮らす日本人の私にも責任があるのだろうとは思うけれど、彼女と私は友達です。
私は自分が日本人であるという事を大変に誇らしく思っています。
だからと言って外国籍の方々に対して
「外国人だから」というような何か特別な感情を持つ事はありません。
国籍についての話しは大切な事だと理解はしていますが、それ以上の興味が無いのです。
「私は自分の事をそう思う」それだけです。
彼女がどこの国の人だとか、それが後から分かろうが最初から知っていようが関係ありません。
彼女は彼女。
彼女だから友達。
だから私はやっぱり彼女に
しか無いのです。
これが私の価値観です。
カラーの「重要性」が分かりません。正直に言うと…覚える気がありません。
人の国籍とフェレットのカラーを同等に語るつもりはありません。
ここからはフェレットの毛色についてのお話しです。
カラー(毛色)によって「発症しやすい病気が違う」「患いやすい疾病がある」のなら、きちんと勉強してカラーも覚えて詳しくなっていると思います。
そうじゃないにしても、本当は知っておかなければいけなかったのかもしれませんが、もう20年以上もそうやってきて、それで何も支障がなかったのはきっと周りに恵まれていたからだと思います。
「ただ好きなだけでカラーも知らない人」が「フェレットの愛護」だなんて堂々と掲げられているのは、それを補ってくれる誰かが常にいてくれてたからだって思います。
今だって、Twitterの皆がちゃんと教えてくれるから、私はきっとこのままずっと「その都度聞く=覚えない」まんまで生きていくんだろうなって思います。
犬や猫の「種によってかかりやすい疾病」はきちんと勉強をしました。
だから知っています。
ですが、フェレットのカラーによるそれは今のところ聞いた事がありません(※統計で見たら「先天的に聴覚に障害をもつ個体が多いカラー」というのはありますが、それはあくまでも統計でのお話しで、論文などは出ていません(2018年現在)。
大昔にちょっと聞いた…最近ちょっとネットでも見た「カラーによって性格が違う」なんて事も「根拠無し」って思います。
色んな人に確認をとって、やっぱり「そんなの無い」って確信しました。
リアルなニョロ友数人にアンケートを実施したところ、口を揃えて皆
って言ってました。
もちろんカラーもファームも皆バラバラです。
だから私はこれで良いって堂々と「あの子のカラーはなんて呼ぶの?を何度も聞く人」でいようと思います。
カラーじゃなくて「その子」で話してくれればすぐ分かる
私は「シルバミの誰ちゃん」と言われてもピンときません。
でも「誰ちゃんはシルバミ」って言われたら「おおう!あの子か!あの子がシルバミなのか」って分かります。
「その子」は覚えるのです。すぐに。
これは占い師だからなのか私の脳の構造がそうなのかは分かりませんが、人の事も外見的な事を言われても「その人」がボンヤリしている事の方が多いです。
だから「噂話」といわれる会話には大体入れません。
その対象がボケてるから。
だからと言ったら変だけど、その特徴を盗み聞きして勝手に写真を借用して書いた(←本当なら最低な行為です。真似しないで下さいね)以前の記事には訂正が何か所かありました。
「カラーも分かんないのに出身ファームなんて(´・ω・`)分からんがな」が本音です(←本当に最低な話しです。ダメですよ!)
間違えちゃってたニョロリン、ゴメンね。
全て訂正して(ニョロリン達に)ここでお詫びいたします。2017年1月
お店での「値段」はお店が決めた「ただの金額」その子の命の値段じゃない
ペット販売士の資格を取得する時にペット経営学と呼ばれる授業の中で、売り物としてその子達に値段を付ける作業の方法や考え方を勉強しました。
繁殖の難易によってそれは変わり、血統を基準に「より珍しい」に「より高値を付ける」それはペット業界に限った事ではないと思います。
分かっています。
そんな事は勉強していなくたって皆、分かっている事です。
いたちのおうちに来る子の9割は同じカラーの子です。
多分、最大手と言われるファームで一番たくさん生まれてきてくれてる子達です。
そのほとんどが証明書などが無いので詳しい事は分かりませんが…
そんな価値観ばかりでは無いとは思うけれど、やっぱり人は「自分のお財布から出た金額だけ」がその物の価値だと錯覚してしまう事があるのかなって…
「安かった」「高かった」で大切にするしないが変わる事があるのかなって…ちょっと感じたりする事があります。
アンゴラロングのパンダ
こちらの子は「恐らくもう2度と入ってこない」とお店で言われたそうで
レア中のレア料金で21万円だったそうです。
もちろん大切にされています。
でも大切にされているのは「高かったから」なんかじゃありません。
この子の飼い主様は他にもたくさんニョロリンを飼っています。
それぞれのポジションはあるようですが、どの子もみんな同じに大切な家族として愛してるのは彼女を見ていれば分かります。
この子が「高かったからどうのこうの」という話を聞いた事は一度もありません。
このお写真を貸して頂く時に話を聞いてみたらやっぱり「この子」として出会ったから値段は関係なかったと言っていました。
きっと、この子が何円だったとしても同じようにまったく変わらない気持ちでお迎えしたんだろうなって、自信を持ってそう思えるエピソードも教えてくれました。
そもそも、カラーって換毛で変わったりするじゃん?
里親様募集をした覚えもないのに「ワサビ君の里親になってあげます」と言われた事があります。
ワサビ君はいたちのおうちの看板息子♡
「ホワイトファーブラックアイの証明書ありますか?だったら欲しいんですけど」というような内容だったと思います…
もう、何を言っているのかサッパリ分かりません。
ホワイトファーブラックアイの子が希少価値だという事は知っています。
ワサビ君はいたちのおうちの可愛い息子です。誰にもあげません!って話です。
証明書もありません。あったとしたってこの子は誰にもやらん!!
しかも、ワサビ君…
たまにこんな感じになります。
これは何色という種類なのか聞いてみたところ
「シルバミの成れの果てかな?」
「スターリングシルバーかも?」
って、教えてもらいました。
ワサビ君がホワイトファーブラックアイかどうかは分かりません。
シルバーミットなのかスターリングシルバーなのかも知りません。
ワサビ君はワサビ君です。
私は随分昔にもホワイトファーブラックアイと言われて「ちょっと違うんじゃないか」ってニョロリンとの思い出があります。
そのお話しはこちら
フェレットの寿命【平均寿命は?人間で言うと?】血統書の偽造?嘘からでたギネス記録タイ
いたぞうを死なせてしまった後悔と反省 から私は生き物を飼う資格がないと分かったのでペットと無縁の生活をしていたところに「 ...
スターリングシルバーのとろろくん
現在の姿
真っ白!!
「とろろ昆布」の面影なくなっちゃって、もはやオコジョみたいです。可愛い
セーブルのサリーちゃん
セーブル…?と思うけれど、お店での表記は「セーブル」だったそうです。
現在の姿
シルバーミットみたいになりました。
※上の写真でもシルバミに見えますけどね…
やっぱりどちらの姿も可愛いです♡
「高い」「安い」はただの金額
「好み」は、あって良いと思います。
イケメンが好き、美人が好き、ポッチャリが良い、マッチョが良いe.t.c...
それと同じように
「パンダ顔が可愛い」
「白い子が良い」
「お鼻が黒い子」「ピンクの子」等々…
お店での値段の違いも分かります、それが商売という物です。
それはあって然るべき差なのだと思います。
色んなサイトや本に書いてある情報を参考にして、「大切な我が子」になるその子を決めて欲しいと思います。
ただ、その時にそれだけを見て「安いから」「高いから」って、それをその子の命の値段だと錯覚しないで下さい。
そういう価値観は持たないで欲しいんです。
どの子も皆、可愛い「フェレット」です。
「(値段が)高い(であろう)子だから欲しい」って言われても託せません。※どう言われてもワサビ君は渡しません!!
いたちのおうちは手放す理由を聞きません。
だから、ニョロリン達がどういう理由でうちへ来たのか分かりません。
でも、そういう理由で手放されてしまう子が減りますようにって思いながら今この記事を書いています。
本当にカラーについて調べてたんですよ…でもね、
ホワイトファー、パンダ、マークドホワイト、シルバー、シルバーミット、シナモン、セーブル(ブラック、ライト、ノーマル)、バタースコッチ、ロイヤルパステル、ブラックセルフ、アルビノ、ブレイズ、ジンジャー、、、とかでした。
ちなみに、こちらが
アンゴラロングのブラックセルフ
ロアくん
飼い主様いわく「顔が整っている子じゃなくて、アンゴラっぽい子を選びました」との事ですが…
キュルルン♡
アンゴラっぽいというか何というか…
非常に可愛いです。
モデルさん、ありがとうね♡
まとめ
どこかでちょっと聞きかじった情報の詳細を知ろうといろいろ自分なりに調べてみたりしたけれど、少しずつ説明が違ったり、あっちとこっちで写真がアベコベだったりして…
当サイトいたちのおうち.xyzではカラーについての「情報」は…って結論に至りました。
上記にも記したように「変わったり」もするしね。
私はあなたのニョロリンが「こう」っていうのを知りたいなって思います。
だから、「うちの子のカラーはこうだよ」って教えて下さい。
実はTwitterでもたくさん勉強してたんです。
でも、「みんな可愛いなあ(*´罒`*)♡」ってなっちゃって「どの子が何色」って知識の分類分けまで頭が進めないんです、毎回。
本当にそれどころじゃない可愛さ…Twitterってカワユスの宝庫♡
途中で「見分けがつかないだけじゃないの?」とスタッフに言われました。
見分けなくて良いんだよ!色では!って思いました。
ファームやショップによって呼び方が違う場合もあるし、どんどん違ったお顔を見せてくれる子もいる。
見分けなきゃいけない時は見分けられる人にまた聞く。
教えてもらう!それで良い。
本当は分かってないくせに「あなたのニョロリンはこうね!」とか知ったかぶりするより、みんなの可愛いニョロリン達を「へー」とか「ほー」って見せてもらっていたいんです。
私はそっち側が良い。
ちなみにうちの可愛いフェレっ娘。エルちゃんは
OneDriveによると
犬だったり猫だったりグルメだったりする
フェレット
ピンクゴールド
って言われたり
シナモン
って言われたりする
シャンパン
可愛い私の娘「える」です。
健やかなニョロニョロ生活を☆彡