先日、「キャリーに入れるとものすごい勢いで出せ!出せ!ってやるからなんか可哀想で…」という相談を受けました。
「だから、どこかに連れて行く時は寝ている隙を狙って行くしかなくて、毎回、時間も読めないし、疲れちゃう」との事でした。
「出せ!出せ!やっても出しちゃいけない。それがシツケだ。と教わった」というのも彼女の「疲れちゃう」の一因だったように思います。
「どうしたら良いの?」って状態はすごく精神的に疲れる事ですからね。
確かに私も「そうすれば出してもらえると覚えてしまうからダメだ」というような記述をあちこちで目にしています。
まあ…それはそうです。フェレットは賢いですからね。
確かにそれは「悪いしつけ方」になると私も思います。
だから、そういう時は発想を変えて、こちらの記事で少しお話させて頂いたように、キャリーに慣れてもらうってところから始めれば良いんですよ♪
フェレットに散歩の必要なし!外に連れ出すメリット・デメリット、注意事項とその理由
フェレットのお散歩については色々な考え方があります。 「穴ぐらで暮らす夜行性のイタチにとって日光は毒だ」という説もあるよ ...
いつもいつもそこに入ると「怖い事が起きる・痛い事する所に連れて行かれる」「退屈でつまらない時間が始まる」
これではいつまで経っても「出せ!出せ!」です。
というより、毎回そんな思いをさせてしまうのは可哀想ですしね。
キャリーは秘密基地・隠れ家・別荘
普段からお部屋にキャリーを置いておけば自然に出入りして遊ぶようになります。基本的には何にだって興味津々な生き物ですから。
宝物を隠したり、お弁当(フードを持ち込んだり)したりするようになります。
そうなったらもう大丈夫です。
よりキャリーを好きになってもらう為に、そのまま扉をしめて隣のお部屋へ連れて行ってそこで遊んであげましょう。
遊び終わったらまたキャリーにいれていつものお部屋に戻る。これで完璧です。
そんな事?って思われるかもしれませんがこれが効果抜群なのです。本当ですよ、私は今までこの方法で全ニョロを「キャリー大好きフェレット」に育て上げてきましたから。
試しに一週間、続けてみて下さい。
一週間も経たないうちに自分からキャリーに入って「楽しい」を期待したキラキラした目であなたを見るその子に会えますよ♪
本当のお出かけの時はフル装備で行こう!
お水やフード入れはしっかり固定できる物を用意してあげて下さい。
ワイヤーで引っ掛けるタイプの物はケージに取り付けて使用するには楽ちんで良いのですが、移動時にはガチャガチャするし外れちゃいますからね。
トイレはシールタイプのマジックテープで貼り付けましょう。
トイレとキャリーのメーカーが違うとフックが合わないとかチェーンの長さが微妙に足りないとか…
何かちょっと大人の事情的な匂いがほんのり漂う「オーマイガー!」がよくあるので、いたちのおうちではずっとこの作戦です。
オス側(ループ状になってる方)がキャリー、メス側(フワフワしてる方)をトイレの底みたいに統一しておけばいつでもどの組み合わせでもサッとお出かけ準備が出来るから後々もずっと楽ちんです。
こんな感じ
って、これ…奥と手前でオスとメスになっちゃってるの見てお分かり頂けますか?ケアレスミスです※1
こういうトンチンカンな失敗をしているので「統一した方が後々が楽ですよ」なんて言えるのです。
実体験からでた心からのアドバイスです。ぜひ参考にして下さいね。
相変わらずエルちゃんはマジックテープが大好きで(その様子はこちらの記事にあります)
フェレットのいたずらを怒る前に考えること
※こちらの記事のアイキャッチ画像が誤解を招いているようなので文末にリンクを貼りました。そちらの記事もお読み頂けたらと思い ...
ちょっとヤンチャな様子が写っちゃってますけど…
何をしてても可愛いのです。
貼ってしまえば動かせないので、ご安心下さい。
ほらね?
「おかしいなあ…ここにあのバリバリする面白いのがあったんだけどなあ…」って
しばらくガリガリバリバリしてますので、トイレ砂はそれが落ち着いてからいれましょう。
お気に入りすぎて
フル装備にしたのにお出かけに行かないから大暴れというお話しはこちら(上記と同じリンクです)に書いた通りなのですが、
キャリーを洗うのに上部を外した状態で置いておいたら…
分かります?
寝ちゃってるんです。
こういう状態です、これ
エルちゃんは最近、お昼寝の時はキャリーなのです。「いつでもお出かけ連れて行ってくれて良いよ。寝て待ってるからね。」って感じです。可愛くてたまらないという事です。
まとめ
どんな事でも、どんな時でも、あなたと一緒がいつも楽しいと思ってもらえるようにしてあげて下さいね。
今日のお話しが、楽しいフェレットライフをより楽しく♡の参考になりますように…
健やかなニョロニョロ生活を☆彡