前回、前々回の記事に対して「失望しました」「フェレットが大切だといつも言っておきながらこんな時に何もしないなんて信じられない」「結局そんなもんなんですね」等の問い合わせがいくつかきていますが、それ…
どんなに丁寧な言葉使いでどれだけ回りくどい柔らかい表現を使っていても、とどのつまり『自分の思い通りに動かないお前が気に入らない』って言いたいだけですよね?
前にもどこかで同じようなお話はしているはずなので今日はこちらの引用で済まさせて頂きますが、勝手にあなたのイメージで作り上げた私像を突然押し付けられても「は?何言ってんの?」だし、「あれやれ、これしろ」と言われても「自分でやんなよ」でしかないです。
「ガッカリした」「残念です」とか「お前が私の思い通りに動いてくれなくてムカつく」の言い換えだから気にする必要ないよ。あーそうですかそれは大変でしたね。では、私は自分の人生を生きますのでサヨウナラでいい。勝手にあなたのイメージを作り上げてそれを押し付けてくる連中なんてシカトでOK。
そんな発言をしてくる奴らはそれを言えばあなたにプレッシャーをかけられることをわかってるし、あなたの気分が悪くなることもわかってて、それらを全部わかった上でそれでもあなたの行動をコントロールするためにそんなこと言ってきてるだけだから。何様のつもりだよ!どんだけ性格悪いんだよ!って話でしょ?マジで責任なんて一切感じる必要ない。ガン無視でいきましょう。
私は私にできる事しか出来ないですし、私がすべき事は言われなくてもやっています。
何でもかんでも全てを「なう」で報告しないのは、今はそういう時ではないと判断してのことです。
言い方は悪いですが、こういう時は売名のチャンスだとばかり我先にととにかく一番乗りでやってますのアピールをするだけでも支援者さんを増やす事が簡単にできます。
ですが私は『一匹でも多くのフェレットのための』活動をしているので、今はそんな事をやっている場合じゃないんです。
それがアピールだけではなく、ちゃんとやっている事だったとしても、ただでさえ混乱しているこの非常時に大きな声での不用意な発言は現場の邪魔をする事になります。
だから私は「あれしてますこれしてます」を言いません。
言わなくて良いことは言わない、言うべきときではない時は言わない、の判断は私がするし、終わってからの報告で良いことは終わってからゆっくりさせて欲しいって思っています。よろしくお願いします。
ご報告
こちらで把握できたフェレットちゃんについてですが、そのお話をする前に
避難所にいるなどで『留守にしている(今そこには誰もいない)事を公開してはいけない』事はご存じでしょうか?
自分を捜索に来てくれた人や家族に知らせるために「○○避難所にいます。無事です。」と倒壊しかけた家屋のドアに張り紙をしていたら知らぬ間に誰かに室内に侵入されて金目のものを全部持って行かれた。
これは過去の震災で実際に何件も何十件もあったお話しです。
その被害は、ボランティアなどで大勢の他県ナンバーが出入りするようになったら一気に件数が増えます。
もうね、、、何食って生きてきたらそんな事を思いつくのか本当に腹が立って仕方がない下劣な犯罪行為なのですが今日のお話はそこではなく、その犯罪行為の手引きにこの記事がなるわけにはいかないので、フェレットちゃん達の飼い主さんたちのお話しは一切しません。
ただ、「今後のことはまだ分からないけど、とりあえずは大丈夫です」という言葉をもらったこと、フードなどを届けて頂いたこと、だけはご報告させて頂きます。
ちなみにこの『不在にしている事を公開してはいけない』は被災地だけのお話では無いですからね。
夏季・冬季の長期休暇やゴールデンウイークなど特にお気を付け下さいね。
被災ペットたちへの支援について
いたちのおうちからお送りした支援物資は現地へたどり着くまでに3回車が変わっています。
「少しずつ集めたより多くの種類の物資を中継点ごとで大きな車に詰め込んで、を繰り返して現地へは1台の大型車で搬入します」という事でした。
ただこれは「次の予定は今の所ない」です。
SNSなどをやられている方は目にされているかと思いますが、ペットフードの会社などペット業界の大手企業が続々と最前線で動いておられるので、我々もそのサポートに回る方がより多くの被災ペットたちのためになるのではないか、とそういう判断になりました。
また現在、そのうちの一企業であるペットのおうちより「現地避難所にペット関連物資が一定量行き渡っていること、支援要請数が減少し物資輸送の小口化による現地支援活動の効率悪化が予想されることなどの理由から、物資の無償提供の申込受付を停止し、現地で個別ペットに必要な物資を把握されている保護団体を通じた物資支援へと支援方法を変更いたしました。」というアナウンスがあった事も合わせてお伝えさせて頂きます。
ペットのおうちの活動内容など詳細は『令和6年石川能登地震 被災地支援プロジェクト 』でご確認ください。(支援金の受付窓口もこちらにあります)
皆さまから頂いたご支援(10.11.12月分)のご報告
月半ばまでご報告ができずお待たせしてしまって申し訳ありませんでした。
いつも本当にありがとうございます。
皆さまからのご支援は全て保護っ子たちの医療費に充てさせて頂いております。
9月以前のご報告はこちらでご確認頂けます。
保護フェレットこもねちゃん【正式譲渡完了】ご支援7.8.9月分ご報告
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10.11.12月の医療費のご報告
保護された瞬間からずっと大切に想われてきたフェレット正式譲渡決定までのお話
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ちっちゃいブチ切れお姫様この子ちゃん【フェレット医療費その他のご報告】
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この期間は案件がとても多く、ボラさん達も皆さんそれぞれ負担してくださり、みんなをずっとの幸せにお繋ぎする事ができました。
こちらでご紹介しきれていない記事にもたくさん幸せになった子達のお話がありますので、お時間ございます時にご覧頂けたらと思います。
飛行機にペット~の件について
「署名してください」「どう思いますか?」「署名を促してください」とこちらもいくつもきていましたが、バタバタしていてそれらに気が付いたときには「15日から小型の犬や猫を客室に持ち込めるサービスを国内線全路線に拡大しました」というニュースに切り替わっていまして、今更かなとも思うのですが…
っていうかですね、「国内線全路線に拡大しました」で分かると思うのですが、このサービスは路線限定ではありますが前からあるのですよ。
ちょっと調べてみたら「2022年3月から」って事でして、多分その頃に私は同じ話をここかTwitterでしています。
そもそも論として、この子達の体は飛行機(気圧の変化の激しい乗り物)にスムーズに順応できるようには作られていません。
- 急激な気圧差は「体へのストレス」です
- 快適ではない温度や湿度、騒音などは「環境によるストレス」です
- 恐怖や警戒などは「心へのストレス」です
なので、私はこの子達を飛行機に乗せることはありません。機内同伴云々とかそういう話ではなく「うちの子たちは飛行機には乗せない」が私の考えです。
もちろん、やむにやまれぬ事情がある方はいると思います。そういう方が全ての事を受け入れて飲み込んでペットを飛行機に乗せるということについて私から何かを言うことはありませんし、何を思うこともないです。
それどころかむしろ「人それぞれ事情があるって言ってるだろ!関係ない人間が外からゴチャゴチャ言うな!」と思います。
また、これもいつも言っていることですが、この子達は私の大切な家族です。ですが人では無いので「人命が最優先」の場所で優先してもらえることは無いことを知っています。
私は何かが起きたときに全然知らない赤の他人様のためにこの子達の命から自らこの手を躊躇なく放せるかと聞かれたら「はい」と即答することは出来ません。
なので、始めからそういう選択を強いられる可能性のある場所へはそもそも連れて行かないという選択をします。
航空会社がどういうサービスを始めようがやめようが、そのサービスを利用するしないは利用者側が決めること。
こちら側にその選択肢はあるのですから、それぞれが考えたら良い事です。
ただし、そのサービスを利用する時にはその規約に従うのが当たり前でs…って、こんな事を説明しなきゃいけないことにちょっと驚いたのですが、世の中の仕組みとして「利用規約に同意するからそのサービスを受けられる」のですよ。
「サービスを受けたいなら利用規約に同意する」が先にあります。
「そのサービスを受けたいから利用規約をこちらの都合に合わせてください」は通らない、おかしな主張です。
これは冒頭のお話しとも繋がるのですけど、「いたちのおうちの支持をするから私の言うことを聞いてください」に応えることが無いのもそれと同じです。
「利用規約を変えてくれないなら利用しません。ガッカリです。」「言う通りに動いてくれないなら支持しません。失望しました。」等々には「最後のそれ、いる?」という感想しかありません。
とはいえ、「ペットの機内同伴」については避難方法も合わせて、もっと深く慎重に総合的かつ現実的な議論がもっともっと行われるべきだったのではないかとは思います。
先ほどもお伝えしたように、同航空会社では以前から一部の便でペット同伴搭乗はありました。 その時から同伴避難は出来ない事は明記されていました。
悲しい事故があったのに、そこには一切触れずに「ただサービスを拡大しただけ」なのが今の混乱の元になっているのだろうなと…
飼い主さんのお気持ちを想像すると…心が潰れそうになるばかりで、何をどう言葉にしたら良いのかすら分かりません。
亡くなられたペットちゃんに心よりお悔やみを申し上げます。
フェレットの「ストレス」についてはこちらなど参考にしていただければと思います。
原因不明の下痢や脱毛もしかして…「フェレットのストレス」って何か知っていますか?
フェレットだけに限らず動物の体は 自律神経系 内分泌系 免疫系 という3つの機能でコントロールされ、守られています。 こ ...
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今日の可愛いちゃんのこと
アイキャッチで可愛くぺたーとなってるこの子は「ゴマちゃん」と言って、放牧時にホットカーペットのぬくぬくに気が付いて「ほー」っとなっている可愛い姿です。
ゴマちゃんは体調があまりよくない状態で保護されました。
そんなゴマちゃんについては、これから聞いて頂きたいことがたくさんあるのですが、ひとまず、「今めちゃくちゃ頑張ってくれています」のご報告!