はじめに…
今日までたくさんのご支援をありがとうございます。
先日、無事に手術を終えて、現在はまだ入院中ではありますが、やっと「概ね順調です」の段階まできましたので、ここで一度お金のことも含め手術成功のご報告をさせて頂きます。
あの子をお引き受けした時から手術までの病院代の総額が455,290円、そこから退院までの入院費(見込み最低2週間)が92,400円で、合計547,690円(予定)となります。
前回の入院費(102,410円)、病院代(33,550円)はこちらの記事に精算書を添付してあります。
入院中のフェレット【シスチン体質/会陰尿道造瘻(ろ)術】ご支援を募っている子の経緯と今後
いたちのおうちでは現在、フェレットのためのご支援を募っています。 【ゆうちょ銀行】 記号10110 番号58217451 ...
続きを見る
退院までの見込み費用は、こちら(1日6,000円×14日間+10%)から計算した見積もりになります。
皆さまからご支援頂いている合計が今日(3月14日)まで合計301,371円
※ご支援頂いている皆さま、お手数ですが、ご送金(お振込み)頂いた分がきちんと反映されているかのご確認をお願い致します。
ざっとの見積もりでではありますが、あと246,319円。
皆さまにもう一度ご協力を頂けたらと思い、今ここで改めてご支援のお願いをさせて下さい。
【ゆうちょ銀行】
記号10110 番号58217451 イタチノオウチ
【店名】0一八(読み ゼロイチハチ)
【店番】018
【預金種目】普通預金
【口座番号】5821745
どうぞよろしくお願いいたします。
フェレットの会陰尿道造設手術
手術に至るまでの過程と詳細はこちら
フェレットのシスチン結石(シスチン尿症)について
今日のこの記事は「まとめ」的なものではありません。 今日まで多くの経験者飼い主さんたちに教えて頂いてきていることを一度ア ...
続きを見る
それまでに受けていた手術の影響もあり
って。
当初は1週間~10日前後の見積もりだった術後の入院予定期間が「最低でも2週間は入院で…」となったのもそのためです。
手術の様子は知人に付き添ってもらって私もずっと見ていたのですが、先生のあの、ものすっごく細かい作業を途切れることのない集中力で黙々とこなされている姿に、気が付いたら握っていた洋服の裾が手汗でビショビショになっていました。
この子、めちゃくちゃ頑張り屋さんです。
そして、見たら分かる事なのでわざわざお知らせする事でもないかもですが…めちゃめちゃ可愛いです。
開腹手術を2回も乗り越えてやってきて、今度は、少しでも健やかに暮らせるようになるための手術を頑張って、さあ、いよいよ見えてきました。
里親さま募集の告知
これまで再三に渡り(上記の添付した記事参照)お話しさせて頂いてきているので、「もう分かったよ」と言われてしまいそうですが大切な事なので改めて…
この子が受けた会陰尿道造設手術というのは、石ができた時に開腹手術に至ることになる可能性を少しでも下げてあげられるようにというための手術です。
石ができやすい体質である事は変わらないし、この手術を受けたからといって100%すべての石が必ず排出されるという保証がされているという事でもありません。
この子はこれからもずっと「石ができやすい体質です」「石が詰まったら痛いです。最悪は死んでしまいます。」なので、「一生涯に渡ってずっと気を付けてあげて下さい」とお願いしたい事があります。
シスチン体質の子ということで(最低必須条件)
多頭飼育のお家でのお迎えも全然問題ないと現時点では考えていますが、その場合、1日に最低でも2回は「おしっこがちゃんと出ているかのチェック」は必ずしてあげて下さい。
「どれが誰のおしっこか分からない飼育環境→出ていないのに気が付かなかった→詰まって苦しみだしてやっと気が付いた 」では、せっかく手術を頑張ったのに可哀想過ぎます、そんな事は絶対にダメです。
これについては、経験者飼い主さんからも
うちはそれをきっかけに、薬を飲んでも再発しやすかった1頭のみ、別ケージにしました。
元々その子だけ気が強かったので、他の子にストレスがかかってそうなのもありましたが、「おしっこの状態がわからないから」と言う理由がきっかけです。
どのぐらい水を飲んでいるのか、など健康状態が分かりづらいので、後にもう一匹のシスチンの子も別ケージにし、我が家にいる3匹は個々のケージで生活してました。
と、生の声を頂いています。
また、「通院」についてですが、その子がシスチン体質だと分かった時から、経験者さん達は聞く限りどなたも、月1ないし半年に一度は”そのために”通院(検査)をされています。
ただ項目を調べてもらうだけでなく、顕微鏡で結晶が出てないかを確認し、エコーで膀胱内も診てもらってます。
これについては、現在お世話になっている病院では
との事なので、かかりつけの病院と応相談といったところにはなるかと思います。
※「おかしいなの基準」というか判断の目安みたいなものは私のしている方法もお伝えします。
ただし、
仮に1日2回のおしっこチェックのうち、夜に尿閉が発覚したとして、朝まで待たずにすぐにでも夜間救急に駆け込める方が良いと思います。
フェレットを診れる夜間救急が少ないので、その確認もできている方にお迎えいただけると安心ですね。
という生のお声も頂いています。
ここまでを一旦まとめますと、かかりつけの病院がしっかりあって、「この子の体質についてきちんと先生とお話ができる方」を里親様の必須条件とさせて頂きます。
いたちのおうちが定めている必要最低限の条件
- 先住ちゃんがいる場合、相性次第では別部屋飼育等のご配慮をいただけるお家。(上記に記載の条件とはまた別にこのような場合にもこうしてあげて下さい)
- ペット可物件である事は当たり前ですが、ご同居されている方全員が「フェレットのお迎え」に賛成して下さっていること。
- この子にかかる「医療/医療費について」をご理解頂けていること。
- 「フェレットの適正飼育」についての考え方や価値観がいたちのおうちと同じであること(例:ケージはフェレットを守るために必要で大切な個室、等)
- こちらからご自宅までお伺いして、飼養環境の確認をさせて頂きます。
- 譲渡の際にかかる往復の交通費(東京都内からになります)のご負担をお願いします。
この子はすでにしっかりと検査済みなので譲渡前検診という形はとりません。が、上記の通りですので、医療費のご負担をお願いする可能性が無きにしも非ずです。
また、ワクチンは6月が次の接種時期となりますので、「ワクチン接種したよ」のご報告だけ(その一回限り)必須とさせて頂きます。
その他の詳細はこちらをお読み頂くとして…
里親条件が厳しすぎる里子の譲渡にウザいくらい条件がある理由
「ペットショップで買うなとか言ってるくせに、里親募集に応募したって偉そうに色々と条件を付けて断ってばっかでちっとも渡す気 ...
続きを見る
正式な里親募集の時には上記をベースに更に練りこんだお話をさせて頂くことになるかとは思いますが、「うちの子に」ってお迎え考えて下さる方にざっとでも「こういう感じです」の最低必須条件を先にお伝え出来たら良いかなって今この記事を書いています。
この子について
この子は石ができやすい体質という事以外は他のニョロ達と何も変わらない、いたって普通の可愛い健康的なフェレットです。
Twitterでは動画などもあげているので御覧頂けている方も多いかとは思いますが、人が好きで遊び好き、元気いっぱいに跳ねまわって遊んでいます。
我が家でのお預かり中は、手術前の大切な時期だったので、フェレット同士で遊ばせたりはしていませんが、他の子達のケージをスンスン♪スンスン♪ククククッ♪クククククッ♪歌いながらグルグルグルグルずっと回っていたりしていたので、「他のフェレットは一切ダメ」という感じではなさそうです。
マーシャルフェレットで、国際フェレット協会発行の出生証明書もあります。
IFSへの飼い主さん登録はいたちのおうちが責任を持っていたしますので、AIPOへの登録のみ(希望される場合は)ご自身でお願いいたします。
フェレットのマイクロチップ登録について【法改正後の最新版】
追記というのは本来、文末につけるものなのですが、この記事に関しては頭に付け足し付けたしで書いています。 それは、チップの ...
ferret.xn--n8jel7fkc2g.xyz
2021年8月3日生まれシナモンカラーの男の子です。
ご応募、ご質問について
実はすでに「お迎えを考えたい」というお声を数件ほど頂戴しています。
が、どなたも結石症について未経験であったり、ちょっと諸事情があったりで「他にも良いお家があるかもしれないからそのご縁を潰したくない…」と、この子が”一番幸せになれるお家”を探してあげて欲しいとおっしゃって下さっています。
この記事をお読み頂いているあなたが今もし、この子にビビビッと「お迎えを考えたいけどちょっと不安」みたいなことがあったりしたら
- ご住所(市区町村までで構いません)
- 最寄り駅
- お名前
- SNSのアカウント名(やってない方、秘密のアカウントしかない等の場合は未記入で構いません)
- 年齢、ご職業 (平日、休日どのくらい遊んであげる時間がとれるか)
- お電話番号
- 同居ご家族について
- 先住フェレットの有無(匹頭数)
- 他にもペットがいる場合は、種類と匹頭数
を明記のうえ、TwitterのDMまたは当サイトのお問い合わせフォームよりお願いいたします。
※大切な個人情報をお伺いしますので記事のコメント欄や、投稿先(Twitter、Facebook)のコメント(リプライ)欄のご利用はお控え下さい。
おしまいに
この記事は「里親募集」の記事ではありません。
あくまでも、「手術が成功したご報告」とあと少しの「ご支援のお願い」になります。
この子は保護っ子では無いから本来ならすぐにでも新しいお家を探してあげたいのだけど、退院までにあと一週間はかかるそうで(添付は入院時の明細書)医療費がかなり高額になります。
次の幸せへお繋ぎする際のハードルが少しでも下げられるよう、皆さんからのご支援をよろしくお願い致します。 pic.twitter.com/oLgKdwm1Jd— 滝川🌻いたちのおうちの中の人 (@MaikoTakigawa) February 2, 2023
いたちのおうちをお読み頂いている皆さまにはご理解頂けていることですが、いたちのおうちは「皆さまからのご支援が無いとこの子を助けられません」みたいな活動の仕方はしていませんので、ご支援金が全額に満たなくてもこの子の治療を途中で放り出したりは絶対にしません。
ただその代わりに…みたいなお話は長くなるのでまたいつかにしようと思いますが、一度、助けると言った子は何がなんでも必ず助けるし、必ず、幸せにお繋ぎします。ので、それだけは信じて下さいね。
健やかなニョロニョロ生活を☆彡