野良猫
スポンサーリンク

ペットと暮らす

子猫とフェレットとコクシジウムと感染症

この数日、たった数回の事で早くも「いたちのおうちがSNSに猫の投稿をしている」事を快く思ってない人がいると教えてもらいましたが…嘘か本当かはたまた冗談でなのかは分かりませんが、なんでそうなっちゃうのよ?ちょっと落ち着いて?

確かに、友人知人からも「すっかり子猫に魂抜かれてんじゃん」と冷やかされる程度には、もう完全にやられていますよ、えぇ、もう子猫の魅力にどっぷりですわ、って、だって仕方が無いじゃない?何が悪いっていうの?

こんなに可愛いふわふわしたただただ可愛いだけの生き物に毎日毎日触れ続けて正気を保っていられる人間が一体どこにいるって言うんですか?

そんな事を言うなら、あなたが変わりにお世話に来たら良いじゃない?

保護猫

オメメのお薬もあと少し

全ての治療が終わるまで。

スポンサーリンク

子猫でもフェレットでもコクシジウムが厄介なのは「正しい知識」が広まっていないから

野良猫はそのままでは診てもらえない場合があるので受付ではほにゃららという話は前回したのでもう良いのですが、「これから他の動物や他にも猫がいる所へ行く」事を前提に「外にいた子の検査」として糞便検査をしてもらったら、コクシジウムが見つかりました。

子猫なのに、下痢、脱水、嘔吐などの症状が何も出ていないからワンチャン、コクシはセーフかと思っていましたが甘かったですね。

動物病院の紹介状

まぁ、外にいた子は大体みんな持っていますからね、コクシなんて。

もちろん半野良というか外へのお出かけを日課としている猫ちゃん達でもそうですし、フェレットもそうです。

遺棄や迷子でさまよっていた子達だけに限らず、外をお散歩をさせている子達は大体みんな持っています。

し、そういう子と一緒に遊んだ事がある子も大体持ってます。

って、この表現には多少の語弊もありますが、コクシの存在は常に「いるだろう」、だってコクシは「そういうものだから」と割り切っていないと保護活動なんてとてもじゃないけどやっていられない。

だから、家に大切な我が子がいる保護活動者達は大体みんなそういう認識でいると思います。

コクシジウム症というのは

  • 日和見感染症と呼ばれる疾病の中の一つで、感染しても健康な生体では発症しないし、1度の検査では分からない事も多い。
  • 感染している生体がストレスや病気などで免疫力が低下した時に発症して、その時に初めて症状が出るし、その段階でやっとオーシストがうじゃうじゃと認められたりします。
  • 症状がでたら速やかに対処(抗生剤、抗コクシジウム薬の投与、対処療法、など)をしてあげれば何も怖い病気ではありません。

そこらじゅうにある全然怖くない病気ではあるのですが、この子は今回、「入院させてあげて欲しいんですけど」を何件もの病院から断られました。

「コクシの野良を受け入れた病院」って噂になったら困る理由がまさにこれ

ちょっと暇な時にでも試して欲しいんですけど、【猫 コクシジウム】って検索してみて下さい。

その後に続くワード「治療費」「消毒方法」なんかに並んで「治らない」って出てくると思います。

確かに駆虫しきれていなかったんじゃないかと思われる話しもたまに聞きますけれども、治療直後にまたどこかで感染しただけなのかもしれないし、そもそも「治らない」って表現で検索をする人がそれだけ多いという事がもう「コクシジウムについてまだ正しい知識が広まっていない」という証拠なんです。

コクシジウムに感染させない方法はありません。

いや、ありますけど、それはとても非現実的なお話しです。

コクシジウム症の発症の予防なら定期的な便検査で可能です。

病気は何でも「早期発見、早期治療」が肝心ですけど、感染していたら発症の恐れが出てくるシニアや大きな病気を抱えた子でもなければそれもあまりしません。

駆虫してもまたいつどこで感染するか分からない、それくらいたくさんの子が持っている、元気なら「発症しない」病気にそんなに神経質に怯える必要は無いんです。

それでも、正しい知識が無い飼い主さんは発症したら我が子可愛さから「近々の記憶」で「犯人探し」を始めます。

その時「あの病院はコクシの野良猫を入院させる事があるらしい」なんて知ったら、「病院でうつされた」って病院のせいにします。

そうやって、因縁としか思えない言い掛かりをつけて「だから治療費は払わない」って病院で「ごねてやった」と武勇伝のごとく話す人が昔いました。

「同じ手を使ったらイケた」って話しを聞いた事もあります。

そんな事をするから、色々と融通を効かせてもらえてきた「おかげさま」がどんどん「決まりですから」であしらわれてしまう今のこの息苦しい世の中になって…って長くなるから止めますけど、とにもかくにも、「飼い主がまだ決まっていない」というだけでもハードルが高いのに、「コクシを持ってる」と先に言ってしまうと「入院させて欲しい」はなかなか受け入れてもらえないであろう事は最初から分かっていました。

ちっとも恐れる必要なんてないコクシジウム。

でもそれが「感染源の特定が不可能な感染症」ってだけでものすごくただ闇雲にひたすら怖い病気みたいな扱いになっちゃうのは「ちゃんと知らないで大騒ぎだけする人が多すぎる」から。

コクシだからじゃない!入院させてあげたかったのは子猫だから!

コクシジウムについて詳しいことはこちらでご確認頂くとして

必読!
フェレット【コクシジウムとは?】ウンチの変化で見る症状と予防するには?
フェレット【コクシジウムとは?】ウンチの変化で見る症状と予防するには?

コクシジウム症というのは、コクシジウムという原虫が消化管に寄生して起こる病気で、その特徴は、 寄生されていても免疫力が高ければ症状はみられず、免疫力が落ちてくると増殖して発症するというものです。 だか

ferret.xn--n8jel7fkc2g.xyz

猫から犬、犬から猫への感染(正しくはオーシストの寄生なんですが分かりやすく今日ここでは全てを「感染」と表現します)は無いとされていますが、フェレットは犬のも猫のも「もらう」と言われています。

だから、「コクシジウムを持ってる猫なんて家にいれたくないから入院させようとしたんだな」と思われるかも分かりませんが、そんなわけないじゃないですか。

こう見えても私は保護活動者ですよ?小動物看護士の有資格者でもあるのです。

多くの保護っ子たちから勉強させてもらってきたこの私がコクシを理由に生体の受け入れを拒むような事をしたらあの子達に笑われてしまいます。

経験談
コクシジウム発症フェレットお世話の仕方(多頭飼育でパンデミックを防ぐには)

前回、保護ニョロたけちゃんがコクシジウムを発症したため、里親募集を一時中断する旨をお知らせ致しました。 とても多くの「たけちゃん、頑張って!」のお声を頂いています。 中には… 想像していた通り、過剰な ...

続きを見る

フェレットは良いけど、猫はダメなんて、そんなおかしな話しは無いでしょう?

コクシジウムなんて私はちっとも怖くないんです。

コクシは少しも怖くないけど、「外にいた子猫」というのがめちゃくちゃ怖かった。

猫ボラ時代では、猫の飼育経験(看取りまでをいいます)がない私は子猫には触らせてももらえませんでした。

あの当時にガッツリと「子猫は何かあったらすぐ死んじゃう生き物」って刷り込まれているから、「もうご縁にお繋ぎできるお話しはついています。だからそれまで、元気になるまで、きちんとした管理の元でお世話をお願いできませんか」と、この子が到着するまで何件も何件も一日中、問合せを続けました。

もちろん、猫ボラさんから「ここは野良ちゃんでも診てもらえるかも」の情報を回してもらって。

それでも獣医さんからしたらどこの誰とも分からない私から突然そんなお願いをされたって、どこの病院も「今はいっぱいです」って…事情は分かってるから大丈夫。

ちゃんと最後の砦はいつでもそこにいてくれているし…

野村獣医科Vセンター

人間用の病院の話しは時々ニュースで取り上げられたりするので皆さんご存じかと思いますけど、獣医さんというのも結構頻繁に訴訟を起こされるらしいんですよ。

だからなのか「助かる見込みの無い子は診ない」「厄介そうな患畜は拒否する」という方針にせざるを得ない話しを何度も聞いた事があります。

一度立った悪評はなかなか消えませんし、このネット時代ではたった一度の何かが命取りになる事だって考えられるし、色々な獣医さんにお世話になってきたからこそ、慎重にならざるを得ない事情はとてもよく分かります。

そんな中でこういう言い方はあれなんですけど、野村先生で「断られた」って話しを私は聞いた事がありません。

もちろん今回も「これこれこういう子でこういう事情でこうしてあげたい」と事前に連絡をしたら二つ返事で見積もりまで出してもらえました。

我が家の事情も分かってもらえている事もあって、かかりつけ医が野村先生で本当に良かったって安心です。

当日もご迷惑にならないように事前に連絡をいれて、待合室には入らず、駐車場で待たせてもらって、いざ、診察。

入院までさせる必要ないですよ

診察室もいつもの所ではなく、他の患畜さんへの配慮からでしょう、奥の個室みたいなお部屋へ通されました。

一通りの経緯と、もう保護猫カフェさんに繋げてもらってある事、万全の状態にしてあげるのが私の役目だという事、等々の説明を聞いてくれた後、触診しながら先生が言いました。

お医者さん
入院までさせる必要ないと思いますよ。特に衰弱の様子もないし、まぁ、もっとも、お薬が大変とかそういう事情があるのでしたら入院して頂くのは全然構わないのですが、今はスキンシップとかしっかりとってあげた方が良い時期ですしほにゃららほにゃらら

って、私は舞い上がっていたので後半はあまり覚えていません。

「可愛い」「可愛い」って褒めてもらったことはもちろんですが、一緒にいて良いのお墨付きをもらえた事がすごく嬉しかったんです。

もちろん、コクシジウムについてのお話しはしっかりと聞きました。

えるもさすけもこはねもこの子もみんな大切に守りきるために、

お医者さん
一番ダメなのはアルコールや除菌スプレーなんかをチャチャとかけて安心してしまう事。しっかり洗い流す事が大事!

私は保護活動者だから

保護猫

私はもうこの子が可愛くて可愛くてたまらないです。

猫は飼えない環境だからだとか、子猫のお迎えはしないと20代の時から決めていた年齢だからだとか、猫アレルギーがあるからだとか、そんなこと全部無しにして、この子を自分の子にしてしまいたい気持ちは当然あります。

ありまくりです、もうそれしか無いと言っても過言ではないです。

※「飼えない環境」については事前に条件付きでクリアしているのでご安心ください。
わさび

でもだからこそダメだって事を一番よく分かっているんです、私は保護活動者だから。

可愛いからとか情がわいちゃったからとか、そんな理由で手元に残しまくるのは保護活動ではありません。

ただの動物コレクター(アニマルホーダー)です。

そう言われたって構わない…という気持ちにまで本当は少しなっているけど、私は保護活動者だから、私は保護活動者なんだからって、何度も何度も自分にも周りにも言って回って踏ん張って、やっとこさっとこ理性を保っているのですよ。

だってね、

こんなに可愛くてこんなに良い子は絶対にすぐに良いご縁に繋がります。

私の所にいるよりももっともっとこの子に相応しい素敵なお家があるんです。

その為に動いて下さっている方がいるのですし、だから私は一日でも早くそこへ繋げてあげる事こそが使命。

それがこの子のため。

じゃあせめて毎日すくすくすくすく大きくなってくれている今のこのきっと一番可愛らしい成長する姿を独り占めさせてもらおうかななんて恥ずかしながらもこのみみっちい独占欲を満たす事くらいはさせてもらっちゃいたい気持ちでいっぱいなのですけど、それこそ、「だからこそ」なんですよ。

この可愛い姿を一人でも多くの皆さんに見てもらって、「我こそが親に!」と思って頂くきっかけを一つでも多く作ってあげなきゃって、目一杯のそれくらいしてあげたいじゃないですか、元親(だなんてそんな厚かましいことを名乗るつもりはないけど、なんていうの?この気持ち?)としてさ。

だから、「子猫に魂を抜かれてる」までは良いけど、「子猫に鞍替えした」だなんて言わないで、もう少し見守っていて欲しいんです。

私は犬も猫もフェレットも大好きです。

だから触れちゃったら、その都度、魂を抜かれるほどにメロメロになりますよ、この先もきっと。

でも、この先もずっとフェレットだけは別枠で別格です。

それは変わらないから、私はこれからだってずっとずっと「フェレットのために」動き回りますから、保護を必要とするフェレットが0になるまでフェレットの保護活動を続けますから、だからどうか安心して「いたちのおうち」を見張っていて下さいね。

よろしくお願いいたします。

おしまいに

鍵しっぽ

幸運を呼ぶ鍵シッポ

この子が元気になったらその後、お迎えをお引き受け頂きそのまま里親さん探しをして下さる先が保護猫カフェさんなのは前回お話しした通りなのですが、キキのテーブルさんが個人的に「その前にお話しがあるかもしれないから!」とその窓口を引き受けて下さっています。

詳細はこちら

里親募集
http://blog.kikinotable.com/?eid=1243
http://blog.kikinotable.com/?eid=1243

blog.kikinotable.com

いつどこでどんな形で良いご縁に繋がるかは分かりませんが、前回から募らせて頂いている「ネコ」「ネ」のご支援金は全て「もう安心して下さい」と言ってくれた保護猫カフェさんに、この子がお嫁にいく時にきちんとお届けしてご報告いたしますので、ご安心くださいね。

保護活動なんて必要ない、生まれてくる子がどの子もみんな安全で幸せな環境が最初から約束された世界になりますように☆彡

-ペットと暮らす
-

© 2021 いたちのおうち