フェレット

チー君(本文とは関係ありません)

スポンサーリンク

いたち(フェレット)

フェレットの亡き骸を見つけた!飼い主さんの所へ帰してあげたい!どうしたら良い?(解決済み実例)

先日、

突然で申し訳ないのですが、本日友人が轢かれて亡くなっていたフェレットを発見して亡骸を預ってるみたいなのですが、 飼い主さんを探してあげたいみたいで、どう行動したらいいのかわからないとのことでまず何処に連絡をしたらいいのか教えていただきたいのですが…本当に急に連絡連絡して大変申し訳ないですm(_ _)m 友人はTwitterやっていないので代理で連絡させて頂いております。

という連絡がありました。

最近ではもう最高気温が25度を超える日が続いています。

「亡き骸を目一杯、特にお腹を、カチカチに凍ってしまっても構わないからとにかく保冷剤を使って冷やしてあげて下さい」と、何を伝えるよりもまずは先にそれを伝えました。

今日のお話しは「これが正しいやり方です」とか「こうすべきだ」とかいう類のお話しではありません。

ペットを飼っていない方が遊びに行く先でいつも可愛がっていた動物と同じ種類の子「あれはフェレットだ!」と一目で分かった亡き骸を、たまらず自宅へ連れて帰って「飼い主さんの所に返してあげたい、その為には何をしたら良いのか?」と、フェレ飼いの友人を頼った。

そのフェレ飼いさんから「どうしたら良いのか分からないからアドバイスを下さい」と、いたちのおうちが連絡をもらった。

って、そういうお話しです。

その子はきちんとお家へ帰れました。

その子がどうして一人で外にいたのか、ひかれてしまった原因や状況について私には分かりません。

ただ、最後は、その子を思う優しい気持ちのバトンが繋がってご家族の元からちゃんと虹の橋へ向かう事ができましたって、そのご報告だと思ってお読み頂けたらと思います。

スポンサーリンク

道路で亡くなっているフェレットを見つけたら

こういう言い方は不快に思われるかも分かりませんが、私は道路で動物の亡き骸を見かけても、それがフェレットで無ければ手を出しません。

その時、自分にできる範囲内でとるべき最善の行動をとって、その死を弔うに留めます。

  1. 飼い主さんは近くにいないか呼びかけた
  2. 道路緊急ダイヤル(#9910)に通報した
  3. お水を買ってきて供えた
  4. 職員さんの到着まで一緒に飼い主さんを待った
  5. 職員さんに引き継ぎ
  6. 供えていたお水を撒いて浄化(清掃の意味もある)を祈り
  7. 飼い主さんの目に留まるよう「こうしました」の報告を最初の呼びかけの投稿に追記

私に出来る、してあげられた事はこれだけです。

各SNSでの投稿をまだ消せずにいるのは、飼い主さんがこの子をまだ探していたら、何かのきっかけででもこれが目に付いたら、この子の最期の姿を伝えてあげられるのは私だけだから、「連絡をください」って待っているからです。(ただ、いつまでも亡き骸の写真を残しておくのはこの子の御霊に失礼なように感じるので、一年を区切りに削除しようとは思っています)

動物の保護活動者として、ちょっとそういう事に詳しいというだけではありますが、そんな私から、ここをお読み頂いている皆さまに、今後、動物の亡き骸を見つけたら「こうして下さい」は、②だけです。

冷たいように聞こえるかも分かりませんが、「フェレットが外に一人でいる」事自体があってはならない事で、事故に遭って亡くなってしまうのは100%飼い主の責任なのです。

それでも、優しい気持ちで手を差し伸べてくれた人に対してとんちんかんな怒りをぶつける人は少なからずいて、状況から考えたら遺棄したのでは無いかと思われる子の飼い主を名乗る人が突然「お前が殺したんだ、勝手に火葬したのは証拠隠滅のために違いない、精神的苦痛を受けた、お金を払え」などと怒鳴り込んできたという話を聞いた事もあります。

そういった無用なトラブルを避けようと思ったら、行政や公的な機関に任せるしかないのです。

そしてそれは決して「冷たい」事などではなく、「一般論として正しいやり方なのだ」と覚えておいて下さいね。

道路緊急ダイヤルについてや、その詳細、こうして下さい、できたらこうしてあげて欲しいというお話しはこちらの記事にある通りですので、

まず読んで
仲良しフェレット
道路で死んでる動物(野生・ペット)を見付けたら【道路緊急ダイヤル#9910のかけ方】実話:フェレット他

動物の保護(愛護)活動にはザックリ大きく分けて2つあります。 「野生動物の保護」と「愛玩動物の保護(愛護)」です 愛玩動物とは そばに置いてかわいがったり、姿やしぐさ、声などを楽しんだりすることを目的 ...

続きを見る

フェレットに限らず、道路上で亡くなっている動物(野生動物でも元ペットじゃないかと思われる子でも)を見つけた時には、↑の記事を参考にして頂けたらと思います。

フェレットの亡き骸を連れて帰ってきた、どうしたら良い?

魂が抜けた瞬間からその体は土へ帰るための準備を始めます。

特に事故に遭った子の場合、パッと見た目には傷など何も無いように見えても、お腹の中がどうなっているのかは分からないので、その体を少しでも長く現世に留めておく時間を稼ぐには凍らせてしまうしかありません。

体全体が冷えるよう保冷剤を敷き詰めた小さな箱の中などに寝かせてあげて、特にお腹の部分は保冷剤で挟み込むよう上にも乗せて…って、保冷剤がむき出しのままではあんまりなので、タオルか何かでその部分だけでも隠すようにしておいてあげると良いかと思います。

飼い主さん探しを始める前に、何をするよりもまず先に、急いで最低でもそれだけはしてあげて下さい。

(この子達のこの小さな体が朽ち始めるのは思っているよりもずっと早いですので、これは季節関係無く、真冬でも必ずこのようにまではしてあげて下さい。)

そして、飼い主さんに渡してあげる用にその状態でお写真を一枚撮っておいてあげて下さい。

本来であれば、亡き骸を動かす前にその現場の写真も撮っておいた方が良い場合もあるのですが、事故の現場の、亡き骸の、そういう写真を撮る事には抵抗がある方のほうが多いですので、これは無理にとは言いません。

ただ、例えどんな状態であったとしても飼い主としてその子の最期の姿を見たかった(自分は見るべきだ)と思う人はいるという事、と、ごく稀にではありますが「こういう状態でいる所を自分は発見しただけ」と言わなければならないトラブルに巻き込まれる事があるという事

などなどの理由から、(飼い主さんを探すなら)「その時の写真は残しておいた方が良い場合もあるんだ」と、今ここで少しだけ頭に入れておいて頂けたらなと思います。

1.警察に届けを出す(飼い主さん探しを開始する)

迷子フェレットを保護した時と基本的には同じです。

警察署に届けを出して下さい。

取り急ぎ、電話で構いません。

会計課(落し物係)が開いていない時間でも、飼い主さんが届出を出していたら、すぐにその場で繋がれる可能性があります。

参考:飼い主さん・拾得者さんその双方が正規の手続きを正しく行っていれば、本当ならそれだけで、その子はお家に帰れるんです

また、これから下に私が色々と書きますが、そんな事はただの参考例でしかありません。

そんな事よりも何よりも、そこから先は、警察署の指示に従って下さい。

特に何も指示がなかった場合でも、その子にとってもあなたにとっても一番良いのは「警察署の方と相談して決めること」ですから、出来たら、どうしたら良いのかは、そちらで相談して欲しいのです。

それは、飼い主さんと繋がれなかった場合、飼い主さんとトラブルになった場合、色々な場合が考えられますが、今ここで私が「こんな事があった」とお話ししておかなければいけない実例として、とても悲しい事ではありますが、あなたが優しい気持ちで行ったそれが、勝手に亡き骸を連れて帰ったとか、あなたが死なせたんじゃないかとかって「逆恨みの対象」になってしまう事があるという事です。

実際にそういう例を何例か見てきました。

だから、亡き骸のその後の事については、あなたがどういう風にしてあげるにしても、必ず一度は「警察に相談した」という事実が必要だと知っておいて下さいね。

間違っても勝手にお葬式などはしないようにお願いします。

2.お葬式の手配

警察に「届出を出して相談した」ら、次は、これもまた悲しい事ではありますが、その子が遺棄された子かもしれないという可能性も考えなければいけません。

現行の動物愛護法やその他諸々を駆使しても、今はまだ、遺棄した飼い主とはどんなに頑張っても繋がれない可能性の方が高いです。

出てこない飼い主のために、いつまでも亡き骸を保管しておく事は(物理的にも)出来ません。

(警察署に何も言われなかった場合)自分で決められなければ、その期限は火葬屋さんと決めるのが良いでしょう。

特にこの季節、「一番、綺麗な体で送ってあげよう」という風に考えて、なるべく早くお願いできる日を予約されると良いかと思います。

その火葬の日ギリギリまで待っても飼い主さんに繋がれなかった時、もう少し待ってあげたいという気持ちがあれば、綺麗な箇所の毛を少し切って小さな袋などにとっておいてあげたら良いと思います。

ここで大切な選択があります。

ペットの火葬屋さんに頼むと金額もそれなりですし、遺骨の管理をあなたがしなければいけなくなります。

先ほども言ったように、もしもその子が遺棄された子であった場合、遺骨を渡す人がいないわけですから「その後のこと」もあなたがする事になります。

なので、こういった時には自治体の清掃事務局などでやってもらえる合同葬で送ってあげるのが無難かなと…この「清掃事務局での火葬」についての詳細はこちら『ゴミと一緒に「捨てろ」なんて言ってない!』をお読み頂ければと思います。

しつこいようですが、今日のお話しは、こうした方が良いというお話しではなく、こういう考え方ができますよ、こうしてみたらどうですか?という、提案だと思ってお読み下さいね。

活動者の中には、そうした子たちも全ニョロ、ペット霊園で自分の子たちと同じように供養している人もいるし、

清掃事務局での火葬の後、先ほどの、飼い主さんに渡せるようにと少しだけ切って保管しておいた綺麗な部分の毛もその期限を決めて供養に出すという人もいるし、

その対象が何であろうと、死骸は死骸として#9910通報のみと決めている人もいるし、それは実に様々なのです。

だから…というのもおかしいですが、私は今、そういう事に初めて遭遇した時、可哀想だからという感情だけで後先を考えずに動くのは待って欲しいというつもりで書いています。

なぜなら、これまで、そうして良かれと思って優しい気持ちでした事が後になって「やっぱり」と持て余してしまい、「処分に困っている」「遺骨を引き取って欲しい」という連絡がきた事が何度かあるからです。

前もって今この時に、冷静な状態で、その時には自分だったらどこまで出来る(する)のかをちょっと考えてみて欲しいかなって、そんな気持ちで、あえて、私のリアルな実例もそのまま出してお話しをさせて頂いています。

3.飼い主さん探しを続ける

警察署に届けを出す時に「飼い主さんが探しているかもしれないから、事故の現場に1週間(~10日の範囲)くらい、チラシを1枚だけ貼らせて欲しい」と尋ねてみて下さい。

良いと言われたら、手書きの文字だけで構わないので「〇月〇日〇時頃、フェレットの亡き骸を見つけました。自分が~しました。」という簡単な情報と連絡先を書いた紙をクリアファイルに挟むなどして、その子がいた場所の近くに貼って知らせてあげて下さい。

もしもダメだと言われたら、ご近所さん(民家やコンビニなど)で協力してもらえそうな所を見付けてあげる…必要があるかと言えば、全然ないです。

飼い主さんが正しい探し方をしていたら、警察署に届出を出しただけで、ちゃんと繋がれるはずですから…

そして、もう一つ、これもする必要はない事なのではありますが、今回の子は、この方法で飼い主さんに繋がれたという非常にレアなケースではありますが、繋がれた実例ですので、ご紹介させて頂きます。

お家に帰してあげたい気持ちが繋がった実例

こちらが、その時のDMです。

現場近くの動物病院で聞いてみたところ(その子だけの特徴がある)フェレットで病院に通ってる方がいらしてカラーや体格の特徴などで
その亡くなったその子だと確定したみたいです

御家族とも連絡ついたそうで、遺体を病院で預かってそのまま引き渡してくれるそうです!

動物病院にまで、「こういう子を診ていなかったか」と聞きに行って下さって、ちゃんと飼い主さんに繋がりました。

これはもう本当に奇跡です。

亡くなってしまった事はとても悲しい事だけれど、最後はちゃんと家族の元から旅立つ事が出来て本当に良かった。

まとめ

今日のお話しは、どうまとめたら「まとめ」になるのか、正直、全然、分かりません。

ペットについては動物愛護法、ですが、道路にいた子に対しては遺失物法、更にその子が亡き骸であった場合は動物の死骸として廃棄物の処理及び清掃に関する法律…と、法律上では「その子をどう解釈すべきか」が、非常に難しい事なうえ、私は単純にフェレットという生き物に対しての思い入れが強すぎて「できたらこうしてあげて欲しい」がやっぱりどんどん出てきちゃって…

でもそれではトラブルに発展する事があるのも知っているから…って、一言で「こうして下さい」と、まとめる事が出来ないのです。

だから、「一般的なお話し」として言える事は、やはり、先ほど言った「道路緊急ダイヤル#9910へ知らせてください」となります。

そして今回のお話し、亡くなってしまっている子に対して「良かった」なんて言葉を使っていいのか最初はとても悩みましたが、でも、優しい気持ちと行動で、お家に帰れたという、その事実は、やっぱり「良かった」と心から思うから、あの子のこのお話しに便乗して、私の中にある、「できたらこうしてあげて欲しいな」って個人的なお話しを書かせて頂く事にしました。

今後、ご自身がそういう場面に直面した時、どうすべきか、その参考に少しでもなれたら良いなと思います。

最後になりますが、今日のお話しでもお分かり頂ける通り、「脱走させちゃった時」に、かかりつけとかそういう事は関係無く「近くの動物病院へも問合せをしてください。」と私たち保護活動者が言うのには、こういう例があるからだと、それも少し、覚えておいて頂けたらなと思います。

⇒『フェレットを脱走させた!近くの動物病院へ問合せるその理由

健やかなニョロニョロ生活を☆彡

-いたち(フェレット)
-, ,

Copyright© いたちのおうち , 2020 All Rights Reserved.