身を守るために臭いオナラを発するイタチ科の生物…
スカンクが代表例といったところでしょうか。
フェレットも本来は強烈な悪臭を放つ分泌液を肛門腺に持っています。
ですが、フェレットは「日本のペットショップに来る前に臭腺除去手術が済んでいる」事は当たり前に知られてきたので、もうそんな事を言ってる人は少なくなってきた思います。
イタチ科の動物が特別に臭いのでは無く、そのオナラが臭いだけです。
それが無いのだから臭くないのです。
でも昔はその辺の事が分からずに「フェレットは臭い」と思っている人がたくさんいました。
いつまでもそれを理由に「臭い」と思っている人には優しく教えてあげましょう。
何なら、匂いを嗅がせてあげたら良いと思います。
あなたが「臭くない」と思っているあなたのニョロリンを嗅いだ時に「臭い」と言ったら…それはその人の感性です。
その人が悪いわけでも、もちろんニョロリンが悪いわけでもありません。
仕方が無い事なのです。
仕方が無い事にいちいち腹を立てる必要も無いし、気分を害したり害されたりする事もありません。
「匂い」に対する感覚というのはそういう物です。
そこは「そう思うんだ」でサラッと済ませば良いのです。
肝心なのはそこではありません。
フェレットは臭い?年寄りからは加齢臭、獣からは獣臭。それが自然の摂理です。
最近では「スメハラ」だなんて言葉に乗じてヒステリックに大騒ぎしている人を時々見かけますし、
「加齢臭対策」と銘打っただけで商品の売上が跳ね上がるなんて話も聞きます。
ご主人にそういう商品を積極的に使ってもらっているご家庭も多いようです。
我が家もそうです。
かつて私のホームグラウンドだった歌舞伎町はその当時、ウルトラマリン(GIVENCHY)とエゴイストプラチナム(CHANEL)の香りが充満していました。
懐かしいなあ…今でも大好きだなあ。
そんな中で私自身もいつもむせ返るような香水臭を漂わせていました。
あー、懐かしいやら恥ずかしいやら。
タクシーやエレベーターにまで散々っぱら残り香をまき散らしてきた私が、今では「消臭」に気を付けているのだからおかしな話ですね。
当時の皆さま、ごめんなさい。
そんな事はどうでも良いのですが、人間からはやっぱり「良い香り」がした方が良いと思います、私は。
※無臭が一番良いのかもしれませんがこれは単なる私の好みです。
ただ「良い香り」の定義が人によって違うから困るんです。
色々問題になるのはそういう事だと思います。
だからやっぱり「無臭」を心掛けるべきなのかもしれませんが、それは人それぞれの感性で良いんじゃないかと思うんです、個人的には。
他人に不快な思いをさせないように「自分」が気を付ける
「自分でそう思う」だけで良いんですよ。本来は。
他人の「ニオイ」を気にするのではなく、「自分の」だけに一人ひとりが気を付ければ良い事なのです。
「おじいちゃんの匂いがする」おじいちゃん。
当たり前です、おじいちゃんなんだから。
加齢臭がする電車。
加齢の方がたくさん乗っていたらそうなるでしょうね、だから「加齢臭」なんです、当然です。
動物の匂いがするペット。
もう、分かりますよね?
書道を嗜み事にしている私から一言、申し上げますと「筆ペンというのは字を上手に書く為の物ではありません」↑がそうです。
弘法では無い私は正式な文字を書くときにはメッチャ筆を選びます。
今も選べば良いのにとは思いますが面倒なのでちょい書き用に置いてあった筆ペンを使い、わざわざ言い訳的な御託を並べております。
「匂い」はあります。臭い(くさい)か臭くないかは「その人」の感性。
上記に述べたように「フェレットだから臭い」という匂いはありません。
「体臭」いわゆるフェレット臭はあります。
それはどんな動物にもあります。
「動物の匂いがダメ」だという知人は比較的「無臭に近い」と言われているウサギの匂いも「臭い」と言います。
私はいつも一緒にいるからエルちゃんの匂いに鈍感になっています。
こうして記事を書くにあたり改めて嗅いでみました。
エルちゃんの生きてる匂いがしました。
可愛いニオイに癒されます。
なんて表現したら伝わるかなあ…
ずっと昔、友達が私の家に遊びに来てキョン君を見た時、匂いを嗅いで「わあ、こんなに可愛いのにやっぱりちょっと獣のニオイがするんだね、お前さん。
ちゃんと生きてるんだね。可愛いなあ」って言いました。
ちょっと変わった大胆で奇抜な絵を描く、独特な感性を持つ彼女が私は大好きでした。
マサミちゃん、今どこで何してるのかなあ…
キョン君のお話⇒フェレットとハスキー犬のお話
彼女の表現が正解とは言いません(アーティスト気質な彼女の感性は独特ですし)
でも「動物の匂い」というのは、そういう物…愛しいニオイだと思ってもらえたら幸いです。
「フェレットが臭い」というのはフェレットに対する知識不足もそうですがそれよりも、その環境が放つニオイが「フェレットのニオイ」として誤解されて広まってしまっているんじゃないかなって思うんです。
フードの匂い(におい)がダメ、排泄物が臭い(くさい)
エルちゃんが我が家に来てすぐ、主人と都内のペットショップ巡りをしました。
うちの主人はそんなに動物に慣れてる方ではありません。
今ではどっぷりフェレットの魅力にハマっていますが当時はまだ「可愛いんだけど扱い方が分からないんだよなあ」な「慣れようとしてくれている」途中の感性でした。
そんな主人が何件目かのフェレットコーナーで「どうもこのニオイがダメだ」と言いました。
正直、私も長居はキツイなって思うニオイがしていました。
それは私のよく知ったニオイ…
ふやかしフードのニオイです。
ペットフードというのは慣れない人にはちょっと独特なニオイがする物が多いです。
ふやかしてある物は余計に香りがたちます。
それを「臭い(くさい)」と思うか臭いとは思っても「仕方ない」と思うか「臭いと思わない」かはそれぞれの鼻にしか決められない事なのです。
他人がギャースカ言ったところでどうにかなるものではありません。
だから、間違って欲しくないのが
って事。ペットショップの匂いというのは大体は置いてあるフードの匂いなんです。
試しに今度、抱っこさせてもらったフェレットの匂いを嗅いでみて下さい。
そこからは生き物が生きてる証拠の匂いしかしませんから。
可愛い匂いを思いっきり嗅いでみて下さい。
それが「臭い」と思った方は飼うのを諦めて下さい。
「目で愛でる」ペット人生を選ばれる事をお勧めします。
「毎日お風呂に入れれば良いじゃん」は人間だけ
以前、毎日パパさんとお風呂に入るニョロリンの投稿をどこかで目にしました。
それについては色んな意見があったようです。
ご本人も「色々意見はおありでしょうが」と分かったうえで公開されていました。
それについて私は「楽しそうで、何よりじゃないか♡」って思いました。
ニョロリンが楽しそうでパパさんも楽しいなら他人がゴチャゴチャ口出さなくて良いんです。
「他所はよそ、家はうち」なんです。
今日はそういう「楽しそう」なお家のお話しではなくて「ペットが臭いから」毎日お風呂に入れる。という考え方についてです。
そういう理由で「お風呂」を考えているなら逆効果ですよ。ってお話しです。
フェレット【お風呂とお水遊びは別】洗いすぎはダメ!洗いすぎないで欲しい理由
「フェレットのお風呂」については、これまでも何度か記事にしてきました。 その都度ちょっとしたボヤ騒ぎみたいになったりもす ...
昔は「ペットのお風呂は虐待」だと言われた時代もありました。
それは極端な表現ではありますが、
「自然界にいる動物はお風呂に入らない」という考えからいうとあながち間違った話でもないのかもなとは思います。
ですが、ペットは自然界にいる動物ではないので、あなたが「いれてあげよう」と思ったらいれてあげて下さい。
ノミダニ対策にももちろんなりますし、適度なシャンプーは体臭の軽減にも有効ですから。
ただし、頻繁に洗いすぎてしまうと皮脂の分泌が過剰になるので体臭は余計にきつくなります。
思春期の間違った洗顔方法によるニキビトラブルと一緒です。
難しい話ではありません。
月に1~2度程度が理想だと言われていますが、その頻度は「あなた」が決めてあげれば良いのです。
フェレットをお風呂に入れよう!正しいお風呂の入り方?!正しい知識と楽しい気持ちで!!
昨日は一か月に一度の主人のお楽しみ「エルちゃんのお風呂の日」でした。 Twitterでフェレットが首に浮き輪を着けてもら ...
排泄物が臭いのは当たり前
「排泄物の臭いを軽減する効果」を謳った商品をどれだけ与えてもウンチはウンチです。
気になる前にとっとと片付ければ良いだけです。
フードを変えていないのにウンチの臭いがいつもと違うと思ったらそれは何かの病気のサインかもしれません。
そういう事を教えてくれる大切な物です。
あなたの大切なその子の物です。
ウンチに「臭い(くさい)」以外の感想を持ってあげて欲しいなって思います。
「トイレの事で困る」必要はありません。
「今日も元気だよ」って教えてくれるありがたい物なんです。
フェレットは布の上でもウンチをします!トイレで寝る事もあります!困る事ではありません!!
いたちのおうちにこのようなメールが届きました。 (略) 先日お迎えしたフェレット(バズバレーのメス2カ月)のライがトイレ ...